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横浜市民もあまり知らない横浜寒緋桜、作ったのは誰?

ココがキニナル!

ハマ固有のサクラが有ると聞く。その名は「横浜寒緋桜」寒緋の種。ハマ人でも知らぬ人多し。誰が作り何処に原木があり・見所及び時期のお薦めは?(yamaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜寒緋桜を作ったのは、港北区在住の白井勲さん。原木は本牧山頂公園にあり、見ごろは今がラストチャンス!

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ライター:吉澤 由美子

桜だったら、「ソメイヨシノ」はわかる。

あとは、枝が下に向かっているのは「枝垂桜」。花が白いのは「大島桜」。白い花の間に葉っぱも同時に芽吹くのが「山桜」。濃いピンクなのは「寒桜」か「河津桜」。遅咲きで花びらがぼってり重い「八重桜」。

そのくらい大雑把に過ごしてきたので、品種名に「横浜」とつく桜があるなんてまったく知らなかった。

しかも「横浜寒緋桜(よこはまかんひざくら)」は、濃いピンクの大きな花がどっさり咲く、それはそれはゴージャスな桜で、横浜には、この桜がたくさん咲いている公園があるらしい。これは調べてみなければ!
 


横浜寒緋桜は花自体が大きく、お互い重なりあうように密に咲いている




横浜寒緋桜ってどんな花?


 
桜を愛でる文化は江戸時代から本格化して今に至り、一説によると現在、600を越えるくらいの品種があるとか。その中で、横浜寒緋桜はヒガンザクラに類する品種。大輪の花は鮮やかなピンクで枝からこぼれんばかりに重なり合って咲く、豪華な桜だ。しかも品種名に「横浜」とついているのは、この桜だけ。まだ見たことはないのに単純だと我ながら呆れるけど、名前に横浜とついたこの桜にいきなり愛着がわいてくる。

横浜寒緋桜は、昭和47年(1972)頃に、寒緋桜(かんひざくら)の花粉を、兼六園熊谷(けんろくえんくまがい)に交配して作りだしたもの。作者は、港北区高田町在住の白井勲(しらいいさお)さん。白井さんが長年にわたって植物の品種交配を研究されている中で生み出した傑作の1つがこの花だ。

美しく華やかな緋色の花が咲く寒緋桜と、病気に強く大輪の花を咲かせるヤマザクラ系統の兼六園熊谷の優れた部分を組み合わせた交配で、多くの人に桜を楽しんでほしいという白井さんの心配りから、早咲き、中咲き、遅咲きの3種が作られ、3月下旬頃から4月中旬までの長期間にわたって花を楽しむことができる。
 


正式名称は、横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)


「横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)」という名称で農林水産省に観賞樹として品種登録されたのは、1985年1月23日。登録番号は777番。お花見をしたら幸運をわけてもらえそうで、なんだかうれしい。

白井さんが作った横浜緋桜の原木が、本牧山頂公園に寄贈されているようなので、さっそく本牧に向かうことに。



横浜緋桜の原木は本牧山頂公園にあった!!


 


横浜緋桜は「ひざくらの丘」にある


マイカル本牧の裏手にある丘の上が本牧山頂公園。長いスロープを歩きながら、なにげなく後ろを振り向くと背後の上の方が鮮やかなピンク! 案内板で確認すると、そのあたりが目的地の「ひざくらの丘」。

回りこむように芝生に入ると、まわりにぐるりと横浜緋桜が30本以上並んでいる。主役の横浜緋桜を引き立てるように、ソメイヨシノやヤマザクラ、ヒマラヤ杉に松などが控え目に植えてあって、白やピンクと緑のコントラストが魅力的だ。
 


空の青、芝生と木々の緑、ピンクや白の花だけを思う存分楽しめる