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横浜都橋商店街の「説教バー」に再訪! メッタ斬りされるのは誰!?

ココがキニナル!

吉田編集長をそろそろ都橋商店街の説教バーに再訪させてください。これは年1回はやらないとね。(brooksさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

木下とともに編集長・吉田が再訪し、今回も辛口でメッタ斬りに。前回よりも優しく含蓄のあるママの説教に心があたたまった

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ライター:山口 愛愛

「言葉使いに気をつけろ!」と、今度は木下へのダメ出しからスタート



説教バーはとはどんなところ?」というキニナル調査で、訪れたのは1年半前。場所は、大岡川沿いの長屋風の建物に、小さな飲み屋がひしめく都橋商店街だ。

2階のスナック「IBUKI」は、「説教バー」として営業しているわけではないが、ママの「せっちゃん」が本音の辛口トークで客と接している。「本音で言わないと、その人のためにならない」との信条は、口が悪いだけのトークとは違う。
前回、「ニヤけすぎ、権力のある人にヘコヘコするタイプ、ナルシスト」などとダメ出しされた編集長・吉田が再訪。
 


1回目の不安げな様子とは違い余裕の笑みを浮かべる吉田


今回は、ユーザーから名指しで「空気が読めない」とのコメントをもらったことがある編集部の木下を連れて訪れた。さぁ、どんな辛口トークでバッサリ斬られるのやら。

店に向かったのは、午後8時過ぎ。「こんばんは、はまれぽです!」と3人で挨拶をすると、「なんで2回もくんねん。そんなにネタがないんかい」と先制パンチ。
「いえいえ、前回好評で、再訪してほしいとリクエストがあったんですよ」と説明すると「まぁ、座れや」と含み笑いを見せるので、カウンター席に腰を掛ける。
 


お客さんからもらったトレードマークの帽子を被る「せっちゃん」


店内を見渡し、「スナックなんて来ないからな。ちょ~いい感じ!!」と木下。
「おい、吉田。部下に言っとらんのかい。この店は、ちょー、まじ、ヤバイは禁止やねん。あと『○○的には』とかいう、意味のわからん使い方も気に食わん」とせっちゃん。「本当に説教された!」と怯える木下。

せっちゃんがお気に入りの青リンゴサワーを注文し、グラスを傾けながら、さっそく始まったお説教を聞き入る。
 


3人分の飲み物を用意
 

カンパイと同時に説教が始まった

 
「こんな部下しかおらんのか?」
「いや、会社にはいい子が多いんですよ~」と適当に返す吉田。
「簡単に人をいい子、いい人、悪い人とか判断すんな。本質をちゃんと見てから言えや」とせっちゃん。

しょっぱなからダメ出しをされた自分のことはさておき、「前回と比べて、吉田のいい加減っぷりはどうですか?」と吉田への説教を促す木下。
「相変らず、滑舌が悪い」と一喝。
 


「相手に伝わるように、はっきりしゃべれ」と指摘
 

木下は、ここぞとばかりに「吉田は早口だし、短気だし、何を言っているかわからない時があるんですよ!!」と、日頃のうっぷんを晴らすかのように話に乗る。

「短気言うても、怒るのと、注意するのとはちゃうねん。自分が注意されているだけ、ちゃうのか。己も知らずに、文句ばっか言う奴が多いねん。だいたい男に働かせて、何もしないで文句ばっかり言う、女も多い。仕事や子育てのせいにして、料理もろくにしないアホな女も多いしな」

せっちゃんは「たいがい、私は男の味方やから」と付足し、口だけではなく、テキパキと手も動かして、おにぎりを出してくれた。「セロリのおにぎりや」。
 


和風出汁で炊いたごはんとセロリが合う


白米とセロリ、という斬新な組み合わせなのに、どこか懐かしいほっとする味わい。ムシャムシャとおにぎりをほおばっている吉田と木下の二人を見比べながら、「なぁ、自分のこと好きか?」とせっちゃん。

「自分、大好きです!!」と答える吉田に「えー! 気持ち悪い!」と声を上げる木下。
「自分のこと、好きやないやろ」とせっちゃんに指摘され、「なんで、わかるんですか?」と木下が聞くと、「顔が暗いから」とひと言。

「・・・すぐにいじけちゃうんですよね」と木下が言うと「こいつは男にいろいろ求めるタイプやな、誕生日も何かほしがる奴やろ。男に期待すんな、見返りなんか求めるな。本物の愛は無償の愛やで」とせっちゃん。
 


木下が説教されている間も「うまい!」とおにぎりをほおばる吉田


「毎年誕生日に“早くおめでとうメール来ないかなぁ、なんでくれないんだろう”とか思っちゃいますね・・・」
「あほか、誕生日は子どもが生んでくれた親に『ありがとう』という日や! そんなに言葉がほしいなら、上司(吉田)に伝書鳩でも飛ばしてもらえや」と笑い飛ばした。

「人はそれぞれやから、人に理解なんか求めるな。騙されたとか、騙したとかいう奴もおるけど、男と女は五分五分や」と木下に言うと、思い当たる節があるのか、なぜか吉田が大きく頷いていた。
 


時々、一服しながら身になる言葉を繰り出す