「でかっちゃんざるそば」と「焼きラーメン」を実食

さて、お店についていろいろ教えてもらったところで実食タイム！

　

食事はこの票に記入して注文する
　

きょうはライター・タカハシと編集部・大日方の2人でやってきているので、噂のデカ盛り「でかっちゃんざるそば（500円）」と一番人気の「焼きラーメン（350円）」を注文。

　

手際よく調理する女将さん
　

まずは「でかっちゃんざるそば」が盛られてきた。4玉でなんと1kg！（0.14kgは器の重さです）

　

これが「でかっちゃんざるそば」1人前だ！（計量器はついてきません）
　

上から見ても圧倒的な迫力！　めんつゆの容器はお茶碗ですよ
　

めんつゆを1袋ずつ入れて食べる
　

「でかっちゃんざるそば」を初めて計量したという社長は「1kgもあるとは思わなかったんですよ。『でかっちゃんラーメン』の方が量が多い。それが1kgくらいと思っていた」と笑う。

「麺を味わってもらいたい」ということで、あえておつゆは市販のシンプルなものをそのまま使う。

　

豪快に盛られた「でかっちゃんざるそば」。苦笑いではありません、笑顔です
　

食べても食べても無くなりません。まるで夢のようです
　

人生で初めて4玉一気食い。できたての、しかも製麺所の麺だから特に美味い。飽きることなく箸が進む。

　

完食！　1kg食べたから1kg太ったのでしょうか
　

10分も立たずに完食。もう勘弁してください、お腹いっぱいです。まさか食べられるとは思わなかったけれど、食べられた。麺が美味しくないと4玉も無理でしょう。ちなみに彩では2玉がスタンダード。2玉で充分満足できます。

ライター・タカハシが四苦八苦しているあいだ、編・大日方は一番人気の焼きラーメン（2玉）を実食。焼きラーメンは塩味、しょうゆ味、ソース味から選べる。大日方は塩味をチョイス！

　

焼きラーメン登場！　社長こだわりのチャーシューが美味そうだ
　

最初は余裕の表情だった編・大日方だが、この後、麺の量に悩まされることに？
　

減らないですね・・・
　

編・大日方「女将さん、麺の量いつもより多くしてくれてありがとうございます」
女将「いつもと同じです」

　

段々と口数が減ってきた。攻略まであと一息だ
　

完食！
　

2玉の量をものの数分で完食。「焼きラーメン」はラーメン用の麺で作った焼きそば。太い麺が麺のこしの強さを楽しませてくれる。麺好きならばぜひ試してみたい一品だ。

　

土曜限定食べ放題500円。1人で全部食べ切ることが基本ルールだ
　

ちなみに彩では土曜日に500円食べ放題があるけれど、「でかっちゃん」で十分というのが我々の感想。食べ放題なのに食べきれない人もいるのでは？

「中学生とか子どもが食べ放題に挑戦して食べきれないということはありますよ。そういう時は実際のメニューの料金だけいただくことにしています。500円払って400円しか食べられないなんてかわいそうだから」とは女将さん。

　

2人で6玉分食べて850円。この安さも魅力です
　

2つのメニューをいただいて分かったのが、とにかく麺の美味しさが特長的なお店だということ。
量や安さ、激辛メニューに話題がいきがちだが、それはお店の遊びの部分。長く続く一番の理由は麺だ。

　

名前だけでお腹いっぱいな超デカ盛りラーメン。挑戦者求ム！
　

麺が美味しいという幹に、お二人の人柄、そこに遊びがあるからお店も楽しくなる。今、社長が挑戦者が現れるのを楽しみに待っているのが「超デカ盛りラーメン（800円）」だ。

「麺は6玉。野菜なんかもたくさん盛ってね。見たことない感じにしたいね」と社長。最後に「構想は僕の頭の中にしっかりとあるよ。でもまだ注文を受けたことが無くて作ったことがないんだ」といたずらっぽく笑った。

取材を終えて

取材中、お店の常連というドライバーが女将さんと親しげに話していたかと思えば、「昨日初めて食べて気に入ったから、きょうも来た」というお客さんもいた。
一度お店に来れば、このお店にまた来たくなるのだろう。それはおいしいだけではなく、社長や女将さんが作り出す堅苦しくない雰囲気があるからかもしれない。
コシのある麺を楽しみたいと思ったら川崎市多摩区の彩へ。実家のような気軽な雰囲気で迎えてくれる彩ならきっと満足できるはず。


―終わり―
　

取材協力
店舗名／星川製麺　彩
住所／川崎市多摩区菅馬場1丁目12-16
電話／044-944-8315
営業時間／昼11:30～13:30、夜16:30～19:30（土曜日は昼のみ）
定休日／日曜日ほか
詳細な情報は女将がtwitter（@kazu0226ko）でつぶやきます。