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激辛! 辛うま! の「蒙古タンメン中本」、神奈川初上陸の川崎店に突撃!

ココがキニナル!

神奈川に激辛!辛うま!で有名な「蒙古タンメン中本」が川崎店に進出。埼玉にあるのに横浜へはなぜ来ない?ポイントでステッカーやTシャツがもらえる?ぜひ取材を!(プライドさん)

はまれぽ調査結果!

神奈川初進出の「蒙古タンメン中本 川崎店」。絶品の旨辛ラーメンの数々は女性人気も高く、ポイントを貯めるとスカジャンももらえる!

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ライター:三輪 大輔

「蒙古タンメン 中本」のこだわりの数々


 


中本秘伝の一味唐辛子は、同店の味を再現するのに欠かせない


「うちのラーメンは、スープが出来上がって終わりじゃない。そこからがラーメン作りのスタートになるんだ。中華鍋を使って、肉野菜を炒めて、煮込んで、弱火で寝かす。手間をかけるからこそ、コクが生まれて、旨みも引き立ってくるんだよ」

こうした味を再現するには、店舗で働くスタッフが重要となる。それが同社の「人ありき」の経営に繋がっていく。
 


社員が新年の抱負をしたためた色紙の数々


「中本の味を作れるようになるまで、ある程度の年月がかかるよ。だから人が育って初めて、次の店を出すようにしているんだ。何店舗も出した結果、中本の味を再現できなくなったら、来てくれるお客様に申し訳ないからね」

「蒙古タンメン中本」は15周年を迎え、都内を中心に16店舗を展開しているが、その数字は着実に人材が育っているということを意味してもいる。FC展開などの話を持ち掛けてくる業者もいるという。しかし中本の味を守るため、その味を楽しみにしているファンの期待に応えるため、売上を求める経営は行わない。

時間をかけて人を育て、中本の味をお客さんに届けらることを大切にしているのだ。川崎店も、こうした理念のもと、出店が決定した。
 


川崎店のオープン時の様子
 

多くの雑誌メディアにも取り上げられている


もともと白根氏は埼玉の熊谷出身であり、地元に対する強い愛着を持っている。しかし、神奈川への出店を求める声は前々から多くあり、ずっと計画を進めていたそうだ。神奈川初進出まで、多くのクリアすべき課題があったが「ファンの期待に応える」ため、家賃の問題、そして都内を中心に展開しているほかの店舗との親和性なども考慮して、川崎への出店を決定したという。

「横浜や川崎で、いくつか店舗の候補があったんだけどね。リソースやさまざまな条件などを考慮した結果、最終的に川崎へ出店することに決めたんだよ。うちの目標は全国制覇。だから、いずれは横浜にも出店して、どれだけ家系ラーメンと勝負できるか挑戦してみたいと思っているよ」
 


「全国制覇」と書かれた額縁が本社に飾られている


「全国制覇」。
その実現に向けて、神奈川初進出の川崎店は、同社にとって大きな一歩となるだろう。なお、まだ同店の出店がない地域の方が「蒙古タンメン中本」のエッセンスだけでも楽しめるように、カップラーメンなどを発売している。
 


カップラーメンは7年近く愛されるロングセラー商品となっている


最後に、同店が行っているポイントについて尋ねてみた。中本では「500円=1ポイント」で貯めていく全店共通のポイントカードがある。ポイントに応じてもらえる景品には、タオルやマグカップをはじめ、なんとスカジャンまで用意されているという。

「キッカケは、お客様に『Tシャツを売ってよ!』っと言われたことだね。でも売るのも申し訳ないんで、ポイントを貯めた人にはプレゼントしようと思って始めたんだよ。最近では、中本の景品で、全身コーディネートできるようになってさ。だんだんと景品の数が増えているけど、何を景品にするかのピックアップは自分の趣味になっちゃているかな(笑)」

ただ、景品に関しても「ファンの期待に応える」という考えに沿っていることは間違いない。
 


ポイントでもらえる景品の数々


創業当時の話から聞けて「蒙古タンメン中本」の魅力を深く理解することができた。白根さん、ありがとうございました!

それでは川崎店は、どのような店舗になっているのだろうか。早速、現地に飛んで調査をしてみることにした。