「熱量」増すファンの声援

さらに選手会長を務める三上朋也（みかみ・ともや）投手と、チームの絶対的な守護神・山﨑康晃（やまさき・やすあき）投手が登壇。

「強気なピッチングで、9回を投げるヤスにつなげたい」と三上投手がバトンを渡せば、山﨑投手が「1試合でも多く皆さんと（山﨑投手が登板するときに会場全体が入場曲に合わせてジャンプする）『ヤスアキジャンプ』をしたいですね」と受け、見事なトークのリレーを完成させた。
　

三上投手から
　

山﨑投手へ
　

最後に登場したのは「この2人がチームにいることを、頼りに思わない監督はいないのでは」とラミレス監督が最大の賛辞を贈る攻守の要、ロペス選手と梶谷隆幸（かじたに・たかゆき）選手。
　

「調整は順調」とロペス選手
　

梶谷選手は「年々ファンの熱量が増してきている。選手もやりがいを感じているので、今年も熱い応援お願いします」と呼びかけた。
　

「スタジアムに来て応援してほしい」と梶谷選手
　

選手が意気込みを語った後は、ファンからの質問に選手が直接答えるという、貴重な時間。

「ダイビングキャッチのコツを教えてほしい」という質問に、桑原選手は「え？　ごめんなさい、もう一回お願いします」と、言うと選手から「ちゃんと聞いとけよ！」と総ツッコミ。
　

ヤスアキ、大爆笑
　

再度の質問に桑原選手は「打球が飛んできたとき、『におい』がするんですよ。『これはダイビングキャッチだなっていう』。そんなときにダイブすると、打球を取れるんです」という独特の答え。
　

「におい」があるらしいです・・・
　

続いて、ロペス選手に対する「どうやったらホームランを打てるようになりますか？」という小さい男の子の質問には「簡単なことではないが、春季キャンプからしっかり身体を作って・・・」と桑原選手とは対照的な回答。
　

マジメ！
　

「今度の日曜日、ピアノの発表会があります。どうしたら緊張しないですか？」と聞かれた山﨑投手は「試合前は僕も緊張します。でもいいイメージを持って、正正堂堂と挑んでください。応援してます！」という神対応を見せた。
　

回答にも人柄がにじみ出る
　

シーズンの意気込みを問われたラミレス監督は「100％優勝とは約束できないが、優勝を目指して最後まであきらめずにベストを尽くすということは約束する。優勝したらシャンパンファイトがしたい」と1500人の前で公約を掲げた。
　

最後はファンと記念撮影
　

壮行式後に改めてラミレス監督に聞くと「ファンのパワーや情熱を感じる。われわれは『DeNAベイスターズ』ではなく『“横浜”DeNAベイスターズ』。横浜の人たちと一緒に盛り上がりたい」と話してくれた。
　

横浜市民とともに！
　

取材を終えて

昨シーズン、球団史上初となるクライマックスシリーズ進出を果たしたが、ラミレス監督はそれ以上にチームの成長を感じている様子。
　

鎌倉・鶴岡八幡宮の必勝祈願ではファンに優勝宣言
　

球春はすぐそこまで迫ってきている！
　

チビッコファンも応援してます！
　

―終わり―