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中華街に温泉がある!?ライター松宮が「恵びす温泉」に突撃!

ココがキニナル!

中華街のそばにある「恵びす温泉」が気になります。天然温泉なのでしょうか?(よしあきさん)/かなり入りづらいです。あんな所に本当に温泉なんて湧いているの? (1000bayさん)

はまれぽ調査結果!

「恵びす温泉」は天然温泉ではなく、ラドン温浴。屋号として“温泉”を使用している。中は6つの浴槽と2種のサウナを格安で利用できる施設だった!

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ライター:松宮 史佳

「恵びす温泉」に突撃!

(続き)

ここで「恵びす温泉」という屋号の由来を尋ねる。中村さんによると、銭湯業界の屋号には縁起のよい「えびすや大黒などの七福神」から付けることが多いらしい。それにプラスしてオーナーの名前から“恵”を入れ、“恵びす”にしたのではないかとのこと。

「恵びす温泉」は天然温泉ではなく、ラドン温浴。「冷え性や身体の自己調整力の回復、増強に効果がある」とされているラドンの原石を浴槽に入れている。“温泉”と入っているが、役所からきちんと許可をもらい「屋号として使用している」と中村さん。たまにお客さんから「天然温泉か」と聞かれることもあるが、「違います」ときちんと説明しているそうだ。

中華街に創業した理由を伺うと、もともとは別の方が「山下温泉」という銭湯を経営しており、「それを先代が買い取った(by中村さん)」という。
 


中華街から徒歩5分ほどという場所柄もあって、観光客から外国人と幅広い
 

営業時間が午前11時から深夜1時までなのも魅力


一般的な銭湯の営業時間は大体、15時ごろから23時まで。だが、「恵びす温泉」の営業時間は11時から深夜1時とかなり長いのが特徴。朝の時間帯は地元の人々をはじめ、大浴場がない近隣ホテルの宿泊客が「広いお風呂に入りたい」と利用することが多いそうだ。夕方は出勤前のホステスさん、夜は仕事帰りのコックさんや会社員が「ひと風呂浴びたい」と立ち寄るとか。



実際に銭湯へ!



お話を伺っていると、あっという間に開店時間の11時に!
開店と同時に高齢者を中心に多くの人々が中へ。
 


フロントでロッカーキーとタオルを受け取り、女湯に向かう
 

写真撮影のため、開店前に入れていただいたので中にはまだ誰もいない
 

荷物をロッカーに入れる


着替えていると、常連だというおばさんが「今日も暑いわねえ」「お風呂に入っても結局汗かいちゃうわ」と話しかけてくる。

一方では、おばあちゃんと一緒に来たお嫁さんがメガネを外し忘れ、「メガネ、メガネ!」とロッカーに舞い戻る。

・・・なんだか昔ながらの銭湯を彷彿とさせる光景だ。
 


脱衣所は清潔感があり、広々
 

ドライヤーは3分20円
 

いよいよ入口から中へと突入!