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13年続いたtvkの人気番組「saku saku」がリニューアル! その後はどう変わる?

ココがキニナル!

tvkの人気番組「saku saku」が3月をもって、今の形での番組が終了するとのことで気になります。来月から、どうなるか黒幕さんや出演者の方へインタビューお願いします。(ピエロ/ハムエッグさん)

はまれぽ調査結果!

13年間続いた「屋根の上」から「レンタルビデオショップ」と舞台を変え4月からも絶賛放映中の「saku saku」。黒幕さんからのコメントも頂戴した

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ライター:クドー・シュンサク

「tvk不動の看板番組」というのは過言か、否か。そういう重しのあるテーゼとは無縁の空気感と佇まい。しかし、希有で魅力的な番組といえば、「saku saku」は当てはまる。その上、日常のそよ風のように日々に寄り添う存在のtvk音楽情報バラエティ「saku saku」。

13年間続いた「とある横浜のアパートの屋根の上」から、この4月に放送時間を30分繰り上げ朝7時からに変更し、「とある横浜みなとみらいあたりのレンタルビデオショップ」と舞台を変えた番組のキニナル点を、出演者のインタビューを含めクローズアップ。



「saku saku」が歩んだ13年と、これから



小さく動いた「saku saku」 の歴史を語るなら、まずこれから。
13年間続いた屋根の上編の「saku saku」を語る上での最重要人物(仮)とされる黒幕さんのコメント。ほんのちょっとの鎮魂歌。

 

黒幕氏
 

「まー、いろいろありましたけれども、私は屋根の上を去ることになりました。13年もあるといろいろなことがありまして。saku saku班のかたと一緒につくってきた番組だということを実感しています。今後は今と変わらず栞(しおり)ちゃんもいるので、番組を託したいと思います。とりあえず、13年間ありがとうございましたぁ~! 如意棒!」

如意棒、ということで。

イントロとしては最高の音が鳴ったところで、いつもお世話になっている編成部副参事の近藤さんと、番組プロデューサーであるミューコムカンパニー企画制作部長の武内さんに、番組の現在に至る流れや諸々、tvkに伺い、お話を聞くことに。

 

おじゃまします
 

取材日は番組リニューアル初収録の日。ほど良い緊張感と、ほど良いsaku saku感が漂う局内。収録を控えた局内で、近藤さんと武内さんにお話を聞く。

 

取材開始
 

13年間続いた「とある横浜のアパートの屋根の上」が終了、そして出演者と舞台を新しく「とある横浜みなとみらいあたりのレンタルビデオショップ」に変えた理由から伺った。

武内さんいわく「そこまで大げさなものでもないですが、長寿番組といわれる番組がいくつか終了し、時代といいますか、潮流というものもあり、“変わるべき時期”を迎えたので、それを逃さずに番組を変えることに踏み切りました」とのこと。

 

出演者左からトミタ栞さん、カンカンさんとポンモップ、アイドルDJユニットくりかまき
 

「終了ではなく、今までにないリニューアル感をと思いまして」
 

そこには大きく、3年前の3月11日のことが関わっているとも話してくれた。
「あの日に起きたことによって、当たり前が当たり前でなくなる恐怖感を多くの方が抱き、そこからモノの価値観や重要性というものに変化はありました。それから経つ月日が時代の流れとして目の前に、必然性を帯びた何かとして通り過ぎたのが、今という現状に必要な変化のきっかけだったのではないかと思います」。

 

「決して大げさなのもではなく、流れていく中での発見や気づいたことです」
 

あらためて、「番組リニューアルに関しての心機一転のようなお気持ちはありますか」と尋ねた。回答はコチラ。

 

「それはもう、フレッシュ光線バシバシでいきますよ(笑)」
 

13年間、saku sakuを見守り続けた武内さん。華々しく立ち上げた番組なので、生半可に変えては意味がないという気持ちと、本来番組が持つ志を曲げることはないと話してくれた。その答えが、現在のリニューアルした番組として、カタチになっている。

 

「ですけど、まあ・・・」
 

まだ、いろいろと良い意味で、saku sakuらしく見切り発車な部分もあるという。そのさぐり感とかけ合いのフレッシュ感、光線バシバシで、和やかかつ、シュールにシニカルに進んでいくのがこれからのsaku sakuの注目点。新キャラクター、レンタルビデオショップの店長である「ポンモップ」のしゃべりにも要注目(プレッシャー込)とのこと。

 

ロゴも変わった最新型saku saku
 

「あと・・・4月から目立つぞ!(笑)も大事なテーマです(笑)」と武内さん。
虚心坦懐な姿勢と、やわらかなユーモアが、ナチュラルな振り子としてお話の隅々から感じ取れた。
ここで、収録が始まるとのことなので、少々見学させていただくことに。