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みなとみらい地区でオススメの「ランナーズステーション」は?

ココがキニナル!

横浜各地にある「ランナーズステーション」がキニナル。皇居では盛んみたいですが、横浜ではどんな人がどんな風に利用しているのか…夜走る人なら夜景の名所なんかも知ってるの?(ヨーコさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

設備の充実度などから、中区にある「THE SPACE」を訪問! 横浜市内に勤める人が会社帰りに汗を流していくことが多く、夜景は有名なスポットが人気

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ライター:河野 哲弥

走る、走る、オレたち



日々の生活の中に適度な運動を取り入れ、いつまでも健康な生活を送ろう!
今、こうした「健康ブーム」が広まりつつある。

国も2000(平成12)年度から、「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」という指針を定め、その普及に努めているようだ。
その背景にあるのは、生活習慣病の予防など。一例を挙げれば、適度な運動には、血圧を下げる効果があるという。


健康づくりの普及啓発を掲げる、内閣府のサイト

 
しかし、「適度な運動」というお題目を唱えるだけでは意味がない。いくらヤル気があっても、その環境が整っていなければ、休みの日などに限定した運動になってしまうだろう。

今回の投稿にあったランナーズステーションとは、ロッカーやシャワーなどを備えたランナー
向けの施設。「平日でも可能な健康づくり」というニーズを受けて、横浜各地に誕生したものと思われる。

その内容は、シューズやウェアのレンタルまでそろえた専用施設から、スポーツ用品店に併
設されたものなど、さまざまな規模があるようだ。中には、「ランニングステーション」のように利用できるスーパー銭湯もあり、明確な数は把握しきれない。

そこで、詳細な実態を探るべく、企業や官公庁の多いみなとみらい地区に絞って、いくつか施設をピックアップしてみた。すると、JR関内駅から徒歩約5分の位置にある「THE SPACE」というランナーズステーションが、ロッカー数やグッズなどでほかをリードしている模様。
 


みなとみらい地区にある主なランナーズステーションの比較(価格は税込み、以下同)
(クリックして拡大)

 
そこで今回は同店を訪ね、現状の利用状況や長続きさせるためのコツなどを伺うことにしたい。併せて、利用者に、お気に入りの夜景スポットなどもヒアリングしてみよう。



ランナーの集う「場所」にしたいから、「THE SPACE」



「大人にも、体力測定の機会があっていいと思うんですよ」

そう話すのは、「THE SPACE」の代表を務める佐々木均(ささきひとし)さん。子どもの運動会などで、気持ちに足が付いていかない「歯がゆい思い」をしたことのある人は、決して少なくないだろう。体力の衰えは、自分の知らないうちに訪れるものなのだ。

そこで同店では、主にランニングを通じて自分の健康や体力を確認するとともに、健康づくりを支援する活動を行っている。
 


弁天通に面した同店の外観
 

もともとサラリーマンだったという、佐々木さん

 
一般のスポーツクラブと異なるところは、建物内で器具などを使用するのではなく、あくまでランナーのための支援に徹しているところ。

「ジムなどに入会すると、それだけで満足して、健康を得た気分になってしまいますよね。へたをしたら、通わなくなってしまうかもしれない。でも、それじゃ意味がないんです。自分から『やってみたい』と思わなくては」と、佐々木さん。では、どのようにして利用者のモチベーションを上げているのだろうか。
 


各種ランニングイベントが張り出された、同店入口
 

レンタルシューズやレンタルウェアなどが充実した店内

 
その一例が、「羽田空港飛行機工場見学ラン」や、ビール工場の飲み放題・食べ放題が付いた「ビアラン横浜」などの、ユニークなランニングイベント。企画を記したポスターを眺めていると、佐々木さんが「いかに楽しくランニングを続けられるか」を重視していることが分かる。

シューズやランニングウォッチは1点までレンタル無料。ウェアやTシャツもそれぞれ100円でレンタル可能。こちらは、誰でもいつでも手軽に取り組めるための工夫だ。

こうした「機会の提示」を行っている「場」が、「THE SPACE」。おおよその雰囲気がわかったところで、今度は、同店の設備を案内してもらうことにしよう。