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横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.22 新春企画!「鶴ヶ峰商店街」を歩き、おせち料理ならぬ「オケチ料理」はできるのか

ココがキニナル!

新春にちなみ、師走に縁起の良い旭区「鶴ヶ峰商店街」で食材購入。本格的な「オケチ料理」の制作に挑む

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ライター:河野 哲弥

あけまして おめでとう ございます
新春のお喜びを 心より申し上げます


さて、1000円を持って商店街をぶらっと歩く「横浜『1000ぶら』商店街探訪」。本年最初となる第22回は、お題と商店街が、編集部から指定されてきた。

「おせち料理ではなくて、『オケチ料理』を作ろうと思っているんですけど。場所は初日の出にちなんで旭区、しかも縁起がいい名前の『鶴ヶ峰商店街』で」。
 


ということで、相鉄線鶴ヶ峰駅に到着


そこで、改めておせち料理について調べてみると、一般的には、祝い肴(田作り、だて巻き、クリキントンなど)、煮物、酢の物、焼き物などで構成されているようだ。

これら10品目余りを、合計1000円以内で完成させる必要がある。単純計算なら、1品100円。まともに作っていては達成不可能なことが、誰の目にも明らか。

したがって今回の目的は、単に総菜を買って詰めるのではなく、「ケチケチ食材を利用した、見た目がそれっぽいような祝い重の制作」になる。いざ、買い出し開始。
 


駅前の移動販売店にて、新鮮なダイコンをGET!



駅を降りると、軽トラックで移動販売をしている露天商が目に付いた。
この場所のオーナーでもある店主の嶋﨑伸男(しまざきのぶお)さんによれば、普段なら水曜日と金曜日に、自らの畑「嶋﨑フレッシュファーム」で採れた新鮮野菜を販売しているらしい。ただし、この日は年末だったため、臨時で営業していたようだ。
 


その日の採れたて野菜を、直売価格で提供
 

今年で4年目、定年を期に農業を始めたという嶋﨑さん

 
取り扱っている野菜は20品前後で、季節によって、その内容は異なる。また、養蜂も手がけていて、クリの花から集めた自家製ハチミツを売っているのがポイント。さっそく味見をさせていただいたところ、糖度が高く、コクのある風味が特徴的だった。
 


「つるがみねはちみつ」、600g入り2400円、300g入り1300円
 

カゴごとに小分けされた、みずみずしい野菜

 
ハチミツを買ってしまうと、その時点で予算オーバーなので、ここは手堅くダイコン170円のみを選んだ。これだけの大きさがあれば、酢の物や煮物などでカサを埋められるだろう。なお、この時点で、残金830円。
 


手作りの豆腐店で、生揚げを購入



商店街の中ほどに進むと、ユニークな展示をしている豆腐店を発見した。社長の石川一郎さんによると、本店は旭区の四季美台(しきみだい)にあり、この鶴ケ峰店は支店になるそうだ。


自家製商品を販売する「マルトウ鶴ケ峰店」外観
 

冷水が4段の滝のように流れてくる、おもしろい仕掛け

 
昭和30年代に個人商店としてスタートしたマルトウは、国産大豆100パーセントにこだわり、ニガリも伊豆大島ものを使用しているのが特徴。現在では、旭区を中心に、保土ケ谷区や戸塚区の一部などへも移動販売をしているそうだ。
 


ヘルシーな日本食がズラリ
 

フワッとした中身が絶妙だという、生揚げ(190円)

 
なお、各製品は本店で製造しているが、一部の総菜などは、この支店でも直接手作りしているらしい。ここは思うところがあり、生揚げを購入。残金は640円となった。