葬儀
横浜あおば霊苑
- 東急田園都市線「青葉台駅」6番バス乗り場より「市が尾駅」行きまたは「桐蔭学園前」行でバス約9分、「上鉄鴨志田口」バス停下車徒歩3分
- 神奈川県横浜市青葉区鉄町1777-1
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- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:年中無休
横浜市内からアクセスのよい青葉区の高台にある緑豊かな霊苑。お墓参りから法要、さらに永代供養やペットの供養まで対応している。安心して心地よく過ごせるよう配慮された空間で、コロナ禍でもゆったりとお墓参りを

生活圏にお墓を! 青葉区の高台、緑に囲まれた美しい墓苑で心癒される。コロナ禍でのお墓参りや法要も安心
2021年09月03日
生活圏にお墓を! 青葉区の高台、緑に囲まれた美しい墓苑で心癒される。コロナ禍でのお墓参りや法要も安心。
コロナ感染拡大によって、人々の生活は大きく変化している。帰省や旅行の自粛を求められる中、例年の習慣だったお盆やお彼岸などのお墓参りを控えた方もいることと思う。
そうしたことも踏まえて、今回は横浜あおば霊苑で今のお墓事情を伺うことにした。
同霊苑があるのは横浜市青葉区。横浜市内からのアクセスが良い立地だ(詳細はHPで確認を)。ゆるやかな坂を登り、高台にある霊苑に近づくにつれて、緑の香りと気持ちの良い空気に包まれていくような気がした。
「生活圏にお墓を」と要望する人が増加
横浜あおば霊苑を運営する、あおば霊苑サービス株式会社、取締役 能瀬克也(のせ・かつや)さんと部長の佐保勝巳(さほ・かつみ)さんに伺った。
日常的に墓苑利用者と関わっている佐保さん(左)と能瀬さん(右)
横浜あおば霊苑にお墓を購入されるのはどのような方が多いのだろうか。
霊苑のある横浜北部は東急電鉄が開発とともに30年ほど前から住宅地として発展してきた。そのため、地方出身の住民の比率が高く、お墓を持っていない方が多いエリア。当初は、そうした方々へのお墓の販売が中心だったという。
しかし、次第に事情が変化してきた。
「田舎にあるお墓を墓じまいして、こちらに移したいという相談が増えています。少子化の影響もあり、地元に実家のお墓の世話ができる人がいないケースが多いんです」と能瀬さんは言う。
また、帰省する機会が少ない地元よりも、自分の生活圏でお墓を持ちたいと考える方が増えているという。コロナの感染拡大で、帰省することが難しい状況になり、いっそうそうした想いを強くしている方も多いのだろう。
「自分の生活圏にお墓を持ちたい」と同霊苑を検討される方が増えている
ご夫婦がともに、実家のお墓を移すケースもある。両家の墓を霊苑内の別区画に持ったり、永代供養墓を選択されるなど、それぞれの家族の事情によって判断されるようだ。
いずれにしても、ひとつの霊苑内で両家のお墓を守り世話していけるとなれば、負担が減るだけでなく、今まで以上に手厚く世話をしていくことが可能になるだろう。
お墓の承継者がいなかったり、子どもたちに負担をかけたくないと考えたりして、永代供養墓を選ばれる方も少なくないという。
また、「ここにお墓を購入するメリットとして、ひとつの場所で移動することなく、お墓参りから法要まで完結できることを挙げる方も多いです。
ペット墓もあるので、すべてを1ヶ所でという意味からも好条件だと感じていただけるようです」と能瀬さんは語る。
ところで、横浜あおば霊苑にはさまざまな特徴のある区画が用意されているが、どのようなタイプに人気があるのだろうか。
能瀬さんによると、「テラス墓は価格も手頃で、お子様や車椅子の方ででもお参りしやすいので人気があります。もみじ区とあじさい区の一部にあります(他は完売)」とのこと。
苑内にある案内図。横浜あおば霊苑には全3620区画が用意されている
コロナ感染予防にも細かく配慮。安心してお参りや法要を
つづいて、コロナ対策について伺った。管理棟では消毒液の設置はもちろん、いたるところで、ソーシャルディスタンスが取れる配慮がされている。
管理事務所内での打ち合わせなどの際は、代表者1名のみが入室するように制限し、列に並ぶ人が密にならないように配慮がされている。
消毒液の設置、入室についての注意書きがされている管理事務所前
休憩所も、間隔を取って着席し、密にならないように対策がされている。
休憩所。椅子やテーブルの配置を工夫し、目印もつけて感染予防に配慮
法要堂では上部の窓を開けて常に換気を行い、法要の前後には、椅子や焼香台のまわりなど消毒液を使っての清掃。法事の際は人数制限をしている。
「最近、行われた法事では、大阪の実家に位牌があるが帰ることもできないからと、こちらの法要堂で法事だけを行い、大阪にいるお父様がリモートで参加されるケースもありました」というエピソードも。
さらに、同霊苑には、お墓参りに来られない方のためにお墓の掃除やお花の取り替えなどを行う「お墓参り代行」サービスがある。外出自粛、特に県境をまたぐ移動の自粛を求められている現在、東京都内にお住まいの方を中心に定期的に利用契約する方も増えているという。
また、お盆やお彼岸には最寄りの駅から無料の送迎バスを運行しているが、今年のお盆期間はお客さまが密にならないように配慮し、普段1台での運行を2台に増やした。
お花の購入にはPASMOやSuicaも利用可。接触機会を減らす工夫をしている
車椅子も使用前後に消毒し、貸し出しできるように準備(3台あり)。
愛するペットを供養したい気持ちに応える「ペット墓」
前にも少し触れたが、横浜あおば霊苑には、「ペット墓」も用意されている(同霊苑にお墓をお持ちの方のみ利用可能)。
「ペット墓」。埋葬されたペットの供養として年2回合同法要も行われる
「合同法要ではなく、家族同様の法要を望む方もいらして、最近でも3回ほど、僧侶に来ていただいて個別にペットの法要を行いました」と能瀬さん。
さらに、「人見知りする猫だったから、他の方々と一緒ではなく私たち家族だけで法要をしてあげたいと言われる方もいました。
また、12、3歳で亡くなった犬の埋葬に、家族以外に隣家の中学生くらいの子どもが参列しているのも見かけました。小さい頃からずっとその犬をかわいがってきたそうです」といくつかのエピソードを話してくれた。
合同法要と個別の法要では、当然、費用面も違ってくるが、それでも、自分たちのペットをより手厚く供養してあげたいと思うのだろう。家族同様に愛してきたペットへの想いが伝わってくる。
気持ちよく過ごしていただける霊苑への想い
最後に、お二人に霊苑づくりへの想いやお客様に対して心がけていることを伺った。
「横浜あおば霊苑では、永代使用権から墓石の販売、管理まで一貫して行なっています。霊苑とお客さまとは、いわばお寺と檀家のような関係。長い付き合いになるので、ここを家のように思っていただき、気持ちよく利用していただきたいと思っています」と能瀬さん。
「気持ちよく過ごしていただき、良い関係を築いていけるよう心がけています」
「お客さんが不自由なく、気持ちよく過ごしてもらえるよう細かいところまで気を配っています。手桶や手酌の数が足りているか、清掃は行き届いているかと毎日チェックします」と佐保さん。
さらに、お二人が言う「お客さまに気持ちよく過ごしてほしい」という想いが表れている苑内の特徴を見ていくことにする。
気持ち良い空間にしたいからこそ、苑内の植栽にも細かく配慮。植栽には、東京農大の非常勤講師でもあるランドスケープデザイナーが選んだ樹木を選定。月1回は造園師が入って、剪定やメンテナンスなどの手入れをしている。
四季折々に花を楽しめるように計画的に植栽。取材時、満開だったサルスベリ
ひと休みできる東屋やベンチなども配置され、ゆったりとお墓参りできる
また、並ぶ墓石のデザインが豊富で自由度の高いように感じ、その理由を伺ってみた。
「墓石の高さやデザインを統一している墓苑が多いですが、当霊苑では高さの制限のみで細かな規制はしていません。
また、石材店に委託していないので、ほぼオーダーメイドに近い形で好みの墓石をつくっていただくことができます」と話してくれた。なるほど、1社で販売から管理まで担っていることのメリットなのだとわかった。
管理棟のロビーにも特徴がある。ロビーの壁には絵画が飾られ、静かに音楽が流れているのだ。
「お客さまにゆったりと寛いでいただけるような空間にしたいと考えました」と能瀬さん。
確かに、一般的にお墓参りなどで訪れるお寺や霊苑事務所などとは異なり、落ち着いた雰囲気の中に開放感があり、リラックスできる空間だ。
ロビーから外に目を向けると水盤。ゆらゆらと揺れる水面に心癒される
霊苑にはどこか重苦しい雰囲気が漂うイメージがある。人の死と向き合う場所として、ある意味、当然ともいえるかもしれないが、故人を想うとき、人は必ずしも暗く沈み込むわけではないだろう。
ともに過ごした良い時間を思い出したり、その人柄を偲んだり、そういう時間はむしろ、心安らぐひとときになるようにも思う。
横浜あおば霊苑には、そんな気持ちに寄り添う心地よさがある。自然の美しさに癒される、開放感がある空間。訪れる方が、気持ちの良い時間を過ごすことができる墓苑だ。
取材を終えて
横浜あおば霊苑が混雑する時間帯は11時から12時半頃だという。家を出てお墓参りをして、その後、買い物やランチをして帰るという方が多いとか。
また、近くを通りかかったからとか、仕事の途中で時間ができたからと、ふらっとお墓参りに来る方もいるという。普段の生活の中に、ごく自然にお墓参りがあるのだ。自分の生活圏と離れたところにお墓があったら、とてもそうはいかない。お墓参りはホントに1日がかり、時には旅行と同じくらいの大きなイベントだろう。
生活圏の中にお墓があることのメリットをあらためて感じた。日常的にお墓参りができ、故人を静かに想う時間を持てることは、気持ちの余裕にもつながるのではないだろうか。
横浜のお住まいの方には、ぜひ、注目していただきたい霊苑だ。
―終わりー
※情報は取材時のものです
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基本情報
店名 | 横浜あおば霊苑 ヨコハマアオバレイエン |
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ジャンル | 葬儀,霊園,ペット霊園,終活,夫婦,家族,墓参り,代行サービス,カウンセリング,法要,永年供養 |
住所 | 〒225-0025 神奈川県横浜市青葉区鉄町1777-1![]() |
アクセス | 東急田園都市線「青葉台駅」6番バス乗り場より「市が尾駅」行きまたは「桐蔭学園前」行でバス約9分、「上鉄鴨志田口」バス停下車徒歩3分 |
駐車場 | 182台収容可能な、広々とした大型駐車場を完備 |
TEL1 | 0120-855-233 開苑時間:9:00~17:00 |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
URL | https://www.yokohama-aobareien.or.jp/ |
カード利用 | 利用可(詳しくは係員にご相談ください) |
個室 | 休憩室、法要室(2室)完備 |