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【横浜の名建築】横浜港のシンボル、横浜マリンタワー

ココがキニナル!

横浜にある数多くの名建築を詳しくレポートするこのシリーズ。第13回は、50年に渡って市民に愛されてきた横浜港のシンボル、横浜マリンタワー。シックな印象のタワーは、間近に見ると無骨で力強い美しさがあった

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ライター:吉澤 由美子

開港150周年の2009年5月、リニューアルオープン



2009年にリニューアルオープンした横浜マリンタワー。
カラーリングだけでなく、足元の円形ビルや展望フロアなども改装された。
 


エントランスもテーマカラーのブラウンオリーブでシックなイメージ


円形ビルは山下公園側の全面をガラスカーテンウォールで開放的なイメージを演出し、背面は今までのレトロな印象を残している。
 


カフェ&ダイニング「THE BUND」はイチョウ並木が色づく季節が楽しみ


展望フロアは以前の4倍の大きさのガラスをはめ込み、景色がより楽しめるようになった。
 


天井から床まで全面ガラス。展望フロアは1周20枚のガラスで構成されている


また、以前は細部まで見ることができなかった山下清画伯のモザイク壁画を間近に見学することが可能だ。
 


錦絵を元に描かれた昔の横浜


『横浜の今昔』と名付けられた壁画は左右の2面で構成されており、左側が1961年当時、右側が開港当時の150年前がモチーフ。
 


1961年当時の横浜。古い大さん橋やアドバルーンがレトロな雰囲気


吹き抜けにある縦7m、横5mのこの壁画は、25万個の色ガラスをはめ込んだものなので、タイルでできたものより格段に鮮やかな色彩で表現されている。
 


深い青の海に鮮やかな色が混じっている




同心円の床、無骨な美しさのトラス構造



エントランスから中に入るとインフォメーションカウンター。
 


ハロウィーン仕様のデコレーション


右に進んだ先に山下画伯の絵や灯台の灯具が置かれたギャラリーホールがある。

ここは、床や天井に円形の建物らしい意匠がある。
 


間に細い金属をはめ込んだ床は、同心円になっている
 

天井の構造もパイやケーキの1切れのようで楽しい
 

レストランの中にも、タワーの基部らしさを感じる斜めの柱がある


展望フロアに上がるエレベーターの壁面も弧を描いている独特のデザイン。このエレベーターは全体に窓があって、タワーの構造を間近に観察できる。
 


エレベーターの曲面の窓から鉄骨がすぐそばに見える