検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと女子大生がコラボした限定販売の弁当について教えて!

ココがキニナル!

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが相模女子大の学生とコラボしたという弁当の詳細やこだわり、味は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

開発に10ヶ月を要した弁当は地産地消にこだわった「神奈川の春みーつけた弁当」など2種類が1944円で1日50個限定。横浜の春を感じられる

  • LINE
  • はてな

ライター:はまれぽ編集部

女子大生のアイデア×シェフのアレンジ



「食」に携わる学生らしく、2種類の弁当は栄養価にも配慮した。
両方とも成人男女が1食で摂取すべきカロリーに抑えたうえで、主食・主菜・副菜の計13品をタンパク質、脂質、炭水化物のバランスよく取り入れた。
 


栄養バランスも考慮
 

その上で男性向けの「神奈川の春みーつけた弁当」は約800kcal、女性向けの「春の神奈川いいとこどり弁当」は約650kcalに仕上げた。

そして、いよいよお待ちかねの試食タイム。
10ヶ月の苦労を重ねた会心の弁当と対面した瞬間、学生たちは満面の笑みを浮かべ、早速実食。
 


 

「きれい」「かわいい」「おいしい」の大合唱
 

野々部シェフも「大変だった」というのは、ハート形の玉子焼き。

通常の玉子焼きは何度も巻きながら焼いていくため、長方形にはしやすいが、変形は難しいのだという。野々部シェフも当初は二つに分けた玉子焼きをくっつけて配置しようとしたが「ハートを二つに分けるのはよくない」という学生の意見もあり薄く焼いた玉子をミルフィーユのように重ねてハート形を実現した。
 


手間もアイデアも詰まったハート形の玉子焼き
 

ハンバーグもハート型
 

このほか、横浜産の豚肉を使った「ハニーマスタードミルフィーユかつ」や三浦市の春キャベツであんを包んだ「シュウマイ姫」、生産量全国一を誇る小田原市の桜の塩漬けをあしらったご飯、地物の柑橘類「湘南ゴールド」を使ったデザートなど盛りだくさんな内容になっている。

試食を終えた学生からは「自分たちが考えたレシピをもとに、わがままな意見も取り入れてくれた。こんないいお弁当ができるとは思わなかったので、大満足」「ふたを開けた瞬間に笑顔になれるし、食べても味や食感だけでなく、県産食材に関する新しい発見ができる」という声が上がった。
 


食べるだけなく、しっかり振り返りも
 

管理栄養士を目指している長山さんは「管理栄養士が作る食事は塩分など制限がかかることが多い。作って食べて終わり、というのではなく『食べる喜び』『食事を楽しむこと』を伝えられるようになりたい」と込めた思いを語ってくれた。

「始めたころは完成系がイメージできず、苦労が多かった」という山口さんは「いい経験になった。自分の糧になる」と話し、安井さんは「作る側が楽しくないと、おいしいものはできない。みんなに助けてもらいながら楽しくできた」と振り返った。
 


充実した表情の(左から)安井さん、長山さん、山口さん
 

吉岡准教授は「至らない部分もあると思うが、学生が純粋に食べる人たちのことを考えて作ったという思いが込められたお弁当だということを受け止めてほしい」と話し、学生には「試行錯誤しながら仲間と精いっぱい取り組んだ気持ちを忘れず、立派な社会人になってほしい」とエールを送った。
 


充実感に満ちた表情の学生に囲まれる吉岡准教授(写真中央)
 



取材を終えて



お弁当1つに1944円と言われれば高いと感じる人の方が多いと思う。
しかしそこには、今は未熟かもしれないが、決して遠くない将来に我々の「食」を担う学生たちの「食事を楽しんでほしい」という想いが込められている。

春の訪れとともに、そんな思いが詰まったお弁当を楽しんでみるのもいいかもしれない。


―終わり―
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 産学連携コラボのお弁当には知恵とアイデアが凝縮しているようで一度お相伴にあずかりたいです。

おすすめ記事

横浜ならではの地場野菜とは?

女子ウケ抜群♪ 串揚げ×ワインでオシャレにいただくのがハマのスタイル!「串揚げとワイン はち」

  • PR

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルに女神像?

通りかかるとゴマ油の香ばしさに誘われてお腹がすく。昭和33年創業の関内の名店天ぷら・肴「登良屋」

  • PR

洋食の街、横浜の料理人に密着「横浜コック宝」相生町「グリルエス」編

野毛のリトル大分で郷土料理と銘酒を存分に味わう「如水」

  • PR

大船にオープンしたハングリータイガー系列店「TORAのお肉屋さん」ってどんな店?【本社直撃】

牛肉はA5ランクは当たり前、さらに等級にもこだわる至極の味わい。牛鍋・しゃぶしゃぶの「じゃのめや」

  • PR

こんな記事も読まれてます

竹林に囲まれた日本家屋? 妙蓮寺、築50年以上の古民家カフェに突撃!

浅間町の一体何屋なのかわからない食堂に突撃!

GWに食べたい横浜中華街の“ゴールデン”なグルメとは?

おいしい・安い・揚げたて・ソースが絶品! 本当は誰にも教えたくない山元町の「フライ屋さかい」に突撃!

1ヶ月間しか食べられない!? 上海蟹の美味しさを中華街で検証!

横浜駅周辺の美味い「居酒屋ランチ」スポットを大調査!

【閲覧注意!】中華街の「ヨコハマおもしろ水族館」で、深海生物「オオグソクムシ」をライター・秋山が実食!?

洋食の街、横浜の料理人に密着「横浜コック宝」相生町「グリルエス」編

新着記事