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横浜港の安全を支える10の灯台、内部に入って特別調査!

ココがキニナル!

横浜港には10の灯台があるそうです。ですがそんなにあったかなぁとあんまりピンときません。横浜港の安全を支える10の灯台がキニナル。(だいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜港には10の灯台が存在。灯台のほかに灯標や灯浮標といった海の安全を守るしるべもあり、今回は横浜大黒防波堤東灯台の中へ入り特別調査に成功

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ライター:クドー・シュンサク

横浜港に10の灯台。多いような、そうでもないような。港の知識に特異なところがないと数のことや詳細な役割はわからないもので、マンホールの一件でお世話になった横浜海上保安部の交通課のみなさんにお伺いを立てに。
 


横浜港の灯台、そして灯標(とうひょう)と灯浮標(とうふひょう)



前回のマンホール記事から約8ヶ月ぶりに再訪の海上保安庁横浜海上防災基地に到着。
 


前回と同じく海上保安部交通課の課長である安徳弘幸(あんとくひろゆき)さんを訪ねる
 

おじゃまします
 

ひさしぶり


受付を済ませ交通課のある2階へ。
安徳さんと8ヶ月ぶりの再会。「どうぞ、こちらへ」と笑顔で迎え入れてくれた。
席に着くなり、「キニナル見ましたよ(笑)。この灯台の写真いいですね。灯台の数ですが・・・10あります」とのこと。
 


さっそく灯台の諸々の話へ


横浜海上保安部が管轄するのは横浜・川崎・小笠原の3つの港の水域。その中で横浜港には10の灯台が存在し、すべて「防波堤灯台」と呼ばれるもので、航路を進む船へ港の入り口を示すもの。およそ20km先から灯台の明かりが確認できるものだという。
 


「そうだったのか! 安徳弘幸の学べる海の安全」スタート


横浜港には10の灯台のほかに、海の安全を守る灯標(とうひょう)と灯浮標(とうふひょう)というものも存在する。そのすべては航路標識の中で光波標識と呼ばれるもの。光で船を導く役割をする。ここで、聞き慣れない灯標と灯浮標の役割について。

灯標:波の間に見え隠れする岩や浅瀬に船が乗り上げないように、暗しょうや浅瀬の上に立つものや、海底のおもりに固定され、海上に浮かんでいる光波標識。
 


高さ約10メートル、東京湾東水路中央第一号灯標(提供:横浜海上保安部)


灯浮標:船を決められた安全なコースに誘導するため、海に浮かべられた光波標識。灯標と同じく、暗しょうや浅瀬があるところを示す役割もある。
 


高さ約5メートル、神奈川第一号灯浮標(提供:横浜海上保安部)
 

クドー「灯標と灯浮標は横浜港にいくつありますか」安徳さん「いい質問ですね」


横浜港に灯標は7つ、灯浮標は8つ存在するという。また、灯台・灯標・灯浮標といった光波標識は「夜標(やひょう)」とも呼ばれ、船や町の明かりとはっきり区別できる光を出す。これを「灯質(とうしつ)」といい、光の色と光の出し方の組み合わせでほかにない明かりを出す。
 


「そうだったのか! 安徳弘幸の学べる海の安全」終了


安徳先生がキニナルにあった横浜港にある10の灯台の写真をご用意してくれていたので、写真で紹介。
 


投稿にもあった横浜北水提灯台(1)(提供:海上保安部)
 

横浜大黒防波堤東灯台(2)(提供:海上保安部)
 

<クリックして拡大>(提供:海上保安部)


(左から時計回りに)横浜外防波堤南灯台(5)横浜大黒防波堤西灯台(4)横浜外防波堤北灯台(6)横浜本牧防波堤灯台(3)。
 


<クリックして拡大>(提供:海上保安庁)


(左から時計回りに)横浜大黒ふ頭船だまり波除堤灯台(7)横浜貯木場防波堤灯台(8) 横浜金沢木材ふとう東防波堤灯台(10)横浜本牧砂利ふとう防波堤灯台(9)。
 


位置関係はこんなかんじ(クリックして拡大)


安徳先生にどこかひとつ灯台を見せていただけるか聞いてみた。写真2枚目の横浜大黒防波堤東灯台に連れて行ってもらえるとのこと。
キニナル灯台へ。