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横浜シーサイドラインの「プレミアム探検ツアー」はどのくらいプレミアム?

ココがキニナル!

横浜シーサイドラインの「プレミアム探検ツアー」。どんな内容で、どれぐらいプレミアムなのか、すごくキニナル!(ウル虎の冬さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

金沢区に本社がある横浜シーサイドラインが区内の施設や企業の魅力を周知したいと2012年から開始し、今回が7回目。普段入れない場所や体験もできる

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ライター:はまれぽ編集部

普段できないプレミアムな体験を!



年の瀬も迫った昨年(2013〈平成25〉年)12月26日、横浜市金沢区に本社を構える横浜シーサイドラインの「プレミアム探検ツアー」という、なんともキニナル名前のイベントが行われた。響きからして、きっと楽しいに違いないと思い、早速取材を申し込んだ。
 


取材対応してくれた高山裕樹営業係長


高山係長によると、プレミアム探検ツアーは、金沢区の頑張っている企業や市の施設を広く知ってほしいと、2012(平成24)年12月からスタートし、今回が7回目。

普段は見ることができない横浜シーサイドラインの点検用線路や企業・施設のラインら裏側が見られるとして小中学生から鉄道ファンまで人気のイベント。定員は先着40人だったが、早々に定員いっぱいとなったという。

探険場所は毎回変わり、参加資格は小学4年生以上。参加料は昼食と一日乗車券が付いて大人1150円、小人830円。

当日はキャンセルした人数4人を除いて36人が参加し、午前9時からシーサイドライン新杉田駅で受付を開始。冬休みに入ったこともあって、親子連れの姿も多く見られた。
 


参加者の年齢は小学生から70歳までと幅広い
 

受付を済ませ午前9時38分発の電車で、いざ探険スタート!


シーサイドライン市大医学部駅で下車し、歩くこと約8分。最初の目的地は1918(大正7)年に創業し、架線から電気を取り込むパンタグラフやモーターをコントロールするVVVFインバーター制御装置など車両用電気機器の専門メーカー「東洋電機製造」だ。

鉄道に興味のある方なら、聞いたことがある会社だろう。
 


小雨交じりにもかかわらず、足取りも軽やか


出迎えてくれたのは・・・
 


東洋電機エンジニアリングセンターにあるパンタグラフ


吉野善彦・東洋電機製造横浜製作所長から会社概要を聞いた後、いざ工場へ!
 


参加者にあいさつする吉野所長


横浜製作所では電車が架線から電気を集めるためのパンタグラフや、モーターを制御するVVVFインバーター制御装置などのほか、IC乗車券のカードチャージ機やJR東海・西日本・九州の車掌用携帯端末なども作っている。
 


東洋電機製造の商品の一例


参加者は工場用の帽子をかぶり、1920(大正9)年に同社が初めて製作した電車用モーターを見学。
 


同社の電車用モーター1号機


その後、まだ世に出ていない採用予定の新幹線に使うという、プレミアムなパンタグラフや列車用車輪の製造工程をじっくり見て回った。
 


どんな新幹線に使われるのだろうか
 

部品が作られていく過程に目を奪われる参加者




プレミアムな路線を体験



約1時間30分の見学を終えた一行は次の目的地である、横浜シーサイドライン本社がある並木中央駅へ移動。
 


同社オリジナルキャラクター「キラキラ☆シーたん」
 

新杉田駅構内店舗「四五六菜館チャオズ」のお弁当でランチタイム


その後は、同駅構内で探険を再開。整備を終えた列車専用で、普段は一般人が立ち入ることができない「試走線」を走行するツアー特別列車に乗車した。さすがプレミアムツアーだ。
 


試運転用の車両が置かれていた 
 

普段は走ることがない車両基地を動画や写真に収める参加者も多かった


試走線の後は、車両の汚れを落とすため洗浄線へ向かう。
 


大きなブラシが迫ってくる迫力は圧巻


車両がキレイになった後は、こちらも普段は使わない非常口からの降車を体験。角度が急な階段を使うため、参加者は足元を確かめながら手すりにつかまるなどして恐る恐る降りていた。
 


慎重に、慎重に