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昭和40年代、南戸塚小学校横の小さい公園の裏側にあった滝の様子は?

ココがキニナル!

戸塚区の南戸塚小学校横の小さい公園の裏側に昭和40年代に滝があったと記憶しています。当時の写真や話を地元の人に伺ってもらえないでしょうか?(山下公園のカモメさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

昭和40年代に滝があったという資料や目撃情報はあったが、写真は見つからなかった。持っている方がいたら、編集部に連絡をいただきたい。

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ライター:山口 愛愛

滝はどこにあったのか?



現在、戸塚区には下倉田町の紅葉滝と、薬汲沢町のまさかりが淵と小雀町の堤の滝(清滝)の3つの滝があるといわれている。
 


横浜に滝ってあるの?』の調査で紹介した「まさかりが淵」


しかし今回の調査は、昭和40年代にあったという滝の調査。さっそく滝があったと思われる場所を調べてみよう。
 


南戸塚小学校は、自然が残る戸塚公園の懐に


南戸塚小学校の周辺を歩いてみる。投稿によると、小さな公園があるようだが…。下校途中の小学生に、話を聞いてみた。
「滝?わからないなぁ。近くに小さな川ならあるよ」

川があるなら、近くに水源があるということだ。これは滝のヒントになりそう。戸塚公園の入口あたりと言うので、お礼を言い学校沿いに歩いてみる。
すると、小さなせせらぎを発見。
 


せせらぎに癒される。遊歩道があり、整備されていた
 

水のしらべを辿りながら、戸塚公園の森林の中へ


たて看板があり、「戸塚十勝」を残した幕末の歌人、内田永保が詠んだ歌が紹介されている。この案内によると戸塚公園周辺は、1800年代から清水が絶えず流れていることがわかる。
 


「清水山桜松」と歌われたこの辺りは、200年前から緑や水が豊かだったよう
 

散策路の尾根道が続き、水路はじょじょに山と同化していく
 

山に入っていくが、水路は自然に溶け込んだ。湧き水であるようだ


さらに上っていくと道がひらけ、広場に出た。すれ違う大人、子どもに声を掛けるが滝を知っている人はいなかった。30代の女性から「この下に下郷小学校があって、その近くに『せせらぎ谷』があるので、昔はそのことを滝と言ってたのかしら?行ってみては」とのアドバイスをもらい、階段を降りていく。

坂を下り、公園を抜けると下郷小学校の前に出た。山側にはまたもや小さなせせらぎが。
 

山からの湧き水が集まり流れ、水路は下水につながっていた


この辺りを「せせらぎの谷」というようだ。「谷」というので滝を連想したが、小さなせせらぎだった。この辺は初夏にはアジサイでにぎわい、鮮やかな水景へと変わるようだ。
 


地図にある、土木事務所に電話で確認したいのだが、肝心な番号にビスが・・・


土木事務所の電話番号を調べ、滝の話を聞いてみるが、「個人的には聞いたことがないですね」とのこと。残念ながら、写真も残っていないとの返答だった。

近隣の住人にも声をかけてみたが、手がかりがつかめないので、図書館で情報を集めることに。