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江戸時代の宿場町で有田と名古屋の文化に触れる。はま旅Vol.75 「江田編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第75回は、東急田園都市線「江田駅」。江戸時代の宿場町で有田と名古屋の文化に触れ、居合・抜刀道を見学。

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ライター:吉田 忍

駅名は「江田」だが、周辺の町名は「荏田」。源義経に仕えた「江田小次郎」にちなみ、湿田を示す「荏田」になったとされる。

「江田」という駅名は、開業当時「荏」が当用漢字ではなかったため。駅名以外にも、店舗名などには「江」が使用されていることが多い。(『「荏田」にある駅はどうして「江田」駅なの?』)
比較的新しく開発された町だが、江戸時代には大山詣での宿場町として栄えた町でもある。
 


残暑厳しい日、駅前からいきなりの坂道を眺めて呆然とする筆者



大山街道の宿場町



大山街道の宿場町として栄えた荏田宿は江戸から七里。江戸を発った旅人が最初の宿泊地として利用することが多かった。今ではその面影を残す建物などはないが、いくつかの史跡が残されているというので、訪ねてみた。

●霊泉の滝

以前キニナル投稿もされていた、霊泉の滝は荏田宿入り口の少し手前にあった。
  


竹筒から水が出ている。これは滝か?
 

数々の御利益が記されている
 

現代人は軟弱だということか…
 

江戸の頃は撮影場所辺りに橋があったらしい。早渕川を渡ると荏田宿


●荏田下宿庚申塔

荏田宿入り口の道標でもあった庚申塔(こうしんとう)。60日毎の庚申の日に女性たちがひと晩中眠らずに厄払いの祈願をしたという。
 


ほこらの中には青面金剛像や三猿が納められている庚申塔


●中宿秋葉講常夜灯

常夜灯があったことが荏田宿の繁栄を物語る。
 


常夜灯は民家の庭に残されている
※民家の敷地内にあるので一部モザイク処理しています
 

現在の大山街道。ここから現在の江田駅あたりまでが荏田宿で、下宿、中宿、上宿と続いていた