検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

おいしい・安い・揚げたて・ソースが絶品! 本当は誰にも教えたくない山元町の「フライ屋さかい」に突撃!

ココがキニナル!

山元町にある、フライ屋さかい。美味しい、安い、揚げたて、ソースが絶品。あまり広めたくはありませんが、まじめにお勧めです。取材お願いします(あめまさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「フライ屋さかい」は約45年前に屋台からスタート。フライは80円からと格安でサックサクの衣とソースが絶妙。お客が途切れない人気店だった!

  • LINE
  • はてな

ライター:松宮 史佳

始まりは屋台だった「フライ屋さかい」の歴史



突撃で正体を明かし、取材を申込む。すると「いいですよ」と女性は快く受けてくれる。
 


店主の坂井圭子さん


「フライ屋さかい」は約45年前に圭子さんの祖父と祖母が創業。始めは「屋台だった」とそうだ。現店舗に移転したのは20年ほど前で「母の代」と答えてくれる。学生時代から店を手伝っていたという圭子さんは約14年前に店を継いだ。

創業当時のメニューは「ポテト」「牛もつ」「串かつ」の3種類のみ。以後、メニューが増え、現在は全12種類。人気のメニューは「ポテト」「メンチ」「コロッケ」。ちなみに圭子さんのお気に入りは「アジ」だそうだ。「牛もつ」「ちくわ」「うずらの玉子」は80円からと超格安だが、大丈夫なのか!? 心配になり伺うと、「薄利多売です(笑)」とのこと。

揚げ物で使い、切って半端になったジャガイモやタマネギも「ポテトサラダに使用している」と圭子さん。素材を無駄なく使い、工夫しているのがうかがえる。

ちなみに「ハム」「ちくわサラダフライ」「アジ」は圭子さんが考案した。
 


圭子さんが考案した「アジ」


「ちくわサラダフライ」は2009(平成22)年の「開港150周年」の際に商店街のイベントとして作ったのがはじまりらしい。
 


「ちくわサラダフライ」は期間限定で販売(10月1日から5月31日まで)
 

お気に入りの「メンチ」を自分用に5つ持ち帰り


そのほか、揚げ物ではないが「ポテトサラダ」は“夕方には売り切れてしまうこともあるほど”の人気だとか! 「ポテトサラダ」や「コロッケ」に使用するジャガイモは北海道産のものを中心に使用。だが季節により異なるため、「ポテトサラダ」は使うジャガイモにより味付けなどを調整しているそうだ。

客層は近所の人が多い。しかし、以前近所に住んでいた人が(引っ越し先の)千葉や茅ヶ崎からも来るという。海外在住で帰国すると必ず来るという人や親子二世代・三世代で通う人も多数。客数はその時々で違う。
 


毎日放送のTV番組「ごぶごぶ」にも登場した


混む時間帯は日にもよるが、平日は夕方、土日は1日混むと圭子さん。昼は年配の方や主婦、夜は会社帰りの男性の姿も。男性は「奥さんに頼まれて買いに来る人も多いですね(笑)」とのこと。

営業時間は昼12時半から夜8時半まで。昼はスタッフの方が1名いるが、夜は圭子さん1人。「大変では?」と松宮。やはりお客さんが重なると、1人では大変だそう。しかし、時間がかかるものから揚げていくなど、お客さんを待たせないように工夫しているそうだ。定休日は木曜日のみ。
 


自分が倒れたら店を開けられないので、「体調管理には気を付けてます」

 


おいしさのヒミツ



と、ここで“サックサク”の衣について伺うことに。パン粉は創業時より同じ。細かいパン粉を使っているそうだ。ちなみに卵は使っていない。揚げる温度は感覚で揚げているのでわからないとのこと。肉や魚などの素材は長年つき合いのある業者から仕入れている。「コロッケ」や「ポテト」、「ポテトサラダ」に使うジャガイモは(時期にもよるが)可能な限り北海道産を使用している。

ソースはオリジナル。創業時より継ぎ足しで使っている。
 


40数年継ぎ足しで使われている秘伝のソース
 

ソースはたっぷりかけ、漏れないように後でしっかりと切る


創業時より“衣もソースも変わらない!”なので、多くの人が親子二世代・三世代で通い続けるのだろう。

夜は混んでいたが、昼はどんな感じなんだろう? 人気の「ポテトサラダ」も購入したいので、日中にも行ってみることに!
 


