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相模原市が10億円かけて美術館を2つ作る理由は?

ココがキニナル!

相模原市がJR相模原駅と橋本駅周辺に美術館を整備する構想を策定したけど、詳細は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

橋本美術館は暫定施設の「アートラボはしもと」を踏襲し、2020年度の開館を目指す。相模原美術館は未定。総事業費は「10億円はいかない程度」

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ライター:はまれぽ編集部

橋本を先行整備



宮崎課長によると、相模原・橋本ともに規模は未定。美術館(橋本)については、「10億円はかからない」との見方を示している。

整備の基本理念は「さがみはらの未来へ向け、市民とともに、まちづくり、ひとづくり、ものづくりをおこなうアートフィールドの拠点」としており、現在進行形のアートや土地に根差したアートを発信していくことが目的だという。
 


相模原市の美術館整備の基本方針
 

2つのうち、橋本を先行して整備していく考えで、2020年度の開館を目指している。

橋本美術館は「アートラボはしもと」を踏襲するイメージで、これまでに培った地域住民や地元商店街とのネットワークを生かしつつ、市民との連携・交流による新たなアートの創造と学びの場を作る。加えて、子どもも気軽に利用できるプログラムなども充実させていく。
 


橋本美術館のイメージ
 

一方の相模原美術館は2014(平成26)年に一部返還が実現した相模総合補給廠(さがみそうごうほきゅうしょう)内に建設予定。
こちらは多様な作品の展示などを行う、一般的な美術館としての機能が強い。

しかし、補給廠全体の整備計画と、補給廠を通って小田急多摩線を延伸する計画もあるため、全体の整備状況を見ながら進めなければならず、オープンのめどはたっていない。
 


相模原・橋本美術館の基本方針(クリックして拡大)
 

市の基本構想について相模原、橋本両駅周辺で各10組に聞いたところ、「2つというより、正直、美術館そのものが必要かどうか自体が疑問。芸術を否定するわけでないが、もっと税金の使い道があるのでは」(橋本:30代男性)というような、確定ではないが10億円未満という巨額を投じることに違和感を覚える声が多数派だった。

一方で、「補給廠の近くにできるなら行きやすい。展示内容によっては行くかもしれない」(相模原:70代女性)という声もあった。

宮崎課長は「それぞれ役割が違う。単なるハコモノでなく、新しい美術館として整備を進めていきたい」と話していた。



取材を終えて



芸術をお金に置き換えることは難しいが、市民の「ほかの使いみちがあるのでは」という考えも十分うなずける。はまれぽ読者のみなさまは、どうお考えになるでしょうか。


―終わり―
 

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  • 賛成意見、反対意見を突っ込んで取材して欲しかった。反対意見は優先事項として、何があるのか、賛成意見は現状の文化施設としての絵画、美術展の開催要望がどのくらいあって、相模原の文化水準はどれくらいなんだ、という点を明らかにして欲しい。

  • 横浜市と川崎市の市立美術館はそれぞれ1ヶ所ずつ。神奈川県立も1か所(鎌倉と葉山に分かれてますが)。美術館自体は全く否定しませんが、何故相模原市に美術館が2ヶ所、それも数キロ(電車でわずか1駅)しか離れていない橋本と相模原にそれぞれ建設するのか、その理由について記事を読んでもさっぱりわかりませんでした。それから「10億円は行かない程度」は橋本の方だけで、相模原の方の事業費については触れていませんね(まだ構想段階だからなのでしょうか)。

  • とにかくハコモノばかりの相模原市政「土建市政」。大野のステーションスクエア、ボーノの失敗にまだ懲りないのでしょうか。しかもこれもボーノ同様の30年前の亡霊計画。ちなみに小田急車両基地脇の林間公園、希少猛禽類ツミ製作地を破壊して作った「ふれあいセンター」なる老人無料カラオケ施設、ちゃちい施設ですが4億円です。2館で10億とはどんなちゃちい美術館になるのでしょうか。あるいは水増しするのでしょうか。いずれにしても血税無駄遣いです。

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