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田園都市線・藤が丘駅前の目立つ噴水ってどういう経緯でできたの?

ココがキニナル!

青葉区の藤が丘駅前のバス停付近に、昔から噴水がありますが、作者、建設経緯など是非取材してください。キニナル。(にゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

1966(昭和41)年に路線の延伸を記念して、志水晴児氏によって作られた作品だった。残念ながら現在は噴水としては稼働しておらず、再開の予定もない

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ライター:田中 大輔

しかし、残念ながら・・・



さて、この「掌の家族」だが、現地で写真を撮りながら水が景気良く噴き出す瞬間を待っても、一向に噴水らしい姿を見せてくれない。不思議に思い地元の人に聞いてみると「今は噴水としては動いていないんじゃないか」という答えが返ってきた。

もう長いこと稼働しているのを見たことがない、とのことで噴水としての役割は果たしていないのだろうか。
 


池には水が張られていて、今にも水を噴き上げそうだが・・・


東急に尋ねてみると「2008(平成20)年度までは稼働していたんですが、今は動かしていないんです」と、ちょっとさびしい答え。

その理由は、維持費削減のため。
横浜市内の噴水は撤去が進んでる!? 噴水を取り巻く事情を調査!」でも取り上げた通り、噴水というのはとかくお金がかかってしまう施設でもある。水道代はもとより、ポンプの電気代や水質を保つためのお金、メンテナンスにも費用がかさむ。

そんな「きれいだけどお金がかかる」という噴水の宿命を背負っているのは「掌の家族」も同じようで、もう4年以上も動いていないことになる。
機能としては動かすこともできるそうだが、現時点では再開の予定はなし。
 


植え込みの片隅にはこんな機械も。「噴水制御盤」と書かれている


というわけで、今となっては噴水というよりも、石のモニュメントといった趣が強いようだ。



取材を終えて



周囲をたくさんの緑に囲まれ、今でも池に水を湛えている「掌の家族」。
実際に見ると分かるが、なかなかの存在感を放っている作品ではある。それだけに動いている姿を見てみたかったものだ。ちょっと残念だが、費用の問題ばかりはどうしようもない。
 


暮れなずむ街に映える「掌の家族」


それでもあのモニュメントは、藤が丘駅のシンボルとして存在感を示し続けている。
開業当時から47年間、駅前の風景を彩り続けた「掌の家族」は、噴水としては動かなくとも、今後も変わらず人々の生活を見守り続けていくのだろう。


―終わり―
 

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