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ドラえもんに内緒で「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に紛れ込んだネズミを調査!

ドラえもんに内緒で「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に紛れ込んだネズミを調査!

ココがキニナル!

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」には“ネズミ入館ご遠慮”の案内があるのに紛れ込んだネズミがいるらしい。全部で何匹いるのか、ドラえもんに内緒で調査!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

取材当日は4匹のネズミを発見したが、2020年の干支がネズミということもあり今後はさらに増えるかもしれない。ドラえもんが心配だ。

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ライター:はまれぽ編集部

ドラえもん50周年展


 
2階には期間ごとに違った企画で貴重な原画を展示する展示室がある。取材当日はまんが『ドラえもん』から、“「ぼく、ドラえもん。」ドラえもんのはじまり”というテーマで、1970(昭和45)年に学年誌で連載された第1話やのび太くんがはじめてテストで100点をとった時のお話など「はじめて」にまつわる貴重な原画が展示されていた。
このテーマでの展示は、2020年1月30日まで開催。次は2020年2月8日から新たなテーマ展示が行われる。
 


愛され続けて50周年を迎えた(クリックして拡大)

 

学年誌で『ドラえもん』の連載予告の原画

 
この1970年1月号に連載予告の原画だが、この予告が掲載された時はまだドラえもんの姿は決まっていなかったそうだ。なので『ドラえもん』という言葉も姿もないという面白い予告になっている。
 


実際に掲載された学年誌

 
実は、ドラえもんの第1話は6つあるということをご存知だろうか。
学年誌は「1年生」「2年生」「3年生」「4年生」と幼児向けの「幼稚園」「よいこ」の6誌があり、『ドラえもん』はこの6誌で同時に連載が始まった。
藤子先生は読者の年齢に合わせ表現を描き分けることをしたため、第1話が6つあるということになった。F先生の読者を大切にする心がけからされたことだろう。頭が上がらない。
 


貴重な原画だ

 
そして原画の展示ならではの面白さは、『ドラえもん』の設定がまだ定まっていないということ。よく見てみると、同じ連載の中でも少しずつ違って描かれたドラえもんがいる。
 


4次元ポケットがないドラえもん
 

今では赤いしっぽが、当初は青だった
 

ネコのように4足歩行するドラえもんまで

 
数々の貴重な原画にはこのようなふしぎな点があるが、広報担当者によると調査しきれていない情報もあり、解明されていないことが多くあるそうだ。
そして原画の展示室を出たところで展示されているのは“先生の右手”のブロンズ像。
 


先生の右手

 
こちらは1993(平成5)年に福岡ドームに設置された「暖手(だんて)の広場」という著名人の手のブロンズ像を展示するスペースのために作られた像だ。実際に藤子先生の手から型をとって作られたこの像は触ることができる。筆者もいい原稿が書けるようにとガッチリ握手させていただいた。
 


この右手から世界中で愛され続けるキャラクターが生まれた

 
忘れてはいけない“ネズミ”探しを再開しよう。最後は3階だ。
 
 
 

誰かに伝えたくなるような“遊び心”


 
3階へと階段を上がると「ミュージアムカフェ」がある。この藤子ミュージアムが開館した当初「ミュージアムカフェ」は大人気で、待ち時間が長すぎるという話があったが、今は席数を増やしたことで待つことはかなり少なくなったそうだ。
 


「ミュージアムカフェ」にも“ネズミ”が紛れ込んでいた

 
扉にぐっと寄ってみると・・・
 


いたーーー!!

 
藤子ミュージアムの館内で1番の古株というこの“ネズミ”、「ミュージアムカフェ」の扉に紛れ込んでいた。この扉はカフェがオープンすると奥に開いた状態になるのでさらに気づきづらいそう。

取材をした日は計4匹の“ネズミ”を見つけることができた。
なぜ“ネズミ”を紛れ込ませたのかを藤子ミュージアムの広報担当者に問い合わせてみると、「本来、誰もしっかり見ない案内板を見て気づいたり、ネズミを見つけた時に誰かに伝えたくなるような“遊び心”を入れたかったのです」と教えてくれた。

取材当日に館内を案内してくださった広報担当者の方は、大長編ドラえもん『のび太の魔界大冒険』が大好きで採用試験の作文にもこの作品の感想をアツく語ったそう。
案内中は藤子ミュージアムの細かな“遊び心”を1つ1つ教えてくれた。
 


F先生の家の方向をざっくり示した矢印
 

3階の「はらっぱ」にも隠れキャラクターがたくさん

 
こうした“遊び心”はF先生の作品が大好きなスタッフが、読者を大切にする心がけを受け継いでいるからこそ思いつくものなのだろう。
初めて訪れた藤子ミュージアムはまたゆっくりプライベートでも訪れたくなった。
 
 
 

取材を終えて


 
紛れ込んでいる“ネズミ”だが、イベントごとの展示で数が増減するらしい。
また2020年で連載50周年を迎えた『ドラえもん』、干支が“ネズミ”とはドラえもんにとってはなんとも気の毒だ。
「今年は“ネズミ”とコラボレーションした展示やグッズが増える予定です」という情報も聞くことができたが、ドラえもんはこの事実をまだ知らないであろう。
 


「ウェイティングショーケース」に設置された干支の展示

 
こうした“遊び心”を多く取り入れた「藤子・F・不二雄ミュージアム」、ただ見に行くだけではもったいない。訪れた際はぜひF先生の“遊び心”を発見してみてはいかがだろうか。
 
 
ー終わりー
 
 
取材協力
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム ©Fujiko-Pro
住所/神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
電話/0570-055-245(9:30~18:00)
http://fujiko-museum.com/


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