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ドラマ版「私立探偵 濱マイク」の舞台は今どうなっているの?

ココがキニナル!

2002年ごろ放送されていた永瀬正敏主演のドラマ私立探偵濱マイクの舞台が今どうなっているか気になります。(yoshihiroさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

昭和の香りを残す建造物は多くが解体されてしまったが、いまだ変わらず残っている建造物や店舗もある。今でも多くのファンが訪れている。

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ライター:ナリタノゾミ

2002年放送、永瀬正敏主演のテレビドラマ、「私立探偵 濱マイク」。
底の厚いラバーソールの靴にサングラス、何個も指輪をはめた指、爪には黒いマニキュアを施し、派手なロングコートに身を包む、探偵・濱マイク(永瀬正敏)。常に金欠で、女好き。
 


濱マイク(イラスト:ナリタノゾミ)


一見、軟派な彼だが、実は正義感に溢れ、情にほだされやすい。そのため、横浜で起こる不可思議で難儀な事件に次々と関わっていく。
ドラマ版は、毎回、豪華なキャストを迎え、異なる監督がメガホンを取ったことで話題となる。
舞台となった横浜は、生活臭溢れる下町がメインに選ばれており、放送後もその味わい深い風景を求めてロケ地を巡るファンが絶えない。

放送から10年経った現在、当時の舞台はどうなっているのか。
ドラマの内容を知っている浜っ子に聞き込みを行うなどして、代表的なロケ地を選出した。

今回の調査によると、濱マイク(永瀬正敏)の行動範囲は、中区と南区に集中していた。



マイクのいた風景(中区・伊勢佐木町界わい)

作中では伊勢佐木町から横浜橋商店街にかけてが、マイクの生活圏内だったようだ。
 


濱マイク生活圏の図


横浜日劇の屋上に事務所を構えていたマイク。
日劇は2007年に解体されてしまったが、彼が何度もくぐったであろう日劇のアーチの骨組みは残っている。
 


日劇とマイク(ドラマ再現イラスト:ナリタノゾミ)
 

当時「洋画は 邦画は 日劇 名画座」との文字が埋め込まれていたアーチ
 

日劇跡地。現在はライオンズマンションが建っている


また、作中の事務所は、実際には横浜スタジアムそばのストロングビルの屋上にセットとして設けられていたそうだが、現在はそちらも解体され、ダイワロイネットホテルが建っている。

なお、第5話「花」でマイクがアルバイトをしていた末吉町のストリップ劇場「黄金劇場」については過去の記事を参照して欲しい。



マイクの愛したカフェ・オレ(中区・横浜橋商店街)

マイクの生活圏内である横浜橋商店街にスポットを当てる。
 


横浜橋商店街のアーケード
 

アーケードから小さな路地に入ったところ。ひっそりとたたずむ純喫茶


「つい先日も底の厚いラバーソールを履いて、髪の毛をマイク風にセットした男の子が2人連れで来ていましたよ。今でも、全国からファンの方がいらっしゃって、近況を報告してくれます」
ファンの来店を楽しみにしているのは、横浜橋商店街の喫茶店「コーヒー マツモト」の店主・松本さんだ。同店は、撮影以来変わらぬ姿を保ち続けている。
 


ミルクコーヒーを淹れる。「コーヒー マツモト」の店主・松本さん