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横浜ベイスターズ尾花高夫監督を徹底解剖!

ココがキニナル!

我らが横浜ベイスターズを率いる尾花高夫監督ってどんな人?

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ライター:山口 愛愛

最下位だった横浜の底上げに白羽の矢が立った尾花監督。

「改革元年」と位置付け、スタートした昨年はピッチャーの怪我や不調もあり理想の野球ができず、残念ながら最下位脱出とはいかなかった。積極的な補強も行い、今年こそは!とリベンジに燃える。

今シーズンの意気込みや、選手のこと、ご家族のこと・・・
はまれぽユーザーからいただいた質問も体当たりで直撃!
 

  尾花 高夫 (オバナ タカオ) さん 
誕生日: 1957年8月7日
出 身: 和歌山県
血液型: B型
仕 事: 横浜ベイスターズ監督
H P : http://www.baystars.co.jp/

 
 
 

今年はスピーディーな野球を魅せる!



―ピッチングコーチから監督として招かれ、投手力のアップに期待されたと思いますが、昨シーズンを振り返っていかがですか?
 
抑えのブーチェックが誤算で先発の山口を抑えにまわしたこと、三浦、寺原、ランドルフの不調や故障で、5本柱が清水1人になってしまいました。構想のフルメンバーで戦えず、厳しかったですね。その分、加賀や阿斗里などの若いピッチャーが経験を積め、明るい材料になりましたけど。勝てる試合をお見せできず、ファンのみなさんに申し訳なかったと思っています。

―今年の5本柱の構想は決まっているんですか?

秋季キャンプから若いピッチャーが急成長しているので、若手やベテランに限らず、開幕前の調子を見ます。自分が獲る!というアピールをしてほしいです。
 


成績不振もあり、昨年丸坊主にした髪が伸びてきた尾花監督


―尾花監督が就任してから、掲げたルールはありますか?

茶髪、長髪、無精ヒゲ、ピアスはやめようと。
ファンあっての野球ですから、見ている方に不快感を与えないようにしないといけませんね。

―昨年の試合で印象に残っていることは?

初勝利(3戦目の阪神戦3-2)は嬉しかったですね。(ピッチャーの)藤江もプロ初勝利だったんですけど、以前に勝っているものだと思って、スタンドにウイニングボールを投げ込んでしまったんですよ(笑) 後でお客さんから返してもらい、藤江に渡ったのでよかったですが(笑)

―シーズン終了後に新たな戦力を獲得しましたが、ドラフトのポイントは?

高校ルーキーは獲らず、大学卒や社会人野球からの即戦力を意識しました。

―なるほど。須田投手などの即戦力ピッチャーを獲得しましたが、全体的には野手の補強が目立つようですが。

ピッチャーの補強に力を入れていないのではなく、トレードでもピッチャーは交換要員が見合わず難しいんです。こちらの選手を出したくない場合も多いですし。その分若手の底上げに力を入れています。
 


沖縄(名護球場)での練習試合。選手の声がよく出ていて、昨年の雰囲気とは違う


―外野手の森本選手の加入が注目されていますね。

センターに森本が入り、レフトにはスレッジもいますから、去年成長した下園や復活を目指す吉村、経験のある金城や井手、若手の松本・・・と、まだまだいますし、競争することでレベルを上げます。

―内野も激戦、正捕手争いも気になります。

渡辺が獲れたことが大きいですね。石川、藤田の刺激になりますし、オリックスから来た一輝や若手の山崎もいますので、層が厚くなりました。正捕手が決まれば安定しますから、ここはカギの1つですね。昨年、成長した武山が候補ですが、ここも競争です。
 
―他にキーポイントになる選手はいますか?

筒香が一人前になってくれればね。サードに村田がいるので、ハーパーとファーストのポジション争いになる予定です。どこも競争ですよね。

―2シーズン目となりますが、今年のキャンプで意識することはありますか?ファンの間では練習不足では?という声もあるようですが・・・。

練習はしっかりやっていますよ(苦笑)。
キャンプは午前中にチームプレイ、午後から個人力のアップが基本です。信頼関係を高めることを意識しています。
 


練習はしっかりやっているみたい


―今年は、どんな野球を目指しますか?

3点以内に抑えるゲームを70試合作るのが目標です。5本柱がローテーションを守れば充分上位で戦えます。
昨年は3ヒットで無得点という場面もありましたが、今年1ヒットで2つの塁を狙う野球を目指します。「盗塁」だけではなく、次の塁を狙う「走塁」で得点力をカバーします。スピーディーな野球をお見せしますよ。

―選手との接し方も1年目と2年目では違いがありますか?

1年目は「インフォーム」がポイントで、データや情報伝達に重きを置きましたが、今年は「インスパイア」がポイントです。
選手のモチベーションを上げそれを試合で発揮させることに力を入れたいですね。そのためにも、コミュニケーションが大事なので、もっと選手の声に耳を傾けたいと思っています。