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37年の歴史がある「はまかぜ」ってどんな新聞?

ココがキニナル!

37年前から発行されている「はまかぜ」という新聞は、どんな新聞なの?(inocchi21さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「はまかぜ」は月間発行部数約87万部を誇る独立系地域新聞。エリアごとに特化した紙面を展開、その秘密は主婦ライターの起用だった!

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ライター:篠原 章公

「はまかぜ」と言えばいわゆる“地域新聞”として各家庭や配布スポットにて目にしたことがある方も多いと思われるが、投稿によれば37年前から発行されているとのこと。
約40年の歴史を持つ地域新聞とは、いったいどのような媒体なのだろうか。

お話を伺うべく取材を依頼したところ快諾していただけたので、早速ハマスタ近くにある「はまかぜ新聞社」へ取材を敢行した。



「はまかぜ新聞社」へ取材を敢行!

 


いざ取材へ!


編集部へ伺うと、女性2名が担当してくださった。
 


「はまかぜ」編集部の中山さん(左)、高安さん


“地域新聞”というと読者層が若干高いイメージがあったが、その作り手は意外にもお若い方々。
「いつもは私たちが取材する側でして・・・こういった形で取材をお受けする機会がないので緊張します(苦笑)」とのお二人だが、早速お話を伺うことに。



「はまかぜ」とは?

まず「はまかぜ」の概要からお聞きすると、「はまかぜ」は主に広告収入によって成り立っている地域新聞(無料)。現在、洋港版、さかえ・とつか版、金沢版、横須賀・三浦・湘南版、中区・西区版の計5版を発行。ともに月1回の発行だが、横須賀・三浦・湘南版のみ月3回の発行となっている。
 


地域に合わせ、計5版を発行


これらを合わせた月間の発行部数は2011(平成23)年の11月現在で86万8000部であり、主に主婦の方が担当されているという650名の配布員によって各戸に配布、もしくは協力店舗や区役所等にて自由入手することが可能となっている。

また、WEB上でも最新号から約1年分のバックナンバーが閲覧でき、配布環境にない、もしくは隣の地域のものが読みたいといった場合にはこちらで紙面を読むことができる。
はまかぜWEB版

大体の概要が把握できたところで、いくつか質問に答えていただくことに。

―はまかぜの特徴とは?
「地域の方々の手配り(ポスティング)によって配布されているという所が特徴だと思いますね。これは創刊当時から変わらないもので、『地元密着』という点がよく表れていると思います。また、各エリア合わせて約10名の主婦ライターの方にご活躍いただいています」

―主婦ライターの方というのはどのように活動されているのでしょうか。
「月に一回、私たち編集の者とエリアごとのライターさんとで『ライター会議』というものを行っておりまして、紙面の概要を決定したのち、直接取材に行っていただき、記事を書いていただいています」

―(紙面を見ながら)編集がお2人ということで、結構ライターの方々が動かれていそうですね。
「そう・・・ですね(笑)。中には主婦をしながら、ご自分の仕事もしつつ『はまかぜ』のライターをされている方もいらっしゃって。企画を持ち込まれる事も多いですし、意欲的な方が多いかもしれません。私たち編集とライターさんたちで紙面を作っている、という感じですね」

なるほど、「はまかぜ」は地域のライターの方々によって作られ、地域の方々によって配布されているという点でかなり地域密着度の高い媒体だといえそうだ。