「ホワイトニング」という言葉を聞いて、どのような印象を持つだろうか。「高価なもの」「自分には縁遠いもの」と思っている方も多いのではないだろうか。もちろん、ドラッグストアで買えるお手軽なホワイトニンググッズもあるが、効果が実感できなかったり、成分について不安に思ったりしている方もいるのでは。
　
そんな中、手軽に歯を白く美しくできる、セルフホワイトニング専門店があると聞き、早速、取材に伺った。
　
　
　
閑静な住宅街にある「ホワイトニングスター」
　
セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングスター」があるのは横浜市中区本牧。
　

横浜市営バス「多聞院前（たもんいんまえ）」から徒歩1分

　
車や自転車、あるいはほかのバス停から徒歩の場合は、多聞院やその前の公園が目印になる。
　

ここ！　横浜市営バス「本牧原」からも徒歩5分ほどだ
　

「ホワイトニングスター」に到着！
　

オーナーの稲見シャーリー桃さん

　
稲見さんが歯に関わる仕事に初めて携わったのは、なんと高校生の頃。自身が通っていた歯科医院でのアルバイトがきっかけだった。大学在学中も学業に励みながら歯科助手をし、卒業後は歯科医院に勤務した。

　
その後、やがて美容の観点からも注目を集めるであろう「ホワイトニング」に興味を持ち、市内のアロママッサージ&セルフホワイトニング専門店スタッフを経て独立。2015（平成27）年9月、関内に「ホワイトニングスター」をオープンした。
　

2017（平成29）年4月には、本牧にある自宅にサロンを移転

　
自宅1階を改装したサロンは、白をベースにした清潔感のある雰囲気。けれども、病院のような殺風景な感じではなく、海辺のコテージにでも来たかのような、居心地の良さを感じる空間だ。
　

小物のコーディネイトにもセンスの良さが感じられる！
　

「自宅にサロンを設置したことのメリットは大きいです」

　
「時間にゆとりができ、お客さまからの急な予約にも柔軟に応じやすくなりました」と稲見さん。
　
電車の駅からは離れた本牧だが、JR根岸線「山手駅」、「関内駅」、「桜木町駅」などからバスの路線が多数あるので、意外に来店しやすいという声も多いとか。車での来店でも、サロンの駐車場や目の前のパーキング利用が可能だ。
　
　
　
セルフホワイトニングって何？
　
あらためて、ホワイトニングについて稲見さんに教えていただいた。
ホワイトニングには大きく分けて、「歯科医院で行うもの」、「歯科で歯型を作って自分で行うもの」、「セルフホワイトニング」の3種類がある。歯科で行うホワイトニングは、医療用の強い薬剤を使う分、ホワイトニング効果は高いが、歯の象牙質まで浸透するので、しみたり、痛みを伴ったりすることもあるという。
　

こちらのサロンで行うのは、「セルフホワイトニング」だ

　
セルフホワイトニングで使用するのは、医療用の強い薬剤ではなく、食品添加物としての使用も認められる安全性の高いものなので、子どもから高齢者まで安心だ。「ホワイトニングスター」では、その中でもホワイトニング効果が高い薬剤を厳選。同じ薬剤を使用しているところは、神奈川県内では、ほかにないそうだ。
　

メタリン酸を成分とした薬剤を使用

　
同店のホワイトニングが目指すのは、ナチュラルな白い歯。食べ物やコーヒー、赤ワイン、タバコなど嗜好品によるステインよる着色を落とし、子どものころのようにきれいな歯を取り戻すというところにある。
　
メタリン酸には、歯のエナメル質とステインの間に入り込んで汚れを浮かせてきれいに落とす効果があり、さらに表面をコーティングすることで着色や歯石の沈着を防ぐ。
　
「芸能人のような真っ白な歯を目指すなら、歯科医院でのホワイトニングが必要になりますが、そうではなく、透明感のある自然な白い歯を望む方にとっては効果的なホワイトニングです」と稲見さんはセルフホワイトニングの魅力を語る。
また、口の中を清潔にし、歯をコーティングするので虫歯や歯周病の予防はもちろん、生活習慣病予防にも効果が期待できるという。
　

確かな知識に基づき、詳しく説明してもらった

　
基本的に10分間のライト照射×2回を1施術として、料金は初回が3800円（税抜）、2回目以降は5800円（税抜）だ（ほかに、照射時間の長いロングコースや2名でお得になるペアコースもある）。
　
歯科医院のホワイトニングでは、この2～3倍の料金がかかる場合が多い。また、1万円以上の料金設定のセルフホワイトニング専門店もある中で、かなりリーズナブルと言えるだろう。
　
　
セルフホワイトニングでどれくらい歯が白くなる？　編集部が体験！　・・・≫