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横浜中央市場内にある超人気店「もみじや」が突如閉店! その理由とは!?

ココがキニナル!

横浜中央市場にある「もみじや」さんが4月30日で閉店してしまうそうです。お店や店主(社長)の今後が気になりますのでレポートをお願いします。(コビン・ケスナーさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

店主曰く、閉店理由は「体力の限界」。だが、実際は「金銭的事情」だと関係者は証言。なお、4月末で閉店だったが、なぜか5月3日まで延長された。

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ライター:松宮 史佳

以前、はまれぽでも取り上げた横浜中央市場にある超人気店「もみじや」。なんと、その「もみじやが閉店する」との投稿が! 

実は以前、「夜メニューを紹介して」と別の投稿があった。そのため、「もみじや」の店主の方に取材を申込んだところ「夜営業は予約制」と言われ、連絡待ちだった松宮。これは一体どういうことなのか。真相を確かめるべく、早速「もみじや」へ!
 
 
 

超人気店「もみじや」閉店の理由とは!?


 


ランチ終了時間の午後2時に来ても30人ほどが並んでいる
 

入口に衝撃のメッセージが! やはりウワサは本当だった!

 
・・・1時間が経過し、すべてのお客さんがいなくなったのを確認。
 

 
店主の鈴木智雄さんを直撃!

 
開口一番に閉店の真偽を尋ねると、「ホント」とあっさり言う鈴木さん。“閉店のお知らせ”を掲示したのは4月1日。閉店を決めたのは「突然」だという。「超人気店なのにナゼ?」と尋ねると「持病の腰痛が悪化した」「ずっと休みがなくて疲れちゃってさ」と答えてくれる。

と、ここで「平塚から食べに来た」と言う女性が鈴木さんのもとへ。そして「閉店を知り、ショック!」と話す。鈴木さんによると、神奈川県内はもとより全国からお客さんが来るらしい。やはり、遠方から食べに来ていた人も多かったんだなと実感する。
 


閉店を惜しむ人々

 
そういえば、夜は営業しているのか? 鈴木さんに伺うと、「今週宴会が入ってる」とのこと。“超人気店のもみじやが閉店”とは本当に残念だが、せっかくなのでもう1つのキニナル「宴会メニュー」を取材させていただくことに!
 
 
 
「もみじや」の歴史
 
日を改め、4月中旬の午後6時。「もみじや」に到着。まずは店主の鈴木さんに「もみじや」の歴史を伺う。
 
鈴木さんは東京・三鷹市生まれ。幼いころ山形に引っ越し、1961(昭和36)年、集団就職のため横浜へ。そして3年後、料理の道に入った。以後、瀬谷区に「割烹 まるとも」を創業。仕入れのために横浜中央市場へ通ううち、(場内にある)店の人と知り合いに。そして縁あってほかの人が経営する「もみじや」をそのまま引き継いだ。
 


気さくな店主・鈴木さん

 
実はもともと「もみじや」は蕎麦屋だった。しかし、蕎麦とともに会席を提供するように。徐々に新鮮な魚介が評判になり、「魚介をメインにした今のスタイルになった」と鈴木さん。「もみじや」は何度もTVで取り上げられており、連日300人から400人ほどが来店するそうだ。
 
人気のヒミツを尋ねると、「俺はお客さんにウソつかないから」「誠実だからじゃないかな」と答えてくれる。値段は見ず、「よいと思った魚介を仕入れる」とのこと。
 


「もみじや」は多数のメディアに登場する人気店だ

 
やはり、人気のメニューは「おまかせ定食(1000円)」。ウニがどーんと1箱載っているほか、マグロやエビなど、“10種ほどの魚介が盛りだくさん”らしい! 豪華な定食を1000円で提供して大丈夫なのか? 心配になり、尋ねると、「全然儲からないよ(笑)」と鈴木さん。
 


会社の仲間で「もみじやの常連」という方々にインタビュー!

 
「もみじや」が閉店すると聞き、7~8年通うという男性は「なくなると寂しい」と答えてくれる。
 


ウニやマグロ、サーモンの盛り合わせにカニが付いた豪華な3000円コース

 
鈴木さんによると、閉店を知り「泣き出すお客さんもいた」とか。やはり多くの人々が「もみじや」の閉店を惜しんでいるようだ。