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はまれぽ松宮が横浜市営バス「同じバス停名が続く停留所」を調査!

ココがキニナル!

99系統の同じ名前のバス停が気になるとありますが、103系統にも、「本牧市民公園前」という停留所が二つあります。探せば結構あるのかも。まとめて紹介してください。(nobaxさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜市営バスで同じバス停名が連続する停留所は9ヶ所!同じバス停名に連続して停まる理由は、乗客の要望に応えたことがきっかけとしてあげられる!

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ライター:松宮 史佳

投稿によると、横浜市営バスでは「同じバス停名が連続する停留所」が存在するらしい! 一体いくつくらいあるのだろうか? また、その理由は!?
 


市民に広く愛用されている市営バス


横浜市営バスを管理している横浜市交通局に取材を申し込み、ご担当者に直撃することに!
 
 
 
同じバス停名が連続する停留所とは!?


横浜市交通局自動車本部路線計画課路線計画係の矢作秀秋(やはぎひであき)さんと長田英治(おさだえいじ)さん(残念ながら写真はNG)にお話を伺う。

矢作さんによると、横浜市営バスで「同じバス停名が連続する停留所」は全部で9ヶ所とのこと。
 


同じバス停名が続く停留所は9ヶ所!
<クリックして拡大>


意外にもあるんだなと驚く。

では、一体なぜ「同じバス停留所名」が連続することになったのか?
残念ながら市営バスの路線に関する古い資料は残っておらず、あくまで推測だが、もともと“異なる路線で同じ名前のバス停が近くに存在”していたが、新しい路線が走ることになって再編され、「お客さんの要望で両方のバス停に停まるようになったのではないか」と答えてくれる長田さん。

なお、お客さんから「なぜ同じバス停名が連続するのか?」という問い合わせはほとんどないそうだ。また、バス停名を変更するとなると、路線図やバス停留所を新たに作り変えるなどの「コストもかなりかかる(具体的な費用は非公開)ため、今後も変更は考えていない」とのこと。
 


ちなみに「連続しない同じバス停名」は横浜市内に19ヶ所存在する(主な系統)

<クリックして拡大>


ここで、市営バスつながりのキニナル「横浜市営バスに系統がありますが1系統から続きで全部あるのでしょうか? 100番台もあるので気になります。途中抜けていたらその理由とか1が1番古いのかとか知りたいです(matugさん)」について尋ねることに。

矢作さんによると、現在市営バスは「1~300番台まで」。
 


その中で抜けている系統を抜かすと、「概ね130系統」程度


前出の「同じバス停名」と同様に古い資料は残っていないため、「どの系統が一番古いのか」「系統が抜けたそれぞれの歴史的背景などはわからない」そうだ。しかし、2004(平成16)年ごろより“独立採算化”を目指して路線のスリム化を決行。2007(平成19)年には大々的な路線ごとの編成を行い、採算の取れない路線は廃止された。

ちなみに「一番乗車率が高い路線」は“鶴見駅西口~川向町折り返し場”を走る41系統で1日あたりの乗車人数は1万7470人。

「同じバス停名が連続する停留所」と「市営バスの系統」について伺った松宮。ここで実際に「同じバス停名が連続する停留所(市内で9ヶ所!)」をまわってみることに!



バス停は市内に点在! どうする!?



まずは前出の横浜市交通局・矢作さんに送っていただいた“手書きのバス停マップ”をもとにバス停の現在地を調べ、「バス停が市内のどこに点在しているか」を確認し、「バス停巡りにどれくらい時間がかかるのか」を見積もることに。
 


・・・かなり広範囲に渡り点在している!

<クリックして拡大>


バスで巡ったら、いつ完全制覇できるかわからないので、車で行こうと決意。だが、松宮は“生粋のペーパードライバー”。

「・・・ここはあの男に頼むしかない!」と吉田氏に連絡。すると、「俺は忙しーんだよ!」と拒絶。「そこを何とか!」と頼むと、「1日だけだぞ! 車で全部まわれるように住所調べとけよ!」と吉田氏。

と、いうことでバス停の住所を必死に検索する松宮。が、バス停の住所はほとんど“手書きのバス停マップ”に記載されておらず、ネットでも検索できない。そこで、バス停近くにある目印(学校や市民プール等)の住所を検索し、記載していく。
 


このように、目印を付けていった(Googleマップより)


しかし、時間がない! 
1日で「同じバス停名が連続する停留所」を制覇しなければ!
 
 
 

トラブル続出!? 同じバス停名が連続する停留所を大捜索!



・・・翌朝。気合いを入れて吉田氏との待ち合わせ場所であるJR関内駅へ。

「ちゃんとバス停の住所は調べてきたんだろーな?」と吉田氏。「目印は・・・」と松宮。吉田氏は20時までに会社に戻らないといけないらしく、取材できる時間は「7時間のみ!」。

13時、“同じバス停名が連続する停留所を巡るツアー”がスタート!
 

同一名称の停留所が連続する主な系統&停留所
No. 系統 停留所名 所在区
1 80・305 青砥(おおと) 緑区
2 12 白山高校 緑区
3 305 石橋 都筑区
4 6 港北区総合庁舎前 港北区
5 111 日野中央公園 港南区
6 70・99 浜小学校前 磯子区
7 58 八幡橋 磯子区
8 99 尾上町 中区
9 54・103・105 本牧市民公園前 中区

バス停を探し、横浜市内の6区を爆走する!


効率を考え、遠方の緑区からまわることに。305系統のバス停「青砥(おおと)」を探す。やや道が混んでいたため、30分ほどでバス停付近に到着! 車で走りながら、絶対に見逃さないようにと目印の静岡中央銀行中山支店を探していると・・・
 


ああっ! 銀行があった!
 

バス停には、次の停留所「青砥(おおと)」の表記が!


車を駐車場に入れ、別の仕事をする吉田氏。松宮は1人で手書きマップを手にし、次の「青砥」を探す。
 


周囲は畑が多く、のどかな雰囲気
 


徒歩5分ほどで2つめのバス停「青砥」を発見!


駐車場に戻ると「サクサク行くぞ!」と吉田氏。「わかってる!」と松宮。これは(めずらしく)幸先がいい。

・・・この時はまだ後々に渡り“大捜索が繰り広げられる”とは思ってもいない2人。