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南本牧の放射性焼却灰海面埋め立て凍結発表のその後は?

ココがキニナル!

10月26日に南本牧放射能問題の話し合いがあったみたいですが、横浜市からはどんな回答をもらえたましたか?スイスの国営テレビが取材にきたりと話題になってたので気になります。(キタミさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

残念ながら、具体的な回答はほとんどありませんでした。ただ、市民からの情報にいち早く答えていこうという市の姿勢が見えた部分もあったので一歩前進!

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ライター:吉澤 由美子

要望に対する回答

主要なポイントとなる回答を以下で紹介。
汚泥焼却灰については環境創造局が答える。

―凍結された焼却灰の処理方法
処分の方法については、市民のみなさんや関係者のみなさんに十分ご説明させていただく。
意見をいただきながら最終的な処分方法を決めていく
 


凍結された焼却灰について説明


―焼却灰に含まれるセシウムやヨウ素以外の核種についても調査を
ストロンチウムが検出されたことを国に情報提供している。それによって国が調査核種を追加するのであればそれもしっかり対応したい。

横浜市内にある東電の敷地を中間保管施設に
9月15日に、保管についての要請を東電にしている。東電からは保管場所の確保は無理があるとの回答

測定下限値の公開。不検出という記述はおかしい
HPに測定下限値の公表作業を進めている

市民が信頼する研究者をアドバイザーに
さまざまなご意見をおうかがいするというスタンス。低線量被曝、特にチェルノブイリの被害について詳しい方々にうかがっていきたい

ネット環境のない市民に情報開示を
別部署であるが、できるだけ対応できるようお願いしたい。今後の課題

東電に処理等のコスト請求
原賠法に基づいて損害賠償を横浜市は請求する。
データをしっかり集め、請求準備を行っている

独自基準について
緊急要望を環境省と国土交通省に出している。
汲み取っていただいて暫定ではなくきちんとした基準を示してもらう

凍結以前に、埋め立ての安全性を確認したという学者への報奨費
11/31までのものなのでまだ支払はしていない

完全性を確認したというデータ
専門の会社にデータをだしてもらって専門家が評価している。最終報告は委託側で作っている。提出後に内容をお示しする。手続きによって請求して10月31日以降となる

分析方法
ストロンチウムを水に溶かしての試験は実施していない。
セシウムは環境省の示しているやり方

医療対策説明会
そういった説明会についても取り組むつもりでいる



瓦礫については、資源循環局から、進捗状況が説明される

横浜市の瓦礫受け入れに関して
災害廃棄物は国が中心になって処理を行うもの。膨大であり、すみやかに解決しないと被災地復興に支障が出ることから、広域処理、日本全体でやってもらえないかという問い合わせがきている
 


瓦礫については、検討と理解を得られてからでなければ進めない方針


受け入れをしないでほしい
調査票がきており、回答期限は先週だったが、まだ検討中で回答していない。市の各部署からもさまざまな意見が出ている状態。協力はするであろうとは思ってはいるが、放射線について不安を持たれている皆様方のご理解をいただいて、安全と安心を確保できない限り突き進むことができないと考えている


給食、マイクロスポットなどについて、健康福祉局からの回答。

給食問題
現在は、全食材検査、学校を毎日かえてそれぞれ全品目を調査し、すみやかな公表をしている
 


健康福祉局健康安全課は、放射能全般の部署


市民からの通報
マイクロスポットの調査など市民からの要望も多い。情報があれば、できる限り早く対応している

検査項目
ストロンチウムプルトニウムなどは、国に検査範囲を広げてほしいと要望を出している

基準値
暫定規制値については、国の方で再検討されており、遠くない未来に新しい基準が出るはず

東電への費用請求
首都圏の各自治体の問題。かかった費用等、国が対応していただきたいと思っている