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横浜らしいかき氷が食べられるお店を教えて!

ココがキニナル!

横浜らしさが味わえるかき氷のお店を紹介してください。(boris55jpさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

三溪園内にある和の趣が深い「三溪園茶寮」と、台湾式新食感がウリの横浜中華街「QQ屋台屋・雪の氷」の2店舗を紹介。

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ライター:クドー・シュンサク

諸説ある中で、かき氷について最古の記述があると言われているのが枕草子。当時は削った氷に樹液をかけて食していたとされている。
うだる暑さが続く日々に、涼しげなかき氷記事、どうぞ。
 


和の枢軸的甘味処「三溪園茶寮」



まず1軒目は、JR根岸駅からバスで10分ほど、「間門小学校」下車徒歩5分の三溪園内にある和の趣が深い甘味処「三溪園茶寮」から。三溪園は、1906(明治39)年開園から107年経ち、横浜市指定有形文化財3棟にも指定されている市内でも歴史ある場所。
 


良い風景
 

入場料(500円)を払いおじゃまします


自然に囲まれた気持ちいのいい園内をしばらく歩くと、「いいねぇ」と静かにつぶやきたくなる風情の甘味処「三溪園茶寮」に到着。
 


いいかんじ
 

いいかんじである


取材の旨を伝えると、とても丁寧に快く応じてくれる店員さん。
暑い、ということもあり、席に着き早速かき氷を注文。シロップはおすすめの「ゆずレモン」と珍しい「梅」にした。
 


しばし待つ


まず運ばれてきたのは店員の方おすすめのゆずレモン(450円)から。
 


涼しい


甘酸っぱいレモンシロップにゆずアイス。さっぱりとした味わいとゆずの香りが爽やか。氷は粗くなくやわらかい口当たりで品のいい仕上がり。暑さも一気に和らぐ。

もう1品の梅(500円)も運ばれてきた。 
 


梅も涼しい
 

店員の松本恵理さんの自宅で採れた梅を、シロップ煮にして作っているというかき氷梅。
甘さの中に梅の香りとほのかな酸味がクセになる味。少し苦みもあるのがまた、いい。とても、うまい。
 


涼んで仕事は忘れるようにした


店員の方から、「少し珍しいかき氷のような1品と名物の団子をどうですか」とのお言葉。
いただくことに。
 


手作りヒヤヒヤ甘酒(400円)
 

団子は大根おろし(200円)とずんだ(150円)


「手作りヒヤヒヤ甘酒」は冷やした甘酒にかき氷を入れたもの。甘酒のフローズンといったかんじ。お好みでシロップとおろししょうがを入れていただく。非常に、美味。
団子はとても弾力のある食感で、ずんだは豆の香りが良く甘さ控えめ。大根おろしは少し辛味があって海苔がとてもいいアクセントになっている。とにかく団子の弾力ある心地いい噛み応えが良い。
 


店先からの眺め


ここ「三溪園茶寮」は60年の歴史を持つ老舗甘味処だという。メニューはすべて手作りで、強いこだわりを持っているとのこと。営業時間は三溪園の開園時間内の、午前9時から午後4時半ごろまで。甘味のほかに、おでんや蕎麦といった食事メニューもある。

 

話をしてくれた店員の松本さんが最後にもう1品だしてくれるというので
 

三景わん(1000円)をいただいて帰ることに


すべて手作りのこだわりある品々。かき氷の「和」な味わいは深く印象に残る味だった。
ごちそうさまでした。