「文化の日」は横浜美術館30回目の開館記念日

1989（平成元）年11月3日「文化の日」に開館した横浜美術館が、2019年の同日で開館30周年を迎える。これを記念し、2019年11月3日（日・祝）は、現在開催中の横浜美術館コレクション展「東西交流160年の諸相」が、観覧料が無料となる。

2019年で開館30周年を迎える横浜美術館

観覧無料となる横浜美術館コレクション展「東西交流160年の諸相」は、「横浜開港160周年記念」をテーマに、横浜美術館の作品収集の大きな柱でもある「東西交流」を再考し、幕末・明治期の洋風表現の受容と展開、あるいはこの時期に来日した画家、版画家、写真家の活動に主眼を置くのではなく、時代を限定せず、開港期から第二次世界大戦後にいたる長い時間の中で、どのような異文化の響き合いが実現したのかを、いくつかのトピックで紹介する特別展だ。

歌川（五雲亭）貞秀　『横浜鈍宅之図』

また、11月1日（金）～11月4日（月・振休）は「バースデー・ウィークエンド」として、ギャラリートークやスタンプラリーなど、さまざまなイベントを開催予定。「芸術の秋」にお得に横浜美術館を楽しもう。

横浜美術館コレクション展「東西交流160年の諸相」　無料観覧日
■日程：2019年11月3日（日・祝）　10：00～18：00（最終入館は17：30）
※同時開催中の「オランジュリー美術館コレクション　ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展の入場には別途料金が必要（一般当日1700円ほか）。「絵でたどるペリー来航」展は無料。
https://yokohama.art.museum/special/30thAnniversary/special.html