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六角橋にある「横浜とんかつ」がウリのトンカツ屋さんってどんなお店?

ココがキニナル!

岸根のエッソ隣にあるトントンという店名だけで業種が理解できるお店が気になるのですが、車を止められないままいつも通り過ぎてしまいます。是非調べていただきたいです(ぷさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜が大好きな洋食出身のご主人が作り出すリーズナブルでおいしいトンカツを提供する「豚2(とんとん)」は常連さんに愛される温かい雰囲気の店

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ライター:はまれぽ編集部

「横浜とんかつ」ってなんだ?



「おそらく、豚肉料理だろう」。投稿を見て一瞬で判断した食べ物には目がない、はまれぽ編集部。

しかし、一口に「豚」といっても、はまれぽでは「豚殺し鍋」や「豚のしっぽ」、「さくらんぼ入り酢豚」など多くの豚肉料理を紹介してきた。

「これは取材せねば!」と意気込んで調査を始めると「横浜とんかつ」なるものを扱っているという。
横浜市内でトンカツといえば、言わずと知れた老舗「勝烈庵」がある。
 


ハマっこが愛する老舗の味

 
その老舗を差し置いて「横浜」を名乗るトンカツがあるとは。これは、キニナル!
激しい雨の中、横浜市営地下鉄ブルーライン岸根公園駅からお店に向かう。駅を出てJR東神奈川駅方面に歩くこと約7分。この辺りだと、東急東横線の白楽駅からも同じく歩いて7~8分の位置だ。投稿にあったガソリンスタンドが見えてきた。
 


ガソリンスタンドの奥に「とんかつ」の文字が

 
お店の前に来ると、確かに「豚」と「横浜とんかつ」とある。
 


早速お邪魔します!

 
出迎えてくれたのは店主の矢口健一さん。
 


「取材? いいよ」と矢口さん。ありがとうございます!

 
まずは、お店についてうかがう。投稿にはカタカナで「トントン」とあるが、正式な屋号は「豚2(とんとん)」で、6月に8周年を迎えるのだそう。

横浜生まれの矢口さんは、16歳で料理の世界に飛び込んで以来、ほぼ洋食一筋に渋谷、新宿、赤坂などで修業を重ねた。50歳ごろから「コックコートを着て、お客さんの前で気取って料理の説明をすることが、だんだん辛くなってきた」と感じ始めていた。

しかし、独立するにしても「洋食だと、お客さん1人に対してフライパンを4つも5つも使う。お客さんに提供する料理は手を抜きたくないから、一人でやるのは厳しい」と、お客さんを第一に考えてたどり着いた答えが修業先でも作った経験があったトンカツ店だったのだという。

ちょうどそのころ、生まれ育った横浜で、しかも実家の近くに手ごろな物件が見つかったため、ここで開業を決めた。
 


お客さんのために生まれたようなお店

 
もともと、矢口さんと姉の2人で開業したのだが、次第に姉が経営から離れ、矢口さんが一人で切り盛りすることに。店名の由来は「2人とも体格がいいから、ブタが2人で“豚2”」とのこと。
―いやいや、そんなことありませんって!

お客さんは男性が中心だが、1人やグループで来る女性も意外と多いそう。広めのカウンターに8席と6人掛けのテーブル席があり、常連さんを中心に、毎日20組以上のお客さんに加えて5個前後、持ち帰り用弁当の注文があるそうだ。