検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

横浜のマークにはどんな意味や由来があるの?

ココがキニナル!

横浜市章の由来について知りたいです。カナカナの「ハマ」になっていると言うのは解るのですが、その他に意味・由来があったりしないかとキニナります。(jbさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜の「き章」は、1909(明治42)年に開港50周年の記念行事として当時の横浜市役所文書課長、有賀初吉氏が創案した。

  • LINE
  • はてな

ライター:松崎 辰彦

ハママークは開港50周年の記念事業で制定された

(続き)

このように横浜市民とともに歩んできたハママーク。今日に至るまでとくに手が加えられることもなく、その道のりは淡々としたものであったようだ。

「変化せず、長い年月使い続けられてきたことに、一定の意義があるのかなと思います」
そう語るのは横浜市総務局課長補佐総務部総務課庶務係長の工藤哲史氏。

「ハママークに関してはとりたててエピソードといったものはありません。今まで使い続けてきたこと、これからも使い続けることで、市のブランドイメージとなり、安心感を持っていただけるのかなと思います」

 

ハママークを持つ工藤氏
 

バッジも当然ハママークである


ハママークに特に悪い評判はなく、これからも変える予定はないとのこと。悪用を除けば規制したり制限したりしないので、これからも市民の皆さんに幅広く使っていただきたいと、ハママークが市民とともにあることを強調する。

そんなハママークだが、最近「未来の横浜を表すロゴマーク」が誕生し、“ライバル関係”が注目されている。



ハママークのライバル?──“OPEN YOKOHAMA”ロゴマーク



2009(平成21)年、開港150周年という年に、横浜に新しいロゴマークが誕生した。

風車のように配置された三つの四角形に「OPEN YOKOHAMA」という文字が付されている。このデザインは横浜に吹く自由で開放的な風をイメージし、YOKOHAMAのYを表してもいるという。
 


OPEN YOKOHAMAのロゴマーク


青く落ち着いた色合いのこのロゴマークは“横浜の未来像のシンボル”として今や横浜市職員の名刺にも添えられるなど、市側も浸透に力を入れている。

当然、ハママークとの棲み分けが注目されるが、横浜市発行の資料によるとハママークが「横浜市き章」であるのに対して新ロゴマークは「横浜のブランド価値を端的に表現するマーク」であるとのこと。

ハママークは「横浜市に属することを示す」ことを目的として、想定使用者を「横浜市」、用途例を「職員き章」「住民票など市の発行する証明書」「公的行事の際のき章旗掲揚」などとしている。

一方、新ログマークは「市民の横浜への誇りや愛着を高める」「横浜市の対外的なPRへの活用」を目的としている。新ロゴマークの想定使用者は「横浜市、横浜市民、市内事業者など」であり、用途例を「市民が都市ブランドの描く未来像を共有するためのシンボル」「横浜のPRの際のアイキャッチ的な使用」「ロゴマークを活用したグッズ作成など」となっている。

たしかにハママークは四角く塀を巡らせて、内部空間を守っているような印象もあるが、新ロゴマークは開放的で、外部からの風を歓迎しているかにも見える。

保守と革新──これからの横浜は二つのマークで象徴されるような車の両輪で前進するのであろうか。 時代が変わろうとも、シンプルでわかりやすいハママークは、これからも横浜市民とともに歩み続けることだろう。



取材を終えて



普段、自分の住んでいる市の「き章」などほとんど意識することはないが、あらためて考えるとたしかに一体どういう由来なんだろうと、気にならぬこともない。


横浜の「き章」はたしかにシンプル。
抽象的で、「ハ・マ」の二文字が入っているなんて言われて初めて気づく人もいるだろう。

調べてみると、全国の市町村には実にさまざまな「き章」がある。
自分の住む町の「き章」の由来を調べるのも、深い歴史の勉強になるだろう。


―終わり―
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 横浜市のマークは小学校のころ清掃局の大八車に乗せた大きな籠についていたので、友達と「ゴミ屋のマーク」と言っていた。

  • 一目で「ハマ」の文字をバランス良く図案化した物と判る横浜市の徽章。それが標準では赤で描かれ、シンプルにして目立つ。明治の時代から、横浜と共にあり続けた横浜のシンボル。上辺だけ格好をつけようとした新ロゴなんていらない!歴史があって市民にも馴染み深い、一目で横浜のシンボルと判る横浜市の徽章を、何故堂々と掲げないのか?それは、行政が横浜の歴史や市民を蔑ろにして格好をつけたいだけなのでは無いか?大体、基本は赤なのに、職員のバッチが青ってのはどう言う事だ?バッチや、色付けが可能な場所では、赤を使うのが常識じゃ無いのか!

  • 戦後あたりか、横浜市の職員が関西に出張に行ったときに、山口組のマークと間違えられてビビられたという、ウソかホントかわからないエピソードも流布してますね。ホントだったらおもしろいなぁ。

もっと見る

おすすめ記事

横浜の小学6年生がカッコイイダンスを踊るイベントは今?

「勉強は楽しい!」と皆が感じる空間に成績アップの秘訣あり。学習塾「FULLMARKSセンター南」

  • PR

コレなんて読む?市内の難読地名をご紹介!第2弾

放課後はアメリカへ!ネイティブ講師が教える学童機能付き英会話スクール「キッズパスポート」

  • PR

2012年横浜市成人式 新成人の抱負は?【午前の部】

受験対策はテスト対策にあらず。点数より、知ることへの興味を伸ばす「啓進塾 金沢文庫校」

  • PR

コレなんて読む?市内の難読地名をご紹介!第5弾

横浜市神奈川区に、K-1全盛期を肌で知る男「佐藤匠」のアツい道場があった

  • PR

こんな記事も読まれてます

南高等学校附属中学校、普通の公立学校との違いとは?

「祝・成人」2019年横浜の成人式のゲストは誰?【編集部厳選】

堂々と勉強していても怒られないカフェがあるって本当?

ベイスターズジュニア、ついに始動! 初練習の様子をレポート

ハマっ子の成長に欠かせない学校給食の仕組みとは?

2022年、関内駅近くに関東学院大学が新キャンパスを開校。その詳細は?

横浜を走る移動図書館「はまかぜ号」。引退後も本を届けるその雄姿とは?

コレなんて読む?市内の難読地名をご紹介!第2弾

新着記事