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京急横浜駅構内で期間限定スイーツを販売する「スイーツカレンダー」

ココがキニナル!

京急鶴見駅、横浜駅、上大岡駅、出店している「スイーツカレンダー」。期間限定で、日本全国の様々なスイーツを販売していますが、どのようにして店を選んでいるのでしょうか(恋はタマネギさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「スイーツカレンダー」は京急ステーションコマース駅ナカ活性化チームの担当者が地元沿線の逸品や各地の名産品を選定し多くの人に魅力を発信!

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ライター:松宮 史佳

取材で横浜駅から京急に乗ると、いつも目にする店「スイーツカレンダー」。しかし実際に利用したことはなく、遠巻きに眺めていた。一体どんな店なのか!? 

インターネットで調べてみると、京浜急行電鉄株式会社の関連会社「株式会社京急ステーションコマース(資本金:5000万、従業員数:76名)」が展開しているようだ。担当者の方に取材を申し込むと、快く受けてくださるとのこと。松宮もキニナル「スイーツカレンダー」のナゾを探るべく、担当者の方を直撃!



「スイーツカレンダー」誕生秘話

京急ステーションコマース・リテール事業部駅ナカ活性化チーム主任の浅見さんと塩沢さんにお話を伺う。
 


(左から)さわやかな塩沢さん&浅見さん


「京急ステーションコマース」は2001(平成13)年に設立。京急線駅構内にある売店やテナント関連、セブンイレブンの運営・管理を行っている。
 


同社はグッズの販売も行っている(写真は塩沢さん所有のかわいらしいストラップ)

 
「スイーツカレンダー」は全国各地の和・洋菓子店などでの商品を“京急線駅の構内で販売する”という、京急限定のスイーツショップ。販売商品は一定期間で入れ替わる。

1号店は2011(平成23)年4月、“駅の活性化”を目的として京急鶴見駅にオープン。なぜ京急鶴見駅が“1号店”の地として選ばれたのか? 理由を尋ねると「旧売店の区画を有効利用するため」と浅見さん。また、乗降客数も多く、需要が見込めるのも理由だったそうだ。どの駅にオープンするのかという決め手は“タイミング”とのこと。現在では京急鶴見駅のほか、横浜駅や上大岡駅、追浜駅にも店舗がある。
 


「スイーツカレンダー」の1号店は京急鶴見駅なのだ!

 
もともと駅構内には“催事場”があり、靴や洋服などが販売されていた。利用客は年配の女性中心だったが、「より幅広い年齢層に発信したい」と売り場の内容の変更を決定。
弁当なども候補に挙がったものの、弁当は昼時しか売れない。しかし、スイーツならば時間帯を選ばず一日中売れる。加えて若い層にもアプローチすることが可能。なので「スイーツを販売することにした」そうだ。

「スイーツカレンダー」の利用客は7~8割が女性。時間帯により年齢層は変わる。昼間は百貨店に行くような年配の女性や若い主婦の方。夜は会社帰りの男性も。混む時間帯は夕方以降だとか。この傾向は全店舗同じとのこと。
 


見たことがある人も多いであろう「横浜店」


「スイーツカレンダー」という店名の理由は販売する商品が「一定期間で替わるから」。替わる期間は「店舗により異なる」とのこと。京急鶴見店と追浜店は半月、上大岡駅は10日ごと。横浜店は1つの区画で2つの店の商品を同時に販売。替わる期間は基本的に1週間とのこと。。

期間限定で商品を、替えている理由は「お客さんを飽きさせず、関心を持ってもらうため」。通勤や通学で駅を利用する人は毎日同じ。なので、いつも同じ商品を販売しても飽きてしまう。そのため、一定期間で新しい商品を販売することで新しい商品と出会い、楽しみになる。また、“駅から情報発信したい”との意図もあるそうだ。
 


販売する商品は店舗によりさまざま


「スイーツカレンダー」では基本的に、出店を依頼した店舗ですでに販売されている商品を販売している。だが、今回は特別に「京急とのコラボもの」を期間限定で発売するそうだ。夏の目玉は「ガトーよこはま」とコラボをした「京急オリジナルプリントチーズケーキ(1728円)」。 2100形と京急のシンボルキャラクター“けいきゅん(R),”を伝説のチーズケーキにプリントする。横浜店限定で1日なんと! 各10個のみという“超レアもの!”
 


伝説のチーズケーキに2100形がプリントされている


販売期間は8月5日から18日まで。ちなみに店舗には“ひっそりとチラシがある”そうだが、リリースは出ておらず、大々的には「まだ発表していない」とのこと! 「京急オリジナルチーズケーキ」の記事を掲載するのは“はまれぽが一番ノリ”! これはうれしい!!!
 


京急のシンボルキャラクター“けいきゅん( R)”がかわいすぎる!!!




スイーツは誰のセレクション!?

と、ここで「スイーツカレンダー」で「販売する商品は一体誰が選んでいるのか」と伺う松宮。すると、「僕が選んでます!」と塩沢さん。「おお~!」と松宮。商品の選定は“塩沢セレクション”だったのだ! これにはびっくり!!!
 


和気藹々(あいあい)の駅ナカチーム・塩沢さんと浅見さんは“チームワークもバッチリ!”


ちなみに、一号店である京急鶴見駅で最初に販売したのはタレント・田中義剛氏が経営する「花畑牧場」の商品だったとか。
 


「追浜店」では「花畑牧場」の生キャラメルを8月1日から15日まで販売する予定


次に販売するスイーツの店の選定法について尋ねると、「京急沿線の地元の人々に愛されている店や名産品を売る地方の店を中心にピックアップする」と塩沢さん。また、「ほかの沿線のスイーツを京急沿線に住む人々に発信する」という意図も込めて選んでいるそうだ。店を選定後、「和菓子だけ」など、同じジャンルのスイーツが続かないよう、スケジュールを組んでいる。
 


“塩沢セレクション”には和・洋のお菓子がバランスよく並ぶ


「スイーツカレンダー」の担当になり、「流行にはかなり詳しくなりました(笑)」と塩沢さん。最近の流行を尋ねると、なんと! “ポップコーンがキテる”とのこと。しかし、映画館で売っているようなポップコーンではなく、さまざまなフレーバーがついた1000円ほどの「高級なグルメポップコーン」が流行っているらしい! 「知らなかった!!!」と松宮。塩沢さんは最近のトレンドを調査すべく、デパ地下や百貨店のスイーツをチェックし、「ほかの沿線にある話題の店にも行っている」そう。