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昭和の古き良き文化を残した「歌声喫茶」が白楽にあるって本当?

ココがキニナル!

50年代60年代に流行った歌声喫茶がいまだに白楽にあるらしいです、キニナル。(だいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

月に2回、歌声喫茶として営業している障がい者就労支援のカフェレストラン「一(いち)」。あの時代の歌声喫茶を愛した人たちが気持ちよく歌っていた

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ライター:クドー・シュンサク

1955(昭和30)年ごろから東京都内を中心に広まっていった「歌声喫茶」という文化。今もなおひっそりと息をする店もあるが、あまり陽の当たる存在としてはではなく、古き良き文化の継承、維持といったところで、新宿界わいを中心に、まだ小さくではあるが文化として残っている。

音頭と指揮をとるリーダーと伴奏者に合わせ、お客が皆で合唱する。曲はその当時のポピュラーミュージック。皆で歌う、その合唱による一体感、それこそが歌声喫茶の醍醐味ともいえるという。

白楽にあるという歌声喫茶へ。古き良き、文化を体験。



月に2回の歌声喫茶。カフェレストラン「一(いち)」



イメージとしては、レンガ造りでちょっとステンドグラスをあしらった外観。レトロな様相を描いていた。東急東横線の白楽駅から歩いて1分くらいで到着したお店は小奇麗なこういう外観だった。
 


予想外

 
イメージとしては、記事でも取り上げた「ホフブロウ」のような外観と思いきや、ヘルシー自然食がいただけそうな文言とフレッシュな装い。どうなるもんか・・・。
そうこう外で写真を撮っていると、人がそこそこお店に入っていく。
 


ご年配の方々

 
店に入り、中の様子を窺うことに。
 


おじゃまします

 
歌声喫茶が始まるまで時間が少しあるようで、お茶やランチをしてくつろぐ方々。すでに客席は埋まりつつあった。
 


間もなく歌声喫茶開始

 
ここカフェレストラン「一(いち)」では、月に2回、第2木曜日(13:00~15:20)と第4木曜日(18:30~21:30)に歌声喫茶としての時間を設け、営業しているという。
慌ただしくなってきて、客席も満席となったところで、歌声喫茶のスタート。
 


リーダーの方の指揮とアコーディオンによる伴奏
 

大正時代から受け継がれる童謡「雨降りお月さん」から歌声喫茶スタート

 
20人以上いるお客さんたちが一斉に、はつらつと声を出して、伴奏に合わせ生声で歌う。飲食店でこういった様子は初めて見る光景で、その一体感とインパクトには、いくばくか圧倒された。
 


同じく大正時代から現代に続く童謡「てるてる坊主」へと

 
歌うお客さんは歌う。ちょっと休むお客さんは歌詞を置き、お茶をしながら歌に耳を傾けたり、その自由な場の空気も良く、それぞれがそれぞれとして、ひとつの歌声喫茶という場を楽しむ。
ここで次曲に流れてきたのが「夏の思い出」。遥かな尾瀬~のやつ。
 


参加してみる

 
歌いだしと、それから歌い続けて10秒くらいは抵抗があるというか、慣れない恥ずかしさもあったが、歌い進めていくとすぐに慣れ、とても気持ちのいいもんでした。
 


伴奏アコーディオンはコウノさん

 
泣きのノスタルジックな音色を奏でるアコーディオンも心地よく、オールドミュージックならパット・ブーンとか聴きたいなと思いながら歌声喫茶は後半へ。
 


お客さんの先導で洋楽曲の歌声も始まった

 
様々なジャンル、それとお客さんの一体感とそれぞれの自由な空気感。好対照なようでその相まった様相に皆さんとても居心地良く過ごしているように見えた。
歌いだしや歌い終わりの皆さんの笑顔も印象的だった。
 


歌本と
 

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