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静けさが心地よい旅。はま旅Vol.12「弥生台編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第12回は、川沿いの静かな町、弥生台駅。横浜からたった20分の町に、畑や森のある豊かな自然が広がる。

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ライター:谷 直美

弥生台駅に到着



相模鉄道快速で、横浜から20分のところにある弥生台。
降り立つと、賑やかな横浜とはうってかわって、こぢんまりした駅周辺。

学生時代からバックパックかついで色んな国を旅してきたライター谷にとっては、気ままな徒歩さんぽはかなりの得意分野であります。好奇心の赴くままにいざしゅっぱーつ。
 


南口を背にして。小さなロータリーを囲んで、お花屋さんや銀行がある
 

ロータリーの大きな木のたもとにある、町の由来の看板


昭和50年代の宅地開発の際、弥生時代の土器が発掘されたことから、弥生台と名付けられた。比較的新しい呼び名のようだ。

弥生台は駅を挟んで、町の様子ががらりと違う。南側は、新しい住宅や集合住宅が広がり、北側は昔からのお屋敷が多く、阿久和川の流れに沿った遊歩道が町を縦断するように長く続く。



新しい町南口



まずは、楽しげな南口をぶらぶら散歩。ベビーカーを押す若い母親の姿が目につき、こぎれいな住宅が連なる。
いかにも横浜のベッドタウンという感じ。

大通りをしばらく行くと、おいしそうなパン屋さんを発見。「La Pignon」(ラ・ピニヨン)にお邪魔した。
取材中も、ひっきりなしにお客さんが訪れて大忙しの合間をぬって、親切に対応していただいた。
 


コバルトグリーンの明るい外観
 

右からオーナーシェフの奥さまの松井さん、スタッフの稲又さん


店名の「ラ・ピニヨン」は、フランス語で「松の実」のこと。オーナー松井さんの名前にちなんで名付けられた。
常時80種類ものパンが並ぶ。ただ種類が多いだけでなく、そのパンに一番合う生地を使い分け、調理パンの具も手作りする細やかさ。
 


上段左から 栗がごろごろ入った全粒粉パン240円、パンコンプレ310円、パンオフィグ240円
 

ガーリックラスクとアーモンドラスクの売り上げを被災地に寄付する取り組みを続けている


食べきれないくらいの今日のランチを買い込み、ホクホクでお店を後にする。
この大通り沿いは、花屋さんやレンタルショップなど、生活に便利なお店が軒を連ねた、なかなかに楽しいエリア。
「ラ・ピニヨン」からさらに2分ほど歩くと、またもすてきな店構えの「Patisserie RENCONTRE(ランコントル)」が現れた。
 


ブラウンを基調とした落ち着いた店構え
 

オーナーパティシエとマダムの荒井ご夫妻


ランコントルは今年で5年目を迎えたそう。カフェスペースが併設されており、のんびり寛ぐお客さんも多いとか。
 


上から時計回りに ショコラピスターシュ 350円、 シュークリーム 150円、
ムースフランボワ 330円、 エレール 360円


のんびりしたい気持ちを抑えランコントルを後にして、国際親善病院あたりにさしかかると、お店が途切れて住宅エリアになってくる。
事前リサーチによると、かまくらみち沿いには弥生台の新鮮な地場野菜が手に入るお店があるとのこと。ここで引き返してかまくらみちに向かう事にする。

立場方面に向かって少し歩くと、畑やビニールハウスが広がるのどかな景色が現れた。
 


ほっかむりして散水するおじいちゃん


直売所を2つ見つけた。
その日にその場で取れた作物を、食卓に乗せられるって、一番安心でおいしいこと。
遠くの田舎に行かなくても、こんなに近くで手に入る。なんとも贅沢なことだ。
 


「長谷川果樹園」直売所。隣には大きな果樹園が。秋が楽しみ
 

「トマトハウス」直売所にて。ピカピカのトマト!