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文明開化の味がする!? “新牛肉食メニュー”をライター・細野とはまれぽ編集部が提案!

ココがキニナル!

6月2日の開港記念日に向けて横浜発祥文化を知るために、横濱アイス工房、横浜くりこ庵、ムカヰベーカリーの3店舗で牛丼の具材をアレンジ! 横浜の名店とのコラボにより新たな美味が花開いた!

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ライター:細野 誠治

開港記念日を盛り上げろ! 新たな横浜名物を本気で作ってみる!



今年も「開港記念日」がやってくる!
 


特設ページ展開してます!

 
横浜市民、ハマっ子にとって「開港記念日」は年に一度のハレの日!
そんな横浜のBIGイベントで記事が書ける・・・ハマっ子ライター冥利に尽きます。

今回、筆者が担当するのは「新たな横浜名物を生み出せ!」というミッション。

編集部・宮城と協議の末、「牛丼」でいきましょうと。
開港とともに全国へと広がっていった横浜発祥の牛肉食、そのなかでも比較的メジャーな牛丼・牛鍋。つまりは出汁と醤油味で味付けされた牛煮込みですね。これを使って新しい食べ物・食べ方を提案してみよう、という訳です。
 


牛丼に牛鍋、横浜から。(写真はイメージ画像)

  
開港から155年。出汁と醤油味で煮込んだ牛肉は美味い! ご飯と食べたらもっと美味しい! それ以外の食べ方をしたってきっと美味しい? そんな疑問を解決するべく、横浜の名店とコラボレーションしてみました!



横浜で牧場直送のアイスが堪能できる! 横濱アイス工房



まず今回のキニナル、使用する具材(牛丼のタネ)をどこで調達するべきか?
横浜には「太田なわのれん」「荒井屋」「じゃのめ」など数々の名店がある。
ここは庶民の味方、安価に手に入れられるタネで行こう・・・という訳で横浜・鶴見で創業した牛丼の「すき家」さんの牛皿を使ってみよう、ということになった。

「すき家」さんにご一報いれたところ「それは大変興味深いですね。是非作ってみて下さい」とのご返答。これで心置きなく新メニュ―開発を進められる。
 


鶴見から日本全国へ。すき家の牛皿を使って新メニューを作ります!
 

編集部・宮城が、事前に素材を持ってお願いしに参りました・・・

 
一軒目は戸塚の『横濱アイス工房』さん。戸塚駅から徒歩20分くらいかな? 明治学院大学そばだ。
 


この看板が目印!
 

カワイイお店と俺、激写
 

店頭にあるオブジェ。触るとハッピーになれるそうですよ

 
こちらの『横濱アイス工房』さんは、自社で横浜に牧場を経営されているお店。だから毎日、搾り立ての新鮮牛乳を使ったアイスやソフトクリーム、ジェラートが味わえるのだ
 


美味しそうですな

 
ここでお店のチョイスを担当した編集部・宮城に聞いてみる。
―ところで、どうしてアイスとコラボを?
宮城「アイスも横浜発祥ですし、牛肉とミルクで“親子丼”みたいな・・・」
―そうか! なるほどな! (不安だ・・・)
 


キレイな店内。そして某バラエティーもロケに・・・

 
今回、各お店の皆さまには、お忙しい営業時間を避けて前もって仕込みをしていただいた(本当にありがとうございます)。
 


事前に「牛丼アイス」を仕込んでくれた嘉山さん(厨房の様子はヒミツ)

 
では、と「牛丼コラボアイス」を持ってきていただく。すると・・・
 


どーん! と登場、牛丼アイス

 
あっ、見た目「クッキー&クリーム」みたい! でも牛丼の匂いがするよ。
工程はまず牛皿の汁を煮詰めてミルクアイスへ。牛肉はフライパンでカリカリに焼いたそうだ(この作業で肉がアクセントになる)。
 


いただきます!


口に入れた瞬間、濃厚ミルクが口いっぱい。すると「呼んだ?」とばかりに牛丼味がグイグイくる。見事にミルクアイスと牛丼が合体した味。
甘塩っぱい“みたらし味”や、塩キャラメル味のアイスに近いかな。
 


食べきりサイズの牛丼アイス。筆者は完食 

 
はまれぽ読者さまのなかには「無い」と思われている方も多いかと。でも筆者的には「全然アリ」。カリカリに焼いたラスクにディップしたら、すごく美味しいと思う。

ここで代表の小野さんが登場

編集部・宮城がご
協力をお願いした際に「じゃあ、やってみますか」と快諾してくださった方だ。
 


小野さんも初めて試食する

 
一口食べると小野さん、大爆笑。
 


俺、美味いと思うけどな・・・ 


たった1回のセッションでここまで「アリ」な味。感心しました。
あと何度か試行錯誤したら、かなりウケるものになるかと・・・。
 


最後に記念写真を。ありがとうございました!



横浜駅そば、行列の絶えない名店! 横浜くりこ庵


お次は筆者が以前にキニナルを解決した『横浜くりこ庵』さん。記事掲載後、裏メニューをオーダーする方が増えたそう。
 


駅前の繁盛店、横浜くりこ庵さん

 
栗の入った『くりこあん』をはじめ、“外はパリパリ、中ふっくらなたい焼き”を横浜名物にするべく、日々精進してらっしゃるお店。ここならば新たな新開発メニューを作って下さるに違いない。
 


新規事業企画室の山本さん。自ら陣頭指揮をとってくださるとは

 
山本さんは牛丼コラボについて「面白いですね! 是非やりましょう!」とノリノリでお返事してくれたそうだ。
 


じゃ、いってみましょうか・・・と
 


タイも「まさか・・・」と困惑したろうに

 
香ばしさと牛丼の匂いがします。期待できそう!
山本さん曰く「一度、試作したらビックリするほど美味しかったですよ」とのこと。

こちらの製作過程はシンプル。焦げを出さないよう出汁つゆを使わず、牛肉に玉ねぎ、紅ショウガを餡として投入した。
 


できた!

 
割るとモロに牛丼。
 


紅ショウガも入ってます

 
いただきます。
 


パクッ!
 

・・・!
 

UMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE————————————————!

 
かぶりついた瞬間、美味さが襲います!(写真の表情でお分かりかと)
パリパリ皮に牛煮込みが合う合う、紅ショウガもいいアクセント。
言っちゃいます、牛丼より好きかも。

同行した編集部・宮城も試食して叫びました。
この味を誰かに伝えたい、思わず並んでいた方にお裾分けを。
 


東京からきた柳川夫妻に試食をしていただく。

 
「美味いです! これ売ってたら買います!」とご主人。紅ショウガが苦手だという奥さまも「これ好きです。美味しいです」とのこと。

山本さん、これ発売しましょうよ! 新たな横浜名物にできますって!
 


編集部へのお土産として。記念写真パチリ

 
山本さん、横浜くりこ庵さん、ありがとうございました!