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イベントも続々開催!老舗と新店舗が協力し合う藤棚商店街の魅力を「藤棚新聞」に聞いてみた!

イベントも続々開催!老舗と新店舗が協力し合う藤棚商店街の魅力を「藤棚新聞」に聞いてみた!

ココがキニナル!

藤棚では「藤棚新聞」を作っているようです。藤棚商店街を詳しく知らないので、情報収集していただけると嬉しいです(bachplayerさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

通称「藤棚商店街」は5つの商店街組織で構成されていて、近年、新しいお店が続々オープン。老舗とのコラボも進み、ますます魅力的なエリアになる可能性大!

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ライター:吉田瞳

老舗店が新しい風を起こし、商店街の活性化を図る!
 
話題のイベントの一つが、「藤棚こども笑店街」。2013(平成25)年から「地域の未来を担う子どもたちに、商店街に興味を持ってほしい」とスタートし、毎年5月に開催。
1日限定で「こども店長」たちが地域のさまざまなお店を運営する「こどもマルシェ」や、大人も子どもも楽しめる屋台など、盛りだくさんの内容だ。
 


温かく、昔ながらの雰囲気のイベント告知チラシ

 
イベントを主催する、今井かまぼこ店の今井宏之(いまい・ひろゆき)さんにお話を伺うことができた。
「子どもたちがアイディアを率先して出してくれたり、自主的に準備をしてくれたりしたのが印象的でした」
2018年の子ども商店会長は、なんと5歳の女の子。自ら立候補してくれたそうだ。地域の未来を担う子どもたちへの期待が高まる。
 


美容室の協力のもとで子どもたちがヘアアレンジを担当。地域のお店の協力も不可欠だ

 


地域の未来を作る子どもたち

 
「藤棚こども笑店街」の他にもさまざまなイベントを開催していることもあり、元気で積極的な姿勢の商店街として少しずつ話題に。2018(平成30)年に入って新しい店舗が次々と藤棚でオープンしている。
 
「藤棚商店街はおもしろいことをやっているな、と感じた若い人たちが、次々と藤棚に新規出店してくださっています。建築デザイナーの方が運営するコミュニティースペース『藤棚デパートメント』や、映画監督の方が営業するカラオケ店など、さまざまなジャンルの方が集まってきていると感じますね。
新しいお店を目当てに、人の流れもできてきています。おもしろい生き方をしてきた人たちが集まることで、自然と藤棚が魅力的な場所になるのではと期待しているところです」
と今井さん。
 
今井かまぼこ店でも、新しい映画館のイベントでさつま揚げを提供するなど、コラボレーションを進めている。
自らが60年以上続く老舗の3代目でありながら、新しい風を受け入れ、積極的に新旧の店が協力し合うことで生まれる相乗効果の「核」になっているのだ。
 


今井宏之さんは60年間、素材と向き合いながらさつま揚げを造り続ける老舗の三代目

 
商店街全体の雰囲気も明るくなり、今井さんは「頑張っているね」と地域の人から声を掛けられることが多くなったそう。
 
 
 
新たな話題「藤棚デパートメント」
 
藤棚商店街の新しい試みの一つが「藤棚デパートメント」。日替わりカフェや料理教室が開けるシェアキッチンと、セレクトショップ・ライブラリーを兼ねた地域のコミュニティスペースとして、2018(平成30)年の4月にオープンした。希望者は、料理教室やワークショップを開催することが可能。刺繍のレッスンやイラスト講座など、日々さまざまなイベントが開催されている。
 


藤棚デパートメント

 


空き店舗を改装した、おしゃれな内装

 
「藤棚デパートメント」は「閉店したお店が増えつつある藤棚の商店街で、手軽にお店や教室を始められる場所を作り、一緒に盛り上げる仲間を増やしたい」との思いから、建築家の永田賢一郎(ながた・けんいちろう)さんがオープン。
デパートメントをオープンして半年経った今の反響について、永田さんにお話を伺うことができた。
 
「買い物ついでにふらっと立ち寄ってくれるお客さんからは『商店街が明るくなった』、『新しい人たちが来てにぎやかになった』という声をいただいています。また、お店をやってみたいという方は、地域の方も多いです。住民の方がデパートメントでイベントを開催することも増えてきました」
 
お祭りのときには藤棚デパートメントとして屋台を出し、夏休みには映画館とコラボしてアニメをモチーフにしたお菓子づくりのワークショップを主催するなど、商店街とのつながりも強まっている。
 


藤棚デパートメントをオープンした永田賢一郎さん

 
藤棚の魅力についても伺った。
 
「100年近く続く歴史があり、老舗から新しい店まであるのが良い所だと思います。しかし、一番の藤棚の魅力は新しいことや商店街の活性化に前向きなことだと思います。商店街を支える方たちの年齢層が若く、『地域を良くしたい』という思いが強い。特に藤棚一番街の場合は、デパートメントでやることも快く受け入れてくれて、どんどん皆さん発信もしてくださいます。とても協力的で友好な関係がある場所だと思います」
 
そういった心地の良さから、ミニシアターや元プロ野球選手が教える野球の練習場、最初に登場したDEVISE WORKS PRODUCTSなど特徴的な場所が増えているのではないか、と永田さんは分析する。
 
「これからの藤棚は、もっとおもしろくなっていくと思います。さまざまな活動をしている人たちや場所の魅力を発信できる地域拠点として、藤棚デパートメントも機能していけたらと思っています」
 
古くからの老舗に加えて、次々と新しいお店が生まれる藤棚。イベントが外部の人やお店を呼び込み、さらに新しいアイディアが生まれるという、良い循環ができているのではないだろうか。
 
 
 
取材を終えて
 

古い街には新しいものを受け入れない閉鎖的な場所もあるものだが、藤棚は全く違う!
若手の方たちのアイディアで、古くからのお店と新しいお店とが協力し合い、コラボしている。若手の方たちの熱意も素晴らしいが、藤棚商店街のにぎわいは、新しい取り組みも受け入れ、見守ってくれる老舗店や昔からの地域住民の人たちの理解と愛情があるからなのだろう。藤棚商店街のこれからが楽しみになった。
 
 
ー終わりー
 
 

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  • この件の依頼主です。 実は以前に「はまれぽ」で紹介された【エロガッパ】さんを見に来た遠藤さんにお店で出会いました。 その際に藤棚新聞の話を伺ったのですぐその場でキニナルに投稿しました。 私は横浜市民でしたが藤棚の事は何も知らなかったので取材して頂いて嬉しかったっです。 遠藤さん、【エロガッパ】のママさんにも見せたら驚いてましたよ。

  • 八王子街道で横浜に帰って来ると、藤棚町の交差点のところに藤棚がホントにあるから、「藤棚町だけに、やっぱりあるんだー」って思ってました。藤の季節だと、疲れが癒やされて大好きです。商店街にも、もっと藤を植えてほしいなぁ、と思ってしまいます。

  • 濱のくじら屋があった頃は週1で藤棚商店街を訪れていました。道路の舗装も綺麗で美味しそうなお店が沢山あり老舗の酒屋の角打ちで呑んだり楽しかったです。久々にまた行ってみたいと思います。

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