ラッパーのサイプレス上野がプロデュースするバー「WHAT’S GOOD」ってどんな店?
ココがキニナル!
サイプレス上野さんがプロデュースしているバー「what's good」が戸塚にあります。店は建物の2階にあり、中の雰囲気が分からず、1人で入るのも・・・ ぜひ突撃レポを! (ねこみくさん)
はまれぽ調査結果!
ポップなカフェ風、キュートな素敵空間! 音楽に詳しくなくても大丈夫。また運が良ければ、サイプレス上野さんに会えることも
ライター:黒澤 陽二郎
アルコール度数40度をぶっかます!
手書きで可愛らしく書いてあるのが逆に怖いっす
「おれらが本当にお金のなかった時代、クラブでやばい酒を一杯だけ頼んで朝まで粘ってたんすよ。そのころの思い出を残したいと思って、酒で酒を割る『危険DRINK』を生み出しちゃったんすよね」と上野さん。
「ぜひ飲んでみてくだい」
写真右の鮮やかな青色がかわいらしい「エクソシスト(600円)」は「危険度4」。今はなき横浜のライブハウス「Club Lizard(クラブ リザード)」で上野さんたちが共演者たちにたくさん飲ませて、ライブどころじゃなくなったという逸話を持つカクテルだ。
左は「『サマーマドネス(650円)』です。こっちは危険じゃなく、甘くて美味しい、女性にオススメのカクテルですよ」と渡辺さん。
そんなこと言われたら危険な方をいかなきゃ男が廃る
「危険DRINK」の中でも特に危険らしいが、口当たりが爽やかで飲みやすいぞ。イケる、と思ったのも束の間。のどが熱い。ゴクって飲んじゃダメなやつだ。
「アルコール40度以上あるからね。飲みやすいからこそ気をつけて。無理しないでね」と優しい上野さん。筆者は、先に言ってくださいって少し思った。
そして、一番人気のおつまみもいただいた。
「塩煮豚(700円)」は上野さんも推しているフード
料理に自信アリという渡辺さん渾身の一皿は、とろとろに柔らかくて、ほどよい塩気がお酒に合う!
お酒とおつまみをいただいていたら、話が盛り上がり、2人の思い出話に突入する。
とにかく話がおもしろい
「おれが横浜高校の応援団時代なんて、怖い先輩いっぱいいるのに金髪にアロハシャツ姿でワタ(渡辺さん)が球場に来やがってさ。団長にお前の友達かって怒られて、こんな人知りませんって誤魔化すのが、大変だったり」とか。
笑いながら上野さんの話を聞く渡辺さん
「ドリームランドの駐車場は広いから、暴走族の幹部会を毎週やってて、100人くらい来てましたよ。おれらも駐車場でラップやってたんですけど、見つかっただけで金属バットで殴られますからね。木刀か金属バットの時代でしたから、めっちゃビビってました」とか。
やんちゃな時代を楽しそうに振り返ってくれました。
高校時代の上野さんとアフロの渡辺さん
そんな時代を共に過ごしてきたからこそ、36歳になった今でも、仲間たちが集まって楽しい空間を作り出しているようだった。
地元にドリームを
そして今、そんな仲間たちとドリームハイツを盛り上げる取り組みを行なっているという。毎年行われている「ドリームハイツ夏祭り」でのライブや、WHAT’S GOODでの出店だ。
地元の祭りがすごいことになってるんですよ
「子どもからお年寄りまでみんな来てくれて、一つ夢が叶った感じですね」という上野さん。
「中学生がサイファー(一つの円になってみんなでラップをすること)やりましょう! って言ってくれたりして、いままで後輩を作ってこなかったから、ようやく憧れの先輩になれたのかなと思って」
WHAT’S GOODはバーだが、店の雰囲気やヒップホップカルチャーを楽しみに来る未成年も大歓迎とのこと。お祭りへの参加だけでなく、お店の営業を通してドリームな生き様を伝えていくようだ。
そしてまた乾杯! チョーやばいやつ!?
お酒もいい感じに入ってきたところで、最後にフリースタイルラップをお願いしたところ、快諾してくれた。
ではでは、はまれぽ読者へ向けたラップをどうぞ。
取材を終えて
地元の良きお兄さんという感じのお二人。キニナル投稿にあった「入りづらい」雰囲気はなく、気軽に通えるお店のように思えた。
上野さんもひょっこり飲みに来ることも多いようなので、運が良ければ会えるかも。
ありがとうございました〜
―終わり―
「MUSIC&BAR WHAT’S GOOD」
住所:横浜市戸塚区戸塚町4011-2アイランドコアⅡ 2階
電話番号:070-6485-1114
営業時間:18:00〜25:00(翌1:00)
定休日:月曜
ヨリアキさん
2017年08月31日 21時23分
ついついロ吉さんのガスマスク探しちゃいました。
中区太郎さん
2017年08月31日 11時17分
気軽に入れません。