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横浜中華街、安楽園跡地にできる「横浜博覧館」ってどんなところ?

ココがキニナル!

中華街にできるという「ベビースターランド」がキニナル。製造工程が見られたり、出来たてのベビースターラーメンが食べられたりするとか。レポート希望いたします(maniaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

製造工程を見たり、限定メニューが味わたりする「ベビースターランド」が、3月18日オープンの「体験型ショッピングセンター横浜博覧館で楽しめる!

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ライター:桐生 由美子

 

 
2013年3月18日、横浜中華街に「体験型ショッピングセンター 横浜博覧館がオープンする。場所は、2011(平成23)年5月に120年の歴史に幕を下ろした中華街の老舗、「安楽園」の跡地。歴史ある建築物を取り壊した跡に新しい商業施設を建てると聞くと、まるで再開発のように聞こえるが、実際はどのような経緯で誕生することになったのだろうか。
 


幅広い年齢層の方々が楽しめる施設をつくりたい!



運営会社である株式会社オーヴァルの若林さんに施設の詳細を伺った。
株式会社オーヴァルは、エンターテイメント施設「横浜大世界(横浜中華街)」や「上大岡赤い風船(上大岡)」などを手掛ける総合デベロッパーだ。

横浜博覧館は3階建ての大型施設で、店舗総面積は661㎡。1階にはギフトショップの「横浜博覧館マーケット」と、中華総菜を販売する「中華専門店開華楼(かいかろう)、2階には「ベビースターランド」をはじめ世界のお菓子や飲み物を味わえる「横浜おやつファクトリー」、そして3階には屋上ガーデンで中国茶やスイーツを楽しめる「博覧館ガーデンテラスカフェ」が入居する。
 


対応してくれたのは、経営企画部 若林和哉さん


「安楽園が閉店したのは2011(平成23)年5月。2012(平成24)年の秋には施設内容がほぼ決まり、工事がスタートしました。安楽園の跡地に注目した理由は、弊社が運営している「横浜大世界という施設の立地が、中華街大通りではなく裏手にある南門シルクロードの周辺だったので、より多くのお客様に来ていただける立地を探していたからです」

「今回、安楽園の跡地を活用できないか、という話をいただき、中華街全体が活性化するために一役買えたら、という考えから横浜博覧館の企画をスタートさせました」

とはいえ、工事を始めたのが昨年の秋。「今年の2月中旬の段階で、これから内装工事に入る、というバタバタの状況でした」と、若林さんはオープンまでの苦労も語る。

内装工事で悩んだことは、「安楽園のインテリアやデザインを少しでも残したい」ということ。「120年もの歴史ある建物だった安楽園の面影を、少しでも残せないものか。工事の担当者と相談しながら、ステンドグラスと窓枠の一部を残すことにしました」と若林さん。
 


2階の窓やステンドグラスはそのまま利用、「残せるものは全部残したい」とのこと


「歴史を継ぐ難しさ」と「変化する素晴らしさ」の間で揺れ動く、素直な気持ちを語る若林さんからは、横浜博覧館への熱い思いが垣間見られた。


「幅広い年齢層の方々に楽しんでいただきたいですね」と若林さん


若林さんは、横浜博覧館は中華街らしい飲食店ではなく、「横浜の文化を発信する中華街の新しい拠点」として横浜のお土産や世界の食文化のコーナーを設置した、と語る。

では、横浜博覧館は一体どんな場所なのだろうか。オープン初日を2日後に控えた3月16日(土)、横浜博覧館のプレオープンに行ってきた。

さっそく各階の施設を一挙公開!
 


1階はお土産と食べ歩きグルメが満載!



1階フロアには、食べ歩きもできる中華総菜も買える「中華専門店 開華楼」とギフトショップ「横浜博覧館マーケット」が併設されている。

入り口すぐにある
「中華専門店 開華楼」。
 


上部にあるのは安楽園にあった窓。
ステンドグラスはそのまま生かし横向きに


イチオシは「開華包(カイカパオ)」。台湾屋台でもポピュラーな点心「水煎包(スイジェンパオ)」を、中華料理人のアドバイスを受けながら、独自にアレンジしたもの。横浜中華街のニューフェイスだ! 
 
 


「開華包」
左上から時計回りに「海鮮」、「トマト」、「豚肉」各300円


ぷりぷりの海老がごろごろ入った「海鮮」、しっかりトマト味がついていてちょっと洋風な「トマト」、しっかり詰まった肉のうまみがじゅっと出てくる「豚肉」。特徴は、油っぽさを減らすためにしっかりと蒸したあとに焼き上げているところ。カリッとした皮とジューシーな具がおいしさのポイントだ。肉まんサイズなので、食べ歩きにもピッタリ! 

また、蒸したばかりの味を楽しめる「シューマイ」は、なんといっても種類が豊富! 

備長炭入りの黒い皮で包んだ「黒船シューマイ」、安楽園の味を再現した「百年シューマイ」、ミニトマトが丸ごと入った「トマトシューマイ」、エビが丸ごと入った「海老シューマイ」の4種類が食べられる。
  


もちもちした食感のシューマイ


食べ歩き用に考案された「開港シューマイ」は、黒船・百年・トマトの3種類を1本の串に! シューマイの新しい食べかたを楽しめそうだ。
 


 3種類のシュウマイが串になった「開港シュウマイ」350円