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みんなのキニナル

    アクアライン開通20周年で千葉県知事は800円の暫定通行料金の恒久化を意気込んでいるようです。勿論対岸の神奈川県側にも様々に経済効果も得られているものの、もう一方のルートである東京湾フェリー(久里浜~...

    よこはまいちばんさん

    以前はまれぽで取り上げていた初音ヶ丘サークルKサンクスが、焼きたてピザやパンも扱うローソンに変わってました。交番裏の丘も工事中に…久し振りに保土ヶ谷公園と交番の辺りを取材してください。

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    県立がんセンターの重粒子線治療部門が専門医の相次ぐ退職意向で存続危機と。重粒子線治療はがん患者にとって現状での究極の選択と言っても過言ではない筈で、昨年2月からは先進医療にも適合されて待ち望まれていた...

    よこはまいちばんさん

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暮らす> 企業

株式会社ニッカイ

ビッグマック!? からドック設備改修まで、従業員総勢16人にできないことはない

最終更新日:2017年5月02日

046-824-1419

イチオシサンプル画像

横須賀の米軍施設を影で支える企業があった!? 日本の安全をメンテナンスする「ニッカイ」

平和を守るモチベーションは、故郷のお祭りで流れるはやし太鼓。あの余韻に浸りたいから、厳しい米軍の要求にも「納期割れ0」でミッションポッシブル!

DATA
住所: 横須賀市米が浜通2-4-5
京急本線「横須賀中央駅」から徒歩10分
営業時間: 8:00~18:00

横須賀米軍施設内の居住区エリアで車を降りると、わずかに「揚げ物」の香りが漂ってきた。学校帰りのティーンエイジャーたちは、ポテトやチキンをつまみながら、スーパーや映画館へと足を向けている。ときおり歓声が上がるのは、アメフトの試合を行っているグラウンドからだろうか。
 

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Googleマップでも確認できる「米軍横須賀基地フード・コート」の様子

 
「完全にひとつの街ですよね。軍人やその家族が長期にわたって暮らしていますから、そのために必要なものは何でもそろっています。我々のような指定業者は、ドック、事務所、工場、住宅等すべての施設をメンテナンスできないとダメなんです」
 
そう話すのは、横須賀市内に本社を構える総合建築業「ニッカイ」の代表取締役社長、坂本俊介(さかもと・しゅんすけ)さん。米軍に業者登録して以来、約30年にわたり基地を見守り続けてきた、いわば保守管理のプロフェッショナルである。
 

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空母「ミッドウェイ」の補修も手掛けたという坂本社長

 
はたしてどのような現場へ携わってきたのか、特別に許可を得たうえで案内していただこう。なお、機密保持の関係から、カメラの入れる場所には制限がある。今回は、同社が担当したドック回りの施設を、その一例としてご紹介する。
 
 
 
約150年前の施設が、いまだに顕在
 
横須賀湾に最初のドックができたのは1871(明治4)年のこと。首都東京に近く、入り組んだ海岸線のため波が立ちにくかったことなどが、その理由とされている。ちなみにこの年の東京で、火事に初めて消防ポンプが使われた。
 

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施設全体図、ピンク色の部分が「ドック」(Googleマップより)
 
nikkaicorp-article004

1号ドックは、マップの一番右下に位置する

 
「この辺には、まだ明治当初の建物が残っているんですよ。きょうは、そのなかの一つにご案内します。当社が3年前に受注した、ドック内の海水を排出・注入するポンプ施設です」
 

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地上部分は「横浜赤レンガ倉庫」を連想する造り
 
nikkaicorp-article006

その下に4基のポンプが設置されている

 
「4号ドックの大きさだと、水を抜くのに8時間くらいかかります。1時間でも減らせれば、それだけ作業時間が確保できますから、ある程度の能力は欲しいですよね。また、海水は鉄をさびさせるので、材質や耐久性といった面でも独自の技術が求められるんです」
 
出航予定が決まっている軍艦に「待った」は通じない。時間との闘いを制するのは、必ずしも職人の腕に限らず、こうした設備類も含まれるということだ。もちろん、米軍が示してくるさまざまな基準、耐用年数、国内外の法規などをすべて満たす必要がある。
 

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接岸した船のもやい綱を巻き取る「キャプスタン」という装置(同社施工)

 
「こうした工事は、複数の業者から入札によって指名するMACC(マルチ・アワード・コンストラクション・コントラクト)契約で行われます。俗に5000万円超の発注を『ビッグマック』と呼ぶのですが、普通ならゼネコンクラスが受ける規模ですよね。それを、総勢16人の当社が落札しています。技術と信頼がなければ、できない話でしょう」
 
ドックの設備も直せば、施設内にあるスーパーの外壁塗装も請け負う。電気設備はもちろん、上下水道工事もこなす。「ドックのある街」をメンテナンスするとは、つまり、そういうことなのだ。
 
 
 
不都合があるなら法律さえ変える、アメリカ独自の考え方
 
さて、ここからは専務取締役の坂本耕輔(さかもと・こうすけ)さんを加え、より具体的な内情を伺っていこう。例えば、日本の政府が主導する公共事業と米軍のMACCには、どのような違いがあるのだろうか。
 

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いずれ同社を承継するであろう、耕輔専務

 
「動きの早さに付いていくのが大変ですよね。アメリカ人は現実を優先するので、法律が合致していなかったら、法律そのものを変えてきます。現場が止まることはないですし、前回の仕様とうって変わることもある。前例や規則の確認に時間を取る日本の役所とは、根本的な発想が違うのです」
 
また軍艦は、設備の一部が壊れても大丈夫なように、必ず予備を持っているのだとか。例えばポンプなら、電動、蒸気、手動といった、動力源の異なる代替システムがある。したがって、保守の作業量は一般の船に比べて数倍。それでも納期割れをしたことは「1回もない」そうだ。
 

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クライアントにあたる、米海軍艦船修理廠(しゅうりこう)(SRF)の部隊章

 
「厳しい反面、仕事をニュートラルに評価してもらえるので、やりがいも感じます。会社の資本金とか規模は一切関係なし。実績と信用が左右する世界です。だからこそ当社のような企業でも、ゼネコンと互角、いや、それ以上に渡り合えるのでしょう」
 

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大企業の作業機器ですら、「ニッカイ」の敷設したレールなしには動けない

 
「建築回りでいろいろと勉強したい方は、ぜひ当社を受けてみてください。設計から施工、現場監督、ビル内の設備に外装、加えて通常では関われないドック設備改修など、ありとあらゆるスキルを学べます。学ぶというより、仕事をしていれば自然と身につくのでは」
 
プロフェッショナルでありながらゼネラリスト。職人でありながら工程管理を行うマネージャー。同社へ就職すれば、人が10年で学ぶことを、わずかな期間で身につけられるかもしれない。もちろん人材を鋭意募集中とのこと。感心がある方は、ぜひ。
 
 
横須賀進出の理由とは? >>

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