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八景島シーパラダイスで1日過ごすとアトラクションに何回乗れる?

ココがキニナル!

八景島のプレジャーランドパスを購入し、1日中頑張った場合、どのくらい乗れるものでしょうか(恋はタマネギさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

1日あれば島内アトラクションを3周してもまだ余裕。乗車回数だけでなく、乗車内容も充実させればお得感はさらにアップ!

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ライター:秋山 千花

貧乏暮らしが長引くことで知らぬ間に身に付いてしまうもの、それが「貧乏根性」。かくいう筆者もまた貧乏根性丸出しの卑しき人間である。とにかく「〇〇放題」や「フリー〇〇」と名の付くものにはめっぽう弱いのだ。

筆者にとって「〇〇放題」はまさに戦い。ただでさえお得感たっぷりのその価格の中で、いかにやり切るか・・・。それだけを念頭にこれまでも幾度となくさまざまな戦いに挑み続けてきた。

そんな筆者のもとに届いた今回のミッションがこちら。
「横浜・八景島シーパラダイス」のアトラクション乗り放題パス「プレジャーランドパス」への挑戦である。
 


決戦の地は「横浜・八景島シーパラダイス」


みなさんご存知の通り、「横浜・八景島シーパラダイス(以下、シーパラダイス)」は横浜市金沢区に位置する人工島・八景島にある複合型海洋レジャー施設で、水族館・遊園地・ショッピングモール・レストラン・ホテル・マリーナ等を有する横浜屈指のレジャースポットである。

1993(平成5)年開業当時のキャッチコピー「恋する遊び島」は、実に印象的なフレーズで、汚れ知らずの女子校生だった筆者もこのコピーに誘われ初デートで訪れた甘酸っぱい思い出がある。GWの混雑に巻き込まれ、やり切ることもなく終わったあの日。なんとなく去り難く、黙って手をつないだまま見つめたメリーゴーラウンドの輝きは今も胸の片隅に残る切ない記憶である。
 


あれから20年・・・


20年前の反省を踏まえて今回筆者が選んだ決戦の日は、混雑の予想される土日を避けた平日。「待ち時間のタイムロスは、最小限に抑えること」、これすなわち「〇〇放題」制覇の鉄則である。



調査1. 「プレジャーランドパス」のお得感を検証してみよう



調査対象となった「プレジャーランドパス」は、シーパラダイスのアトラクションゾーン「プレジャーランド」のアトラクションフリーパスで、お値段は大人1名2900円。リストバンドになったそのチケットを見せることで、一日何度でもアトラクションを楽しむことができるとってもお得なチケットだ。
 


お得なプレジャーランドパス


どのくらいお得かは、その単券料金及び乗車所要時間、エリア内移動距離を見れば一目瞭然。
 


プレジャーランドで楽しめるアトラクションとそれぞれの単券料金および乗車所要時間
<クリックで拡大>


上記の表から、すべてのアトラクションに乗車するために要する時間は、移動距離を含めてもわずか1時間30分程度。恋人や友人と会話を楽しみながら移動しても、2時間ほどみればすべてのアトラクションに乗車できることがわかる。

 


すべてのアトラクションをポイントにエリア内を一周すると約1.7km。
その移動時間はおよそ30分となる(画像提供:横浜・八景島シーパラダイス)
<クリックで拡大>


実際にプレジャーランドパスでアトラクションをまわっていた専門学校生のお二人に話を聞いたところ「12時くらいに来て一周まわってきました! あとはブルーフォールに乗ろうかなって思っています」との回答。ふたりに話を聞いた時刻が13時50分くらいなので、おおよそ計算通りといえる。
 


東京から遊びに来たというあかねさん(左)とひとみさん


これをもとに、さらに1日あたりで計算すると、平日の開園時間が10:30から18:00までの7時間30分(※)なので、実に島内を3周してもさらに昼食時間まで取れることになる(※日によって開園時間が異なります)。

単券料金で換算すれば、1周の合計が7700円なので、入園料含め3万円は軽く超えるお得感! 水族館には目もくれずただひたすらアトラクションを満喫したい方には、絶対におすすめのチケットである。




調査2. アトラクションの楽しみ方を実証



普通に1周まわるだけでも十分にもとがとれる「プレジャーランドパス」。しかし、もとを取るだけで満足しないのが卑しき筆者の貧乏根性。そこで、アトラクションを思い切り楽しむためのポイントを教えてもらおうと、八景島事務所を訪問。

これまでにも「はまれぽ」で何度かお世話になっている広報の鷲田さんに「ねぇねぇ、誰かいい人紹介してよ~」とお願いしたところ、「いい人いますよ!」とご紹介いただいたのがこの方。

 

鷲田さんいわく「八景島のジュード・ロウ」こと川原田さん(アトラクション担当)


もともと金沢区育ちで、八景島シーパラダイスにもよく訪れていたという川原田さん。「小学5年生の頃に、バイキングに20回くらい乗ってクリームソーダーを吐いた経験があります!」と、まさに今回の企画にうってつけの人物。

入社歴11年の中で、ブルーフォールなど7つのアトラクション免許を取得、担当してきた経歴を持つ。「免許?」と首をかしげる筆者に語られた話によると、アトラクションを動かすためにはそれぞれの免許が必須となるとのこと。

 


日本一の高さを誇る垂直落下型スリルライド「ブルーフォール」


各アトラクションの分厚いマニュアルには、点検、非常時の対応、出発前アナウンスなどさまざまな項目があり、その内容について実施・筆記試験をクリアすることで初めて運転することが許されるのだという。安全第一、お客様の笑顔を守ることがアトラクション担当の最重要任務なのだ。