永遠に続く? 「元町梅林」のすごい量とウワサのコース料理と巨大おにぎりを実食!
ココがキニナル!
元町梅林、量が多かった!生もの以外はお土産に持たせて貰えますが、今でもあの量が出る?最後の大きなおにぎりも健在?(rincoさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
元町梅林はおいしいものをお腹いっぱい食べてほしいという先代女将の想いからコースは20品前後の品を出している!巨大なバクダンおにぎりも健在!
ライター:松宮 史佳
まだまだある! 店の逸品を実食!
(13)人気の「黒いなり」はまろやかでやさしい味
続いて(14)「鰻の笹巻き」へ
笹をはがしてひと口・・・
「!!!!」
鰻の皮と身の間にあるとろりとした脂がおいしすぎる!!! 数秒で完食。
(15)「鯛の塩焼き」
「もうお腹いっぱい!」と思い、持ち帰ろうとしていたのに思わず食べてしまった・・・。鯛の身がやわらかく、塩加減が絶妙で止まらない。
おいしい鯛により、再び食欲が刺激され、(16)「お餅の天ぷら」へ
「!!!!」
なんだこれは!? 一見、普通の「お餅」。だが、甘みがあり壮絶なおいしいさ。冷めてもべたつかず、品のある味わいに感動。
「もういい加減ムリ」と思いつつも、再びお餅に食欲が刺激されたので、次へ。
(17)「小むつの煮付け」を実食
・・・こ・れ・は!!!
骨までやわらかく煮てある! これもお餅と同様、一見、素朴な感じだが、その極上の味わいに“ギャップ萌え”。数秒で完食。
ド迫力のステーキ
これも一見普通だが、何かが隠されていそうな(18)「春巻き」を食べてみると・・・
中には、かにとチーズ、枝豆が入っている! 枝豆が食感のアクセントになっており、おもしろい。“超極上のおやつ”みたい!
どんな味か想像がつかない(19)「大根の味噌漬け入りサンドイッチ」を食す
あー!!! 酸味と甘みがある大根が、意外にもパンによく合う!
人気だという(20)「ホワイトソースのグラタン」は濃厚
どちらかというとグラタンというより、スープに近いかもしれない。
(21)「えびとしいたけの釜炊きご飯」
もちもちしたもち米と厚みのあるしいたけに上品なだしが染み込み、絶妙!
「・・・もうムリ」と何回思っても、素材が上質な上に焼き加減など調理法がすばらしく、“ついつい食べてしまう”。「元町 梅林」は罪な店だ。
で、結局(22)「和牛の網焼きステーキ」へ
実は松宮、嫌いではないのだが普段はほとんど牛肉を食べない。が、しかし! この和牛は冷めてもやわらかく、絶品なので“またまたついつい食べてしまう”。
実際にコースを食べてみると、バラエティに富んだおいしいものを“惜しげもなく入れちゃった”そんな感じがする。「造り」やグラタン、サンドイッチを続けて食べても違和感がないのがすごい!
顔より大きい!? おばあちゃんのおにぎり
ウワサのおにぎりは通常、コースの最後に出している。だが、おにぎりは熱々のうちに具材を詰めるためいたみやすく、6月中旬から10月ころまでは出していない。今時期はおにぎりの替わりに、先ほどいただいた釜炊きご飯を出している。
おにぎりを出すようになったのは15年ほど前。もともとおにぎりは忙しいスタッフが「立ったままで食べられるように」と考案したまかないだった。しかし、雑誌『dancyu』の編集の方のアドバイスにより、お客さんにも出すようになったとか。
禮子さんが愛情を込めて握るおにぎりは評判だった
今回は大きさをレポートするため、特別に具材抜きのおにぎりを作っていただくことに。コース料理の品数に圧倒された松宮。「もう驚くことはない」と思っていると・・・
超巨大なおにぎりが登場! やっぱり驚いてしまう
まさか? とも思ったが、おにぎりは“顔よりも大きい”
・・・連日の猛暑で“すでに夏バテ真っ盛り”な松宮。だが、「元町 梅林」の品々を食べ続けるうち、体のすみずみまでエネルギーがチャージされた。
取材を終えて
「元町 梅林」の料理は量もさることながら、素材のよさと料理人の方の技術の高さに圧倒された。また、一品ひと品に驚きが隠されており、わくわくした。料理には人柄が表れる。残念ながら禮子さんにはお会いしたことがないが、あたたかくて愛情があり、かわいらしい人だったに違いない。
「和牛ステーキ」「おにぎり」などを持ち帰ったが、翌日になっても全部おいしかった。
おにぎりを食べていたら「おばあちゃーん!」と叫びたくなった
―終わり―
元町梅林
住所/横浜市中区元町1-55
電話/045-662-2215
営業時間/13:00〜15:00、17:00〜19:00、19:30〜21:30(定食利用の場合は13:00〜15:00のみ)
定休日/月曜
みむくんさん
2020年02月24日 10時31分
またしても、存在しない場所の再掲……
TKSさん
2016年09月02日 19時41分
確かに一人前としては多いと思うけど、1人1万4千円でしょ?そりゃ、それなりになると思いますよw
濱虎さん
2015年09月08日 20時02分
山手町に住んでいる頃にアルバイトしてました。その頃はこの場所にはなくて、杉浦さんの近くにありましたよね。客としてはまだ一度も訪れたことはありませんが、絶品和食を食べに行きたい。女将さんのおにぎり忘れられません。ご冥福をお祈りします。