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2013年の花粉飛散の傾向と対策を教えて!

ココがキニナル!

花粉症の時季ですが、2013年の花粉飛散の状況と対策を調べてください(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市の花粉飛散量(予測)は2012年の3.5倍。アレルギー症状が出ない体質づくりなど、今のうちからの準備が大切

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ライター:はまれぽ編集部

寒い日が続き、春が待ち遠しい時季だが、同時に気になるのが花粉の量。2012年は花粉の飛散量が少なく、花粉症の人にとっては比較的過ごしやすい年となったが、今年はそうはいかないようだ。

環境省が発表した「平成25年春の花粉飛散予測」によると、横浜市における2013年の花粉飛散量の予測は例年の1.8倍。飛散量の少なかった2012年の実測値に比べると3.5倍になる。

具体的には、2013年1月末から5月までの累積花粉飛散量(予測)で6240個/平方センチメートル。2012年の実測値は1807個/平方センチメートルだった。
 


平成25年春における都道府県別花粉総飛散量予測(環境省報道発表資料より)


花粉症に対して注意が必要になる目安が2000個/平方センチメートルであることを考えると、今年はいつも以上に十分な対策が必要になる。横浜市ではすでにスギ花粉が飛びはじめており、ピークは3月上旬になる見込みだ。

具体的にどのような対策をとればいいのか、NPO法人花粉情報協会の理事・事務局長などを務める東邦大学理学部訪問教授・佐橋紀男さんに話を聞いた。



花粉症対策は生活習慣の改善から

花粉症とは、花粉などの異物が体内に侵入することで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー症状が起こる病気。

当然のことながら、花粉に触れないことが最優先の対策となる。「最近はマスクもいろいろな種類が発売されていますが、一般的なマスクでも、裏にガーゼを1枚くっつけるだけでも効果はあります」と佐橋さん。バラエティ番組で紹介され話題となった、2枚のマスクの間にウエットティッシュを挟む方法も有効だそうだ。
 


佐橋教授は「花粉症Learning」で花粉関連の研究成果を発表している


体の免疫力を下げないことも重要。佐橋さんによると「酒やタバコを控えるなど、鼻の粘膜を刺激しないことが大切」とのこと。飲酒は毛細血管を拡張させるので、鼻づまりの悪化につながるという。喫煙や強い香辛料などの刺激も避けたほうがいい。

「ストレスを溜めない生活環境づくりも重要です。ストレスや睡眠不足は、自律神経を過敏にしてアレルギー反応を起こしやすくします。規則正しい生活を心がけてください」