横浜みなと映画祭「私立探偵濱マイク大回顧展」はどんな様子?
ココがキニナル!
3月16日~20日に開催される横浜みなと映画祭。今年のテーマは「私立探偵濱マイク大回顧展」で、映画版とドラマ版全話が完全上映されるそうです!当日の模様を取材してください(ryoryoさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
映画3部作、TV版12話を観ることができ、愛車「メトロポリタン」や衣装も公開。トークショーでは主演の永瀬正敏が「濱マイク」への思いを語った!
ライター:桐生 由美子
トークショーの前に横浜みなと映画祭の会場を散策
(つづく)
映画版3作目「罠」は、ジャック&ベティで16:00から上映。観客は、ニューテアトルからそのまま移動してきているようだ。
新作だけでなく、懐かしの映画も上映している
次に向かうは、アートスペース「nitehi works」。林海象監督が京都で営むバーが、みなと映画祭の期間だけ「Bar探偵 in Yokohama」として出張してきているというのは以前掲載した記事でも触れた通り。さっそく様子を探りに行くことにした。
黄金町の路地にひっそりとオープンする「Bar探偵in Yokohama」
濱マイクの撮影で使った懐かしのグッズを展示
スタッフのみなさんも、はるばる京都から横浜へ
FMヨコハマのホズミンと丸山さん(会うような気がしていた・・・)
「nitehi works」のしゃれたインテリアのデザインが、ファッション好きな濱マイクの小物とマッチしていて、だんだん気取った気持ちになってくる。
いざ、トークショーの会場へ!
ここがトークショーを行う伊勢佐木CROSS STREET
ヨコハマ映画祭 実行委員長・北見さんの挨拶に続き、制作に関わった映画監督が登場。映画版、テレビドラマ版について制作当時を振り返る。
映画ファンには豪華すぎる顔ぶれ!
左から司会の横濱みなと映画祭・北見さん、総監督である林海象監督、制作当時助監督だった行定勲(ゆきさだいさお)監督、テレビドラマ版第1話の監督をした緒方明(おがたあきら)監督、行定監督と同じく制作当時助監督だった萩生田宏治(はぎうだこうじ)監督。
濱マイクの映画をつくりあげてきた林監督(左)と行定監督
行定監督は、当時、映画版の助監督として林監督を支えた。
「海象さんは、スタッフを巻き込む力がすごかった」といい、林監督のそのバイタリティで驚かされたのだという。
萩生田監督は、「今日は師匠でもある行定さんに会うので緊張しています。当時、林監督に怒られたことも思い出しました…」と、ポロッ。会場では笑いが起こった。
また、緒方監督は、「濱マイクのイメージをちゃんと残さなければいけないという思いが強く、“実際にここで生活をしてみなければ”と黄金町に住んで撮影をした」と語る。
だいぶ緊張もほぐれてきた・・・
林監督は、「濱マイク」発信地である横浜についてこう話していた。
「黄金町や伊勢佐木町には、僕の撮りたいものすべてがある。日劇がある黄金町の風景を見たとき、“我々のために誰かが作ってくれた、人が住んでいるオープンセットだ”と思いました」