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横浜市のカラス対策ってどうなってるの?

ココがキニナル!

大通り公園に朝集まるカラスへの対策は?/横浜では東京のようにカラス対策をおこなっていないのでしょうか?最近周りでカラスをよく見るので気になります(アランさん/Ichiさん/migiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

東京のような積極的な駆除は行っていない。カラスのエサとなるもの(ゴミ)を置かない、減らすという措置をとり、徐々にカラスの数を減らしてゆく方針。

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ライター:細野 誠治

実はカラスは減少傾向にあるという

ゴミ集積所をあさったり、人への威嚇や糞害などを引き起こしたりしているとされるカラス問題。お隣の東京都では大がかりな捕獲・駆除作戦が報道されているけど、横浜はどうなっているのか?

筆者の近所でもたくさん見かけるし、数年前には頭頂部をカラスに突かれ出血した苦い思い出もある・・・。横浜のカラス問題の現状と対策を横浜市環境創造局動物園課に聞いてみた。
 


市役所の敷地内に掲示されたポスター。この辺にも多いのだろうか?
 

今回伺った環境創造局。カラス問題は動物園と同じ課!


その前に、積極的なカラス駆除を行っている東京都のデータを見てみよう。2001(平成13)年に始まったカラス駆除作戦(カラス対策プロジェクト)により、現在、東京都のカラスの生息数はおよそ半数の1万9100羽にまで減少したという(2001年当時はおよそ3万7000羽)。

都に寄せられる苦情件数は年間最大3754件だったものが、548件にまでダウン。予算を組んで、巣の撤去、カラスを捕える罠、ゴミ集積所のゴミをネットで覆うといった取り組みの結果が実を結んでいるとされる。

では、横浜市はどうなのか?

「横浜市では東京都のような積極的な駆除は行っていません」(環境創造局担当者)

やっぱり・・・。そんな予感はしていた。個人的にはよく見かけるし・・・。
では、現在、横浜市が行っているカラス対策は・・・

1.「カラス注意」を促すポスター看板の貸し出し。
 


貸与される「カラス(にご)注意」のポスター


2.人への危害がある場合にのみ、カラスの「巣落とし」の費用を最大1万2000円まで負担(実際の作業は民間業者が担当)。

3.カラスのヒナの捕獲(この場合も親鳥の人への攻撃が認められることが条件)。
なお、飛行の練習をしている雛(ひな)の近くには親カラスがおり、無闇に近づくと危険だそうだ。
 


よちよち歩きしている雛(ひな)カラスに注意!
 

雛(ひな)の近くには気の立った親ガラスが必ずいる! 本当に注意!


・・・だという。うーん、これで大丈夫なんだろうか? そんな疑問が浮かんでいたところ、意外な言葉が飛び出した。

「実は、現状では、カラスの数は減ってきているんです」

えっ!? そうなの?