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箱根駅伝の2区を体を張ってリポートして!

ココがキニナル!

箱根駅伝、権太坂が2区の難所とされてますが、どれくらいつらいのか。できれば区間を駅伝形式で走破してもらえるとより面白そう(たにけいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

急坂ではないが、1.2kmの間、40mの高さを駆け上がるので、じわじわ辛くなる。息が上がり、話すのもきつい。2区のはまれぽ駅伝タイムは2時間16分22!

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ライター:山口 愛愛

街中を快走(怪走)する1~2走者

 (つづき)

1走者は国道15号沿いを走る。スタートしてすぐに、「鶴見にあるラーメン屋は30歳以上がセーラー服でいくと無料になるってホント?」でお馴染みのラーメン屋があり、その先の鶴見川を渡る。間もなく行くと、鶴見区役所や警察署があり、車の量が増えてくる。

はま旅でレポートした「国道駅」のガードをくぐり、生麦、新子安付近を通って、子安でタスキを渡す道のりだ。
残る4人は車に乗車し、先回りをするため、途中でランナーを追い越さなければいけない。

【動画】 おっと!鶴見警察署の先で吉田の姿を発見

まだ1キロ過ぎ辺りだが、最初の勢いからはやや落ちるペース。しかし、タスキを気にしながらも、リズムよく刻んでいる様子。

車は子安で待機し、吉田を待つ。スタートから26分を過ぎ、「ちゃんと来ますかね?」と不安を口にした時、吉田が現われた。
 


以外に軽快な足取りの吉田。こんなに待ち遠しく思ったことなどないが・・・
 

編集部を見つけ、笑顔でタスキを外す


【動画】 タスキの受け渡しが駅伝の醍醐味。2走者、山口へ繋ぐ。

27分でタスキとストップウォッチを受け取った。声援に背中を押され、スタートを切る。2走者のコースは、子安から、「出田町ふ頭、住所は『いずた』なのに、なぜ『でたまちふとう』?」で取り上げた神奈川新町を通り、東神奈川から横浜駅東口付近へ。

東口といえば、「横浜駅東口から利用可能?『水上タクシー』の仕組みとは!?」で取材している場所だ。ここから国道1号となり、高島町を通過して戸部へ向かう。平坦な道を走れるのだが、この格好で横浜駅前を通るという別のつらさが待ち受ける。
 


出田町ふ頭を示す標識の横には箱根駅伝の交通規制の横断幕が


徐々にペースを上げてみたが、新町を過ぎた辺りから足が重くなり、東神奈川辺りで早くもバテを感じてきた。
と、思っていたら編集部の声!
 


へばり気味で、鬼の形相で走っていたのだが
 

「がんばれ~」の声に、思わず作り笑いで手を振る


少し元気を取り戻し、横浜へ。この姿が目立つのか、男性に携帯を向けられ、写真を撮られたようだ。はまれぽユーザーさんなら歓迎なのだが・・・。
人の目を気にする余裕もなく、前へ進む。戸部駅前を通過すると、はまれぽ中継所が見えてきた。
 


ラストスパートをかけ、記録は28分


【動画】 これから権太坂に挑む、3走の三橋へタスキをつなぐ



権太坂を上り切り、無事にアンカーへ繋げるか?



西口区役所入口でタスキを受け取った三橋は、
はま旅で紹介した「保土ケ谷」駅前を駆け抜け、狩場へ。
この辺は、「横浜で一番急な坂はどこですか?南区・保土ヶ谷区編」で紹介した通り、急勾配の坂がある地でも知られる。

狩場インターを過ぎると、左に大きくカーブをし、権太坂(正式な東海道の権太坂の道とは異なるが、箱根駅伝で権太坂と称される)が始まる。「権太坂上」を越した、児童公園入口付近で4走の森に繋ぐ。
 


狩場に差し掛かる前では、余裕の表情


車で通過したときに三橋を見てみると、男性2人に話しかけられていた。はまれぽユーザーさんの声援か?新手のナンパか?とても気になるので、中継所で真相を聞いてみよう。先に車を走らせ、先に権太坂をチェックする。
 


走っている車の傾きを見ると権太坂の勾配がわかりやすい


最初はなだらかな坂に感じるが、だんだんと傾斜が大きくなり、走るにつれボディブローのように疲れが効いてくるのではないか。

【動画】 35分を過ぎたところで、ようやく三橋の姿が見えた!

「あと少し!」と声を掛ける。1、2走は話しかけられれば会話できる程度だったが、息が上がり言葉にならず、2度頷いた。
 


ここまで約700mの上り坂を走ってきた。ナイスファイト!
 

「あと少し」が、長い。「もう、やだぁ、疲れたぁ」と三橋
 

疲労感と達成感でいっぱいの、この表情


「最後の方は、足を前に出す度にグングン疲れが押し寄せて、足が重かった」と三橋。
以前は5キロを走るのに、30分を切る速さだったというので、約6分も余計に時間がかかっている。記録から見ても、
権太坂の負担がわかる。

そして、声を掛けてきた男性の正体はセカンドウィンドAC横浜というランナークラブのコーチ、柏倉さんと坂本さんだった。「調査中」のタスキが気になり、走りの本職が声を掛けてくれたのだった。
 


柏倉さん(左)は、箱根駅伝の8区を走った経験者だった!