神奈川県内唯一の手焼きたい焼き移動販売「一丁焼このは」。手作りあんことパリパリ薄皮が絶品!
ココがキニナル!
鯛焼きには「天然モノ」と「養殖モノ」があります。天然モノ(一丁焼き)はパリっとしていて美味しい!藤沢、茅ヶ崎近辺に天然モノを移動販売している「一丁焼このは」が気になります(HyperNattohさん)
はまれぽ調査結果!
茅ヶ崎出身のオーナーが2005年に開業した「一丁焼このは」は、湘南エリアを中心に一丁焼のたい焼きを移動販売している。パリパリの薄皮と手作りの熱々あんこが絶品で、正真正銘の“焼き立て”を食べられる!
ライター:はまれぽ編集部
天然もの、実食。
開店と同時に常連さんらしき皆さんが集まってきた。午前11時の開店前から「もうすぐ開く?」と数人から声がかかっていたので、毎週この日を待ちわびている人は多いのだろう。
たい焼きの香ばしい匂いが漂う
一丁焼の手順は、焼きゴテに油をしいて生地を流し込み、あんこを乗せたらその上から生地を被せて焼きゴテで挟む。この作業を10本の焼きゴテで繰り返し、注文に合わせて焼き立てを提供するのだ。
焼き手は佐藤さん
売り子は佐藤さんの奥様やパートさんが担当する
だいたいのお客さんは勝手が分かっているのか、買い物前に「たい焼き○個、あと○分後くらい」と先に頼んでからスーパーへ行く。スーパーでの買い物にかかる時間に合わせて、焼き立てを持ち帰るのだとか。
ではでは、焼き立ての「天然もの」をいただきます!
ほっかほか~♪
手にとった感じから「養殖もの」とは違う。皮がパリッパリで、手のひらからあんこの温もりを感じる。
頭からガブっといっちゃいました
これは・・・うま~い!!
皮の表面はパリッとしているのに中はモチッとして、とたんに熱々のあんこが口の中いっぱいに広がった。あんこは、さっぱりとした甘みの中にも小豆本来の甘みと風味も感じ、1粒1粒が活き活きしている。シンプルな皮なのであんこの美味しさを邪魔しないし、食べ進めるほどに虜になってしまう味だ。
大粒の大納言小豆を発見!
尻尾まであんこがぎっしり!
最後の最後まで「たい焼きってこんなにハフハフしながら食べるものだったか?」と思うほど、ホクホクのあんこが筆者の口内で泳いでいた。味はもちろん、目の前で焼き上がるライブ感にもワクワクするので、これはぜひ焼き立てを食べてほしいし、待ってでも食べる価値がある。
常連さんの声
実際にたい焼きを買っていたお客さんから話を聞いてみる。
佐藤さんの奥様と談笑しながらたい焼きを食べる
開店前に電話で予約をしてから来ていた藤沢市在住の女性は、「どうしても食べたくてバスを乗り継いで来ました。10年以上前、東京に住んでいた時に通っていたお店と同じくらい美味しくて。ふわふわのたい焼きも好きですが、ここのたい焼きは中がもっちりしていて、あんこも甘さ控えめで本当に美味しいんです。子どもが卵アレルギーなんですが、ここのたい焼きを喜んで食べています!」という。
2枚以上は1枚140円なので、ファミリーのお財布にも優しい
すると、「そのお店、自分が働いていたところです!」と佐藤さん。「えー、そうなんですか! でも納得です。このたい焼きを食べたときは衝撃的だったけど、なんだか懐かしい気がしたんです」と話が盛り上がっていた。
この日はたい焼きのほかに、おしるこ用のあんこも購入
「私はこのはさんのたい焼きしか食べないよ」と話す近隣にお住まいの男性は、お買い物ついでに奥様からたい焼きのおつかいを頼まれたそう。「うちの奥さんが大好きでね、ここは皮が薄くてあんこが美味しい。毎週木曜日に来るって知っているから、先にたい焼きを頼んでおいてスーパーで買い物した帰りにもらっていくんだ」とのこと。
5匹のたい焼きをお持ち帰り
この味を知ってしまったら、定期的に食べたくなるのも、ほかのたい焼きが食べられなくなるのも分かる気がする。
現在、月曜日は「ブランチ茅ヶ崎2」、木曜日は「フジ鶴嶺店」、金曜日は「ダイエー藤沢店」、土曜日は「マックスバリュ茅ヶ崎浜須賀店」、日曜日は「フジ善行店」で営業中だ。なくなり次第終了なので、見かけた方はぜひ一度「天然もの」の味を試してみてほしい。
取材を終えて
たい焼きを食べている最中、『およげ!たいやきくん』の歌詞に、こんなフレーズがあったのを思い出した。
「おなかの あんこが おもいけど うみはひろいぜ こころがはずむ」
これは確かに、お腹のあんこが重そうだ(笑)
「すこし こげある たいやき」 も、「天然もの」の特権なのかもしれない。これから『およげ!たいやきくん』を口ずさむ時は、頭の中に「天然もの」のたい焼きが浮かびそうだ。
「美味しく食べてくれよ~」
ー終わりー
一丁焼このは
電話/070-5444-0141
定休日/火曜日(水曜日:出店場所探し中)※雨天時はお休み
http://www.taiyakikonoha.com/
『およげ!たいやきくん』
高田ひろお作詞・佐瀬寿一作曲
一部歌詞引用
※情報は取材当時のものです。販売場所・営業時間はホームページをご確認ください
大吉さん
2019年02月25日 20時13分
一言だけ言わせて欲しい。
食べてみたい!!
はんぐん丸さん
2019年02月24日 14時24分
甘い物には目がありません。交通費掛けてでも買いに行く価値ありですね。いやいや、自転車飛ばして(食べた分)取り返した方がいいかな?
三日坊主さん
2019年02月22日 13時21分
鯛焼きにも天然物と養殖物が有ったんですね~、知りませんでした。普段は「養殖物」ばかりですが、一度 食べに行きたいな。