一度は味わうべき、如水の「水炊き」
　 　　

さて　

さてさて　

さてさてさて

　
耶馬渓地鶏の鶏ガラをじっくり煮込んだスープは見ただけで、食べる前から「御馳走様」と口走ってしまうほどの説得力をもっている。そこに骨付きかしわ肉が入ってやってくる。かしわ肉、という呼び方がまた九州らしくていい（「し」にアクセントがつく）。
　

つくねは由美さんが

投入してくれます

　
つくねは自家製のナンコツ入り。
野菜盛は、水炊きには欠かせないキャベツにネギ、そしてニンジン、シメジ、ホウレン草に豆腐と盛りだくさん。
　

野菜も由美さんが
　

どっさり入れてくれます
　

湯気のむこうに幸せが待っている

　
ここでカーテンコール風に、これまで登場した料理に集まってもらいますね。
　

水炊き鍋、からあげ、とり天、鶏刺し、りゅうきゅうのみなさんでした！
　

いただきます！

　
由美さんは言う。
「こんなぽっとでの私が5年も店を続けてこれたのも応援してくれるお客様や野毛で知り合った皆さんのお陰ですね。すごく縁を感じます。6年目を迎えて大分出身のお客様もかなり増えてきたので今後はなにかつながりを作るようなことができたらいいなと思っています。料理は、中津、大分はもちろんのこともっと幅広く九州の郷土料理を提供していけたらとも思っています」
　

水の如き由美さん。ありがとうございます

　
　
　
取材を終えて
　
野毛の片隅に大分がある。器に合わせて形を変える水の如く、野毛になじんで6年。これからの「如水」も楽しみにしつつ、今回はこのへんで。博多、宮崎といった定番の九州料理とは一味違う大分を味わいに、ぜひ一度出かけてみてはいかがだろう。
　
　
―終わり―
　
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