お客さんの声は?



・・・翌日。開店早々の12時半に到着。と、お客さんが続々とやって来る。購入し終えたお客さんにインタビューを敢行。山元町に住む70代女性は「20年間通っており、月に1~2回来る」とか。よく買うのは「ポテト・イカ・コロッケ」。「おいしいし、安いのでよく来る」と答えてくれる。

「毎週来ている」という、伊勢佐木町に住む西澤さんのお気に入りは「ハム」や「一口ヒレカツ」。そして「ポテトサラダ」もよく買うそうだ。
 


途中でバスを降りてまで「ここでフライを買う」とのこと!


元町に住む70代女性は「初代(屋台)のころから来ている」とのこと! ポテトサラダだけ買いに来ることもあるそうだ。
 


ついに「ポテトサラダ(280円)」をゲット!
 

「アジ」と「メンチ」も購入!
 

購入者向けの椅子に座って「アジ」と「メンチ」、「ポテトサラダ」を食す


・・・「ポテトサラダ」は今までに味わったことがないほど超クリーミー! 普通、ポテトサラダというと、ジャガイモが主役でかたいイメージ。だが、これはタマネギがたっぷり入っており、軽やかな食感をつくり上げている。ものすごくおいしい! 人気の理由がわかった気がする。

サックサクの揚げ物はもちろん、クリーミーなポテトサラダを食べて、大満足! “揚げたてをその場で食べられる”というのは、本当にしあわせ! 

「今日も頑張ろう」と店を後にした。
 
 
 
取材を終えて

「フライ屋さかい」は店主の圭子さんが1つ1つ丁寧に揚げている昔ながらの揚げ物屋さんだった。このご時世、1つ80円から販売しているのに驚いた。
 
個人的には肉汁が溢れる「メンチ」とホクホク「コロッケ」がオススメ! また、後を引く「ポテトサラダ」も絶品。どちらもまた食べに行きたい!
 


最後は「ありがとうございました」が見送ってくれる



―終わり―
 
フライ屋さかい
住所/横浜市中区山元町2-95
営業時間/12:30~20:30
定休日/木曜日
電話番号/なし
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 屋台の頃、食べたなぁ〜(^_^)懐かしい頑張れ山元町商店街✌️️

  • 40年くらい前、フェリスの女の子と付き合っていた頃、良く行きました。渋谷から。横浜に引っ越してからも。今は車が無いのでなかなかいけません。残念!。ここの継ぎ足しのソースがたまりません。揚げたてをその場で食べて下さい。安いので大量持ち帰りもいいですが、ソースは忘れずに。

  • 昔は角っちょの屋台でしたよね?子供のころにお墓参りの帰りに親に買ってもらって食べてました・・思い出の味のひとつです。

もっと見る

おすすめ記事

野毛の三大にんにく料理をはしごすると、臭いはいつ消える!?

一歩足を踏み入れれば、そこはもう北海道!? 道民も驚く味がそろう、野毛の隠れ家的和食料理店「ぽあろ」

  • PR

南区中村町にある取材拒否のスーパーディープな「三吉橋フライ」

女子ウケ抜群♪ 串揚げ×ワインでオシャレにいただくのがハマのスタイル!「串揚げとワイン はち」

  • PR

伝説のチーズケーキって何が伝説なの?

フカヒレ姿煮がのった豪華メニューも1人2400円で食べ放題! いま中華街で話題沸騰の「中国飯店」

  • PR

アメ車・クラシックカーのエンスーが感動!車を眺めて酒が飲めるバーって?

女子に密かなブーム? 精力増強に留まらないスッポンの魅力を伝える、野毛の専門店「横浜味処 あぐら亭」

  • PR

こんな記事も読まれてます

食欲の秋・魅惑の横浜(2013年10月25日号)

食べる工芸品!? 手書きの看板がいい味を出す鶴見区の老舗ベーカリー「コンガリアン」について教えて!

チョコの中には洋酒爆弾!? 1玉で酔えるラムボール「酔寿」で横浜バレンタイン

【編集部厳選】急に寒くなったので、辛いものでも食べてひと汗かこう!

横浜市内でオリンピックのパブリックビューイングをやっているお店はどこ?

【編集部厳選】チョコだけじゃない! たまには違うスイーツはいかが?

横浜でガッツリみそラーメンが食べられるお店ってどこ?

伝説のチーズケーキって何が伝説なの?

新着記事