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一見地味な駅で見つけたこの土地ならではの魅力、はま旅Vol.99「北新横浜」編

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第99回は、昔、ウッカリ下車多発だった北新横浜駅の旅。一見地味な駅にあった、この土地ならではの魅力をご紹介!

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ライター:吉澤 由美子

横浜市営地下鉄ブルーラインの「北新横浜」駅は、降りたことこそなかったが、隣の「新横浜」と紛らわしい駅名なのでちょっと気になっていた場所。
 


北新横浜駅


初めて降りた北新横浜の駅は、左右を道路に挟まれた場所にあって、どこに行くにも横断歩道を渡る必要がある。

ブルーライン開業当時、駅名はもっと紛らわしい「新横浜北」というもので、新横浜と間違えて降りてしまう乗客がたくさんいたらしい。
 


最高気温5℃という予報だったこの日。早朝だったのでより寒さが厳しい


改札を出てあたりを見渡すと、新横浜寄りに大きなスーパーマーケットが見えた。その近くにはファミリーレストランなどもあるようだ。
 


エスポットという大きなスーパー
 

スーパーの先にメルヘンっぽいシルエット。近づいたら結婚式場だった


辺りを見渡していると、新羽駅方向から鶴見川の方に高架が向かっているのを発見。このあたりではブルーラインは地下を走っているはず。あの高架はいったいなんだろう。



強風吹きすさぶ鶴見川の土手

北新横浜は90度に曲がる鶴見川に南と東を囲まれている。高架は鶴見川の曲がるあたりに向かっているようだ。
 


公園の中を高架が横切っている
 

途中、北新横浜一丁目一番の住所表示を見つけた


高架は、鶴見川の土手の手前にあるとても大きなコンクリートの建物に吸い込まれている。
 


平たくて四角い巨大な建物


近づくと、建物の入口に「横浜市交通局 新羽車両基地」という看板があった。なるほど、それでこんなに巨大な建物だったのか。それにしても、屋根のある車両基地を見たのは初めて。
 


車両基地だった


鶴見川の土手はかなり高いので、上ったら電車が見えるかも?
 


赤レンガ風の建物は環境創造局のポンプ場


見晴らしがいいぶん、土手の上は風も強い。土手沿いに車両基地の周りをぐるっと歩くと、川沿いに曲がってしばらく行ったあたりに、隙間からちらっと電車が見える場所がやっと見つかった。
 


ほんの少しだけ見えた車両


ふと対岸を見ると、新横浜のプリンスホテルが近い。
 


鶴見川を挟んだ先は新横浜
 

日産スタジアムや富士山も見える


景色は素晴らしいけれど、とにかく寒い! ところがこのあたりは土手から降りる道がない。しかたなく新横浜大橋のあたりまで行くと、ここでは地下の工事が行われている様子。
 


公園の横、新横浜大橋のたもとで工事が行われていた
 

いったいなんの工事だろう?


橋を越えた先でやっと下に降りる道をみつけ工事現場に行ってみると、「横浜環状北線シールドトンネル工事」という看板がかかっていた。

横浜環状北線といえば、第三京浜道路「港北インターチェンジ」から首都高速道路横浜羽田空港線「生麦ジャンクション」をつなぐ自動車専用道路。全体の7割が地下を通る道路だ。

どうやら、この場所に大きな換気所を作る工事をしているらしい。亀甲橋の先には、新横浜出入口ができるのだとか。
 


換気所の工事がこれほど大掛かりだとは
 

完成予想図もあった


横浜環状北線が完成するのは、2016年予定。これができると、このあたりの景観や利便性はかなり変わってきそうだ。