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食べ歩きして調査!鎌倉・小町通り自粛条例施行後の現状

ココがキニナル!

ついに施行された鎌倉市の通称「食べ歩き自粛条例」。GW10連休を迎えた今、鎌倉食べ歩き観光の傾向と対策は、いかに?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

鎌倉の食べ歩きグルメは美味しいものが沢山!ただし、条例が「食べ歩き禁止」と思い込み食べ歩きを控える観光客が増えた。店側の影響や対応は大きな差があるようだ。商店会の総力をあげた取り組みが望まれる

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2019年05月01日

ライター:結城靖博

とろけるぅ~!美味わらび餅「築地 そらつき」さんの場合
 
次にお邪魔したのは本わらび餅の屋台「築地 そらつき」さん。
 


「とろける鎌倉本わらび餅」を謳う屋台

 


見るからにとろとろなわらび餅

 


お店の方は、とても温厚な人柄だった

 
お店の方に声をかけると、柔和な笑顔で親切に答えてくれた。とろりとろけるわらび餅のようなお人柄である。
「食べ歩き禁止だと思い込んでいるお客さんが多いですね。要するに、お客さんのほうで勝手に自粛してしまっているんですよ。ひと様に迷惑さえかけなければ、食べ歩いても全然OKなんですが」
そのために、食べ歩きのお客さんが減ってしまっていることは否めないようだ。
とはいえこのお店の場合も、やはり店内に腰かけて食べる場所(隣りの店と共用)があるので、品物を渡すとき、店内か店の前で食べようにおススメしているそうだ。そして食べ終わったゴミは、屋台の横に置いた専用ゴミ箱に捨ててもらっているという。
 
わらび餅(250円)を買うと、我々も店内のベンチでいただくことにした。
 


この店はわらび餅一本勝負なので、品定めに迷わなくて済む

 
謳い文句通り「とろとろ」のわらび餅は、食べ飽きないほのかな甘さで、お店の方に似た優しい味だった。
 


食べた後のゴミは屋台の横のゴミ箱へ

 
 
 
「ビール!」と思わず注文したくなる「インビス鎌倉」&「鎌倉点心」さんの場合
 
今回の取材は、駅側入り口から鶴岡八幡宮へ向かって小町通りを北上していったのだが、もうそろそろお店がなくなるという辺りの右手に、ソーセージと鎌倉ビールの店「インビス鎌倉」さん、そして豚まんじゅう専門店「鎌倉点心」が並んでいた。
 


右側が「鎌倉点心」、左側が「インビス鎌倉」

 
食べ歩きお助け隊にソーセージと豚まん、どっちがいいかと尋ねると、「ビール」との答え。そろそろ取材も終わりに近づいているので、「はいはい、承知しました」と、慰労を兼ねてビール、それから「ビールにはやっぱりソーセージでしょ」ということで、「インビス鎌倉」さんを訪ねることにした。
 
ところがこのお店、店員さんに訊いてみると、実は隣りの「鎌倉点心」と経営者が同じで、店員の方々は両方の店を任されているとのこと。
そんな忙しい店員のお一人、清水(しみず)さんに話を伺うと、明るく応じてくれた。
 


ソーセージを焼く姿が決まっている清水さん

 
「見ての通り店内にテーブル席もあるので、今回の条例の影響はありません。お客さんに品物を渡すとき『店内で食べてくださいね』とうながすぐらいで、今後ほかに特別な対策も考えていません」
さらっとしたお答えだった。しかも系列店なので、どちらかが席がいっぱいだったら隣りの店で食べてもらっても構わないそうだ。
 


「インビス鎌倉」のテーブル席

 
お話を伺っているうちに「インビス鎌倉」の席がいっぱいになってしまったので、実際、我々は「鎌倉点心」の店内で食べることになった。
 


「鎌倉点心」のテーブル席

 
お助け隊はチョリソー・ソーセージと鎌倉ビールのセット(1050円)を注文。
 


今日一番の笑顔がはじける食べ歩きお助け隊

 
「ピリ辛でビールにバッチリ!」とご満悦のお助け隊。
「良かったですね。今日は半日ご苦労様でした」そうねぎらいの言葉をかけようとすると、お助け隊、宙を見上げている。その視線の先を追うと、そこには・・・
 


種類豊富な豚まんのメニューが

 
「はいはい、分かりました」と席を立って、一番人気の豚まん(400円)を購入。
豚まんを手にして、さらに上機嫌なお助け隊。割ってみるとゴロッとしたお肉にウズラの卵も入っていた。味もさることながら食べ応えも十分。これできっとお助け隊の胃袋も満足してくれたことだろう。
 


具が大きくてボリューム満点。これもビールに合いそうだ

 


最後はやっぱり専用のゴミ箱にゴミ捨て。ただしここは紙だけ

 


なので、ビールとコップは店員さんに手渡し

 
ハイ、お疲れ様! 食べ歩きお助け隊、任務完了です!!
 
 
 
小町商店会副会長にこれからの対策を伺う
 
食べ歩きお助け隊を鎌倉駅まで見送ったあと、前回のレポートで訪ねた老舗玩具店「おもちゃのちょっぺ~」にふたたび足を運んだ。
前回取材した今晃浩(こん・あきひろ)さんが今日は留守だと聞いていたので、ということは、前回お会いできなかった小町商店会副会長であるお父さんが、もしかしたら店番をしているかもしれない、そう思ったからだ。
 
なんと店には期待通り、小町商店会副会長・今雅史(こん・まさふみ)さんがいた。そして、ノーアポにもかかわらず、4月から施行された条例について、丁寧にお話をしてくださった。
 


人望の高さがうかがえる誠実な今雅史さん

 
まずは「条例には目を通されましたか?」と、ご子息と同じことを訊かれた。「はい」とお答えすると、「それを読めばおわかりの通り、今回の条例は食べ歩きを主としたものではないんです」と、これまた前回の鎌倉市観光課長と同じことを念押しされ、「そのうえでのことですが」と言って、話を続けられた。
 
そもそも商店会では、今回の条例とは関係なく3~4年前から、市民からの食べ歩きへの苦情について対策を検討していたという。そこで商店会内でアンケートを実施したところ、7割が食べ歩き禁止に賛成、3割が全面禁止は死活問題につながるので反対、と意見が分かれたそうだ。
これをもとに商店会としての落としどころを役員間で議論した結果、禁止は無理だとの判断に至り、マナー向上の啓発活動に努めることになったという。
そこで、最初に行った具体的な対策が、商店会共通の「店内への食べ物持ち込み禁止のステッカー」だった。
 


前回レポートのブティック店でも「効果大」と言っていたステッカー

 
さらに、今実施しようとしている対策が、小町通り沿いにたなびくフラッグに、「八幡宮の参道です。マナーを守って鎌倉散策をしてください」という趣旨のメッセージを入れ、観光客への注意喚起をうながすというもの。これは4月19日から始めるということだったので、この記事がはまれぽで公開されるころには、すでにそんなフラッグが小町通りにお目見えしているはずだ。
 


小町通りに連なる水色のフラッグ

 
そして、次なる一手として画策しているのが、商店会共通のゴミ袋だそうだ。具体的な内容は今まさにつめている最中とのことだが、ポスターの代わりにゴミ袋を利用して、ゴミ問題のマナー向上を図っていきたいという。
 
こうした具体的な対策を一つずつ実現していくことで、商店会全体の努力を市民の方々に認めてもらえるようになりたいと、今副会長はおっしゃっていた。
 
 
 
取材を終えて
 
今回掲載した食べ歩きグルメ店は6軒。しかし、取材を申し込んだ店は実は9軒。つまり断られた店が3軒あった。この数字、商店会内のアンケートの賛否7:3という比率と図らずも近い。
また、取材に快く応じてくれた店のほとんどは店内に飲食スペースがあり、条例にあまり影響を受けていないと答える店が多かった。
逆に、取材拒否の店には、店内が狭かったり店前にスペースの余裕がなかったり、そもそも食べ歩きを前提としなければ成り立たないと思われるところもあった。そうした店に店単体の対策を求めても、物理的に難しいだろう。だから、今回の条例に対してナーバスになるのも無理からぬこと、と感じた。
 
一方、今回は、小町通りを食べ歩きグルメ片手に闊歩しているような観光客への取材がない。なぜか。それは実際、歩きながら食べている人がほぼ皆無だったからだ。週末だったら違ったかもしれないし、たまたまということかもしれない。だが、筆者が訪れた好天に恵まれた平日の小町通りには、ほぼ不在だった。
店の前で立ち止まって食べている人はいた。きっと、「店内か買った店の前でお食べください」という店側のお願いに素直に応じる人が多いのだろう。でも、あるいは中には「だったら食べない」と言って買うのをやめてしまった人もいるかもしれない。
 
前回のレポートで取材した食べ歩きグルメ店以外の店舗の声や、取材の表には出てこなかったが事実これまで山積してきた地元住民の苦情もある。実態を追えば追うほど、難しい問題だ。
とはいえここは、長い歴史と文化を誇る古都鎌倉である。食べ歩き問題程度でへこたれるような町ではないだろう。誰もが、いつまでも活気あふれる観光名所であり続けてほしいと思っていることは間違いないのだから。
そうした中で期待したいのが、小町商店会の積極的な取り組みだ。個別の努力だけでは処理しきれない複雑な問題が絡んでいるからこそ、商店会ぐるみで知恵と力を粘り強く結集し続けてほしいと思った。
 
いずれにしても、10連休真っ只中だ。鎌倉は「食べ歩き禁止」ではありませんよ!
他人を思いやる気持ちを忘れずに、マナーを守って、小町通りで大いに食べ歩きを楽しんでみてはいかがだろうか。
 
 
-終わりー


取材協力
あさひな
住所/鎌倉市小町1-6-15
電話/050-3161-4108
営業時間/9:30~19:00
定休日/無休
公式サイト/https://kamakura-asahina.com

鎌倉 茶和々
住所/鎌倉市小町1-6-11
電話/0467-23-7731
公式サイト/http://www.telacoya.co.jp/company/shop_detail/shop_detail-314

はんなりいなり 売店
住所/鎌倉市小町1-5-27
電話/0467-23-7399
営業時間/10:00~17:00
定休日/無休
公式サイト/https://www.maru-han.co.jp

築地 そらつき
住所/鎌倉市雪ノ下1-6-6

インビス鎌倉
住所/鎌倉市雪ノ下1-8-14
電話/0467-25-5275
営業時間/10:00〜18:00
定休日/不定休

鎌倉点心
住所/鎌倉市雪ノ下1-8-14
電話/0467-61-1601
営業時間/10:00~18:00
定休日/年中無休
公式サイト/http://www.kamakura-tenshin.com

おもちゃの ちょっぺ~
住所/鎌倉市小町1-6-11
電話/0467-22-3098
営業時間/9:30~19:00
定休日/年中無休
公式サイト/http://www.choppe.net/info.html

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