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横浜のココがキニナル!

横浜最古の酒場はどこでしょうか。わかったら一度飲みに行きたいなぁ。(hirozoさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

立ち飲みができる酒屋、浅見本店の創業は明治時代にさかのぼる。最古の酒場の証明はできないが、消えゆく最も古い酒場の風景のひとつといえる。

ライター:ほしば あずみ (2013年01月15日)

最古の酒場。もちろん現存し今も営業しているところとすれば、いったいどれほどさかのぼれるものなのだろうか。横浜に現存する最古のバーは、「パリ」。1920(大正9)年 、伊勢佐木町に「カフェ・ド・パリ」としてオープンし現在でも中区常盤町で営業を続けている(横浜の古き良きバーを調査して欲しい!)。

以前、はまれぽでとりあげた「市民酒場」では、戦時下にはじまり今も続く酒場を紹介したが、横浜に現存する酒場の多くは戦後に創業したもの。大正時代の関東大震災、昭和の横浜大空襲などで壊滅的な被害を受けた横浜は、歴史をさかのぼりにくい一面がある。

だがそんな中、明治時代創業を掲げる酒場が南区万世町にあるという。
店の名前は「浅見本店」。いったいどんな店なのか、さっそく訪ねてみた。
 
 
 
趣ある町の趣ある酒場
 


店があるのは横浜橋商店街の近く

 
市営地下鉄「阪東橋駅」から横浜橋商店街を抜け、10分くらい歩くと、歴史を感じさせる重厚な看板が見えてくる。
 


信号を渡った先に見える浅見本店

 
同時に、決して夜遅い時間でもないのにすでに出来上がっている人々の姿も見えてくる。
どの人も実に楽しそうだ。
  


浅見本店の店内

 
浅見本店は、本来は酒屋。店舗の右側が立ち飲みスペースになっていて、酒や酒肴を頼むたびに代金を払う、いわゆるキャッシュオンデリバリーの角打ちスタイルである。
酒肴はシジミの佃煮や豆腐などがプラスチックの容器に入っていて50円から。缶詰等もある。
 


酒肴はほかに、チーズやさきいか、漬物等。まさに「つまみ」

 
にごり酒(200円)を頼んで飲んでいると、すぐ近くで交通事故があったみたいだからちょっと見てくる、と出かけていく人がいる。かと思えば、すでに一軒寄った足で入ってくる人もいる。人の出入りはあるものの店内の客は常に10人前後。皆、常連客らしく挨拶を交わし、思い思いに楽しんでいる。

通い始めて1年ほどという男性、石井さんに話を伺ってみた。
「通勤バスの車窓から見える店構えがずっと気になっていた」という石井さん。
「外の看板見た? かっこいいよね。店の雰囲気もほかにないものだし、あと今日はないんだけどつまみに刺身があるんだよね。これがありがたい」
 


店に掲げられている立派な熊手
 

よく見るとお札がびっしり。中には一万円札もある

 
巨大な熊手は近所にある金毘羅大鷲神社の酉(とり)の市で「福をかき寄せる」商売繁盛の縁起物。びっしり挟まっているお札は、お客さんたちからのご祝儀なのだという。「ツキのおすそわけ」で奉納され、翌年の熊手を購入する際に使われるとの事。一万円札は競馬が当たったときのものらしい。店が常連客から愛されている様子がよくわかる。
 
 

常連から愛されている浅見本店。当代限りで立ち飲みは終わり!?・・・詳細は次のページ≫
 

